５連休がとれたってことで・・・ ―５月６日 ＴvsＢ観戦記―

６日　８回戦（横浜）　ベイスターズ １勝７敗
勝：土肥 ２勝３敗　負：安藤 ２勝２敗　Ｓ：クルーン １敗４Ｓ

横浜スタジアムにはじめて乗り込んできたぜ！！
今年に入ってから仕事もずっと忙しかったし、せっかく大型連休を迎えたんやからここは自分へのご褒美ッちゅー意味もあるからね。

でもさ・・・

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そりゃ全部勝つのはムリやけどさ

なにもウチが行ったときに

負けんでもエェやんか！

いやまぁね、始まる前からイヤな予感はしてたんよ。
「そろそろ負ける頃やろなぁ」って予感もあったし、前日の試合で変に相手を勢いづかせてたし。
２２安打・１３得点の翌日で打者陣も大振りになるやろし。
そんな大振りしてくる打者に滅法強い土肥が先発やし。
自身の観戦勝率の高さに期待したけど、結局は相手の意地に屈したって感じやな。

・・・とまぁ日付は前後するが、せっかく楽しんできたので写真も交えて試合を振り返ってみるかな。

ＴＶで観るより実際はキレイな感じがした横浜スタジアム。
内野席側のフェンスネットを取っ払ってるので観やすい。
だからそう感じるのかもしれんな。
ただしファール球には注意しないと。

視線を左側に移すといつものように金本の姿が。
痛む右手に耐えながら初回に左前適時打を放つ。
ホンマ、この人には頭が下がる。
ただ、それがタイガース唯一の得点になろうとはこの段階で思うワケなく・・・。

タイガースの先発は安藤。
初回、いきなり石井に高いバウンドの中前打、藤田が犠打。
そして３番・金城の当りはこれまた高いバウンドのゴロ。
安藤がマウンド横で頭越しに捕球するが、勢いあまってでんぐり返り。
この一死・一三塁のピンチで佐伯を何とか三振に斬るも、続く村田への初球がユニフォームをかすめて死球。
満塁となって打席には５月にスタメン復帰してから好調の内川。
内角を詰まらせて打球はフラフラと二塁・関本の頭上へ。
ところが強風にあおられて打球はライト方向に流され、最後は浜中がスライディングキャッチ！
・・・だが僅かに及ばず、２点適時打に。
この回３本の安打ともイヤらしい当りで、安藤だけにまさに‘アン’ラッキーとしか言いようがなかった・・・。

三回表は関本から。
初球を叩いて右前打で出塁！！
しかしシーツ以下クリーンナップが全て内野ゴロに倒れて得点ならず・・・。

三回裏は安藤が簡単に二死を取ってから佐伯に中前打、村田に左前打を許してピンチを迎える。
打席は先ほど幸運な適時打で気を良くする内川。
ここは何とか遊ゴロに抑えて事なきを得る。

四回表、一死から鳥谷が中前打、矢野も左前打と連打。
安藤がキッチリ投犠打を決めて、二回に続いて得点圏に走者を置いて赤星。
だが遊ゴロに倒れてまたも逸機・・・土肥を追い詰めるがなかなかあと一本が出ない。

初回の２失点だけで粘っていた安藤。
だが五回裏、先頭の石井、２番の藤田の連続中前打で無死・一三塁の大ピンチ。
続く金城の当りも二遊間をゴロで破ろうかという当り！
それを鳥谷が何とか抑え、二塁へトス。
その間に三塁走者が還って１－３。
その後は落ち着いて佐伯を左飛、怖い村田を粘られながらも三振に打ち取り、５回３失点でマウンドを降りる。

まぁ、不運な当りが続いたり今回はしゃーないよ、安藤。 前回登板もライトで観てたけど、調子が悪いなりに丁寧に投げて試合は作っていたし。 今回も紙一重のところやったからね。

さぁ、そろそろ反撃といこか！
六回表、ベイスターズは先発・土肥が降板、２番手は川村。
「エッ、ここで交代！？」・・・思わず驚く。
今岡以下右打者が続くからかと思ったら、どうやら前の回に金本の打球を左手に受けた影響らしい（きのう抹消とのこと）。
そんなこととは露知らず、土肥が引っ込んでくれた方が好都合と決め込んでいた管理人。
その期待に応えるように先頭の今岡が中越二塁打で出塁！
浜中倒れたあと、鳥谷と矢野が連続四球で一死・満塁！！
ウハハハハ！だから言わんこっちゃない、ここは一気に攻め立てよう！
そして安藤の打順でこの人が代打で登場、三塁～左翼側がこの日一番の盛り上がりを見せる。

「絶対決めてくれる・・・」特に根拠もない予感が頭をよぎる。
そして初球、カメラを構えるより先に桧山のバット一閃！！

ポコン・・・！

高々と舞い上がった打球はあろうことか一塁・佐伯の頭上へ。
インフィールドフライのおまけつきで、桧山この好機にアッサリ凡退・・・。
思わず卒倒、通路階段で頭を打ちつける前に何とか体勢を立て直す管理人。
しかしまだ二死、今度こそ赤星が決めてくれるだろう。
・・・そんな願いもむなしく遊ゴロに倒れ、結局３打席連続の得点機にことごとく凡退の赤星。
我輩はこんな辛気臭いタイガースを観にわざわざ横浜まで来てしまったのか・・・？

そんな中一腹の清涼剤とも言うべき存在だったのが、２番手で登板したダーウィン。
六回からの２イニングを石井の内野安打だけに抑える安定した内容。
特に六回は内川以下を三者三振に斬る見事な投球。
このところ無失点で来ていたのはダテじゃなかった。
一塁牽制悪送球があったのはご愛嬌。

七回表、ベイスターズ３番手・木塚から代打・藤本が左前打で出塁！
関本との併用が続くがバットコントロールの安定感は今年のトラナインの中でも随一だ。
さぁ、今度こそクリーンナップのバットが火を噴くとき。
打席は前日５安打、浜中を抜いて首位打者に立っているシーツ。
一気に畳み掛けるか。

おいおいバントかよっ！！
いや、おそらく三塁・村田の守備位置を見て自ら判断したのだろう。
しかし木塚の守備範囲内に転がってしまってシーツは一塁でアウト（記録は犠打）。
五回以外は毎回得点圏に走者を送りながら、どうしてもあと一本が出ない。
何とか１点でもいいからここは返しておきたい。
しかし強いスイングが出来ない金本は平凡な三飛。
ここは何とか今岡に去年見せた勝負強さを思い出してもらおう。

「今岡打った～ッ！レフトスタンド一直線！！」

・・・みたいな感じだけど、実はバックネット裏へのファール写真。
まだまだタイミングが取れてないってゆーか、スイングが一定しない。
左手のバネ指がまだ痛いのかなぁ。
結局この打席は空振三振・・・まだ本調子には程遠いわ。
意外というかなんというか、この試合の今岡の守備機会はたったの一度。
初回に吉村の邪飛を処理しただけ。
『ゾッとコーナー』に速いゴロが飛んでくることは一度もなく、必要以上に寿命を縮めることなく観戦できたのはよかった。

八回表、ベイスターズも小刻みな継投で４番手は加藤。
先頭の浜中に期待がかかるが三振、この試合無安打と少し調子落ち気味。
だが続く鳥谷がトラナイン唯一のマルチ安打となる中越二塁打でまたもやチャンスを作る。
矢野が中飛に倒れ二死、打順９番のところで代打・片岡登場！
明らかに桧山のときとは違う微妙な盛り上がりの中、シンカー２球で追い込まれる片岡。
ボールが２つ続いた後、最後までタイミングの合わないシンカーに空振三振・・・。

去年は代打６打席連続安打の離れ業も演じた彼だが、今季は５度の打席で５打席連続三振と新たな伝説を作ろうとしている。
たぶん「速球を運べ～♪」のくだりがアカンかったんやな。
「変化球を運べ～♪」にしてたらシンカーにも対応できてたかもなぁ・・・。

八回裏、タイガース３番手は能見。
このところ徐々に自信を取り戻してきたのか、投球内容も安定してきた。
この日は４番・佐伯を三振に斬ったところで御役御免。
なんかワンポイントで終わらすには勿体無い感じもしたのだが・・・。

右打者が続くところで慎重に金沢を投入。
しかし替わりバナ村田に左中間二塁打、内川に中前打、吉村に右犠飛であっさり失点。
先週の甲子園ではスワローズ・青木に被弾されていたが、この日も甘く入った真っ直ぐをことごとくはじき返された。
球速はそれなりに出ているがキレの面で調子落ちかもしれない。
４月に中継ぎ陣を支えてきた疲れもあるんだろう。

いよいよ最終回、３点リードのベイスターズ。
満を持して『クアトロ Ｋ』の最後を飾ってクルーン登場！
「もぅエェわい！土産ついでにクルーン観て帰ろう（でも打って勝ってほしい）」
ブツクサぼやきながらクルーンの投球を見やると、先頭の赤星からまさにエンジン全開！

１５０km/h後半の剛速球をバンバン投げ込むクルーン。
赤星、何も出来ずに空振り三振。
ついで藤本も完全に力負けで遊ゴロ、アッという間に二死。
何とか首位打者のシーツに望みを託す。
そしてついにシーツへの初球・・・

どひゃ～ッ！！！１６０km/hキターーーーー！！！

はい、エェモン観させてもらいました。 これで胸張って大阪帰れまっさ。

見事にクルーンが三人斬りで横浜スタジアム初観戦はアッサリ敗戦・・・。

でもハマスタはホンマエェとこよね。
ファンサービスも充実してるし、ビジターチームのヒーローインタビューも場内に流したりしてるし。
甲子園も勝手に客が集まるようになったけど、もっとこの辺のサービスも見習っていくべきやろね。
先ずはフェンスの高さからかな（ムリかそりゃ）？

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また来るぞ、ハマスタ！！

んで、また負けたら完璧疫病神やな・・・

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☆６日のMY HERO of the MATCH☆

　　石井琢朗

安打を打つたびにセンタースクリーンに『２０００本安打まであと○本』って出るのってイイね。
あと５本、早く達成できるといいね。

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