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Apr 22, 2006

虫歯が痛い・・・

T|000 000 010 01 |2

G|000 001 000 02x|3

21日 1回戦(東京ドーム) ジャイアンツ 1勝

勝:福田 3勝 負:久保田 2敗3S

本塁打:李5号(十一回・打点②=久保田)


残り131試合で星勘定が5割。
一昔前のシーズンならこれから開幕するようなもんやし、気分新たに再出発といくか!
・・・な~んて思ぅとったらこの人も同じこと考えてたのね・・・あら、そう。

伝統の一戦での投手戦。
あれはいつやったかのぅ・・・優勝争いしてた'92年やったかな。
ジャイアンツ・斎藤雅、タイガース・湯舟の息詰る投げ合い。
湯舟が完璧な投球でジャイアンツ打線を無安打に抑えてたのだが、七回に突如制球が乱れて4四球を与えて押し出し。
ジャイアンツが安打・0でもらった1点を斎藤がトラ打線を完封。
結局湯舟は被安打・1、失点・1の完投負け・・・という試合やったと記憶してる。
当時は両軍とも優勝争いしてたし、それもペナントレースも後半の8月だか9月だかの試合だから、相当テンション上がりまくってTVにかじりついてたよ。
今はまだ始まったばかりやけど、あの日の記憶がよみがえるような井川と上原の熱い投手戦だったのは確か。
今年はそんなワクワク、ドキドキ感をこの両軍が魅せてくれるのかな?


しかしジャイアンツは去年とまるっきり色が変わったなぁ。
井川にしろ藤川にしろ、あれだけ一塁走者を気にかけるシーンは去年には全くなかったし。
チーム盗塁数もリーグでダントツトップやし、4安打でようやく1点、という牛歩戦術してた頃の印象は影も形もない。
単に今のチーム状態が良いだけじゃないだろう。
ハチャメチャに強い感じはしないけど、モロさはなくなってる。
逆にタイガースのほうが、ここ数試合勝負どころでモロさを見せてしもぅてるからね。


確かに久保田が打たれた瞬間はマジでムカついた。
でも彼しかおらんからね、最後を任せられるのは。
中継も終わってたし、スポーツニュースも観る気になれんかったけど、失投した久保田が悪いのか失投を逃さなかった李がスゴいのか・・・。
「何とか連敗を止めたい」という力みが久保田の指先を狂わせたのか・・・。
2日前に2 1/3回投げてこの日も2イニング目・・・。
抑え投手の宿命と言えばそれまでやけど・・・。
でもその前の打者、鈴木がしぶとく中前打で繋いでるからこそ。
鈴木の後ろへ何とか繋ごうとする意識、リードを大きく取って少しでも久保田に重圧を与えようとする意識が失投を生んだのかもしれん。
李もおそらく「自分で決めよう」と思わず、後ろへ繋ぐ気持ちがこの結果を生んだんやろう。


「ジャイアンツがここまで調子がエェのは、タイガースと当ってへんからや」
「この3連戦はそれを証明するエェ機会やわ!」

金曜の朝に行きつけの喫茶店でG党相手に息巻いてしもたけど、このままじゃこっちが頭下げなあかん。
去年と同じ気持ちでやっとったらどことやっても勝たれへん。
強いジャイアンツを負かして、強いタイガースここにあり!ってところをまた見せてくれ。


虫歯が疼いてしゃーないわ。



☆本日のMY HERO of the MATCH☆

  李承ヨプ


去年の日本シリーズからWBCとやたら打ちまくってるねぇ。
間違いなくトラが自信つけさせたな。



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Apr 10, 2006

世界に一人だけのアニキ

904


金本知憲選手


連続試合全イニング出場世界記録更新


本当におめでとうございます


そして我々に多くの感動を与えていただき


あらためてここに感謝します


その瞬間に立ち会うことが出来たことを


野球ファンとして心より嬉しく思います


本当にありがとうございました


今後も更なる活躍を期待します


Vision


試合終了後、ほどなくしてセレモニーの開始を伝えるビジョン


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手塚オーナーから受け取った記念盾を掲げる


Kanemoto_interview


清々しい表情でのインタビュー


手持ちのデジカメではなかなか暗所での撮影がうまくいかず、いい写真がたくさん撮れなかったのが残念。
岡田監督の花束贈呈の他に、矢野&下柳による『カル・リプケンJr.直筆サイン入りバット』の授与、東北福祉大の後輩・門倉健選手からも花束を贈呈されるなど、敵、味方関係なくその場に居合わせた全員が彼の偉業を称えた。

そしてビジョンには連続全イニング出場期間中に起きた思い出の名シーンが流され、最後にカル・リプケンJr.自身が肉声メッセージを届けてくれた。

 「今季の活躍を祈るよ、アニキ!」

あのリプケンが「アニキ!」と祝福。


最後にベンチ前に並んだタイガースナインとハイタッチ、つつがなくセレモニーは終了。
また、セレモニーの最後まで残って祝福してくれたベイスターズナインとファンにも感謝!

一生の思い出に残る野球観戦になってこんな幸せなことはない。


ナンバーワンになるだけじゃない


これからも特別な「オンリーワン」

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Apr 09, 2006

見届けろ トラの勝利と メモリアル

ついにこの日がやってきたねぇ。


金本知憲・連続試合フルイニング出場世界記録更新


タイ記録翌日が新記録って妙に味気ないってゆーかなんというか、もっとタイ記録の余韻も味わいたいような気もするような、なんか複雑な気持ち。
とはいえ、こんな歴史的試合にこんな自分が立ち会えるとはホンマ夢みたいな話やね。






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夢やがなぁ~・・・



いやいや、ホンマに行くんやがな。

どの道この日しか予定が開いてなかったからなんやけど、うまい具合に中止がひとつ挟まってくれたおかげで、素晴らしい試合を観戦できることになったわけだ。


去年の暮れ辺りから仕事からナニから忙しくなって、一時は平日も休日もないような日が続いたこともあった。
でも、金本知憲は私なんかよりもっとハードな仕事を少しも休まずクサらず、最高のパフォーマンスでもって日々取り組んでいる。
そんな彼に影響されるというか、見習う気持ちが私に芽生えたのも事実。
だから好きなこともやりたいこともガマンして、自分なりに何とか頑張れたのだ。
自分の意識を変えさせてくれたのだ。
そんな私に野球の神様がご褒美を与えてくれたのかな・・・?


彼はいつもどおり普段どおりに、我々の前に現れてくれるんだろう。
その‘当然’の積み重ねが大きな花となり、大きな感動を呼ぶ。
その場に居合わせることの喜びと幸せを胸に、みなさんとともに声を嗄らして彼の背中にこの言葉をぶつけてくる。


おめでとう、金本知憲

そしてタイガースの選手でいてくれて

日本が誇れるプロ野球選手でいてくれて

ありがとう、金本知憲



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Apr 07, 2006

やはり『ジャパンキラー』だったのか!?

T|101 000 000 000|2

C|000 000 020 000|2

6日 2回戦(倉敷) カープ 1敗1分


まぁ、勝てた試合だったやろね。

能見を八回から送ったのも「下位打線から始まるからポンポンと抑えてくれるかな・・・」ってな腹づもりだったのかもしれん。
でもその前の攻撃が「さぁ何点入るやろ?」って感じが今岡の併殺打でテンションダダ下がり、相手に流れが傾いてたからね。
ほいで先頭打者をイヤな感じで出してしまった・・・。
慌てて藤川投入しても、完全に相手へ勢いがいっちゃってたから。
むしろ、よくこの2点だけでとどまったと思う。

逆に、普通に戦えば勝てることは証明された。
そのままオクスプリングが投げきれば完封できてただろう。

見切り発車の藤川と久保田。
中継ぎ起用の能見。
今のうちに不安を払拭しておきたいだろうし、不安を露呈するなら今のうち。
将の苦悩はしばらく続く。
もちろんそれが短いことを今は祈る。



☆本日のMY HERO of the MATCH☆

  C.オクスプリング


なんかムリヤリこさえた新企画ぽいが・・・。

7回で被安打・4奪三振・5の無失点。
オープン戦の頃はまだ下半身がパンとせずに体の開きが早く、体も重そうで心配させたが、この内容はダテじゃなかったってことだな。
仕事中だったのでラジオをテレテレっと聴くだけだったのだが、なんせテンポがイイ。
そんなに威力のある真っ直ぐではなさそうだが、内・外角に球を散らせて時おり見せるカーブがいいアクセントになってた感じ。
何より四死球・0が光る。
今後はいかに自分の間合いで投げられるかが焦点になるかな。

しかしオールジャパンチームには強いなぁ



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Apr 05, 2006

イー アル サン スー ウー リュー チー パー・・・

中 止!になったのね、きょうは。

そーいや、去年は流れたの何試合?
2試合やったっけ?
仙台のイーグルス戦と8月末のドラゴンズ戦だったか?
去年はアホみたいにサクサク試合消化していったのに、今年は開幕4戦目での水入り。

そっか、中止なのか、ムフフ・・・。


んなワケで、雨が降ろうが風が吹こうが日曜だろうが休みがない管理人。
きょうになってようやく開幕カード3試合のVチェックをし終わって、他トラブロガーのみなさんに追いついたのだが、かつての鬼門・神宮での3試合を1勝2敗
井川2年連続開幕黒星、今岡チーム第1号、安藤痛恨被弾、藤本顔面自打球、関本2年ぶり一発、久保田実戦調教、江草先発初白星・・・などなどHDDレコーダーのゲップも聞こえるほど見どころ盛りだくさんな内容。

しかし3戦目の江草は素晴らしかった
開幕連敗で重圧のかかるマウンドだったが、井川よりもはるかに投球を楽しむようなマウンドさばきで、8回を4被安打無失点
右打者の懐をえぐる角度ある真っ直ぐに、ヒザもとへのスライダー。
ピンチにも冷静に球を低めに集め、3併殺を記録するなど意図していることをキッチリ出来ていた。
この調子でいけば今年はまず二ケタは勝てる。
その調子を今後どう維持していくか、初めての先発ローテに入ることでしっかり調整していけるか、じっくり拝見するとしよう。

打線は・・・今年もまた9点打線
レギュラーそれぞれに初安打も出たことだし、あした以降も変に意識しなくてもよさげ。
金本の打球も上がるようになったし、シーツも無走者のときは鬼だし、今岡は相変わらずだし・・・。
ただ、投手陣が中継ぎ以降に不安を若干抱えてるだけに、試合中盤から終盤にかけて打線にひとガンバリしてもらうケースがいま少し増えるかも。
ほいで、失点を防ぐためにも継投策や終盤の守備固めのタイミングとか、監督の采配も去年以上にキメ細やかさが求められるやろうね。
ま、岡田監督なら大丈夫だろうけど


今気づいたけど、今年になって初めてやな、トラのことを書き綴るのは。
今年は正月明けから仕事がバタバタしだして、ちょうど今はピークを迎えてるけど、シーズンも始まったことやしやっぱトラのことも気にかけてやらんとな。
観戦も決まってるのは今のところ今週の9日だけ。
まぁ、関西に住んでる以上はトラの動きはよくわかるわけだし、忙しいといってもその点はまだ幸せな方。

といったところで・・・


あしたは雨降らんといて!


・・・と、とりあえず祈ってみる。



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