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Jul 26, 2005

EXCITE SHEETS

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T|200 201 031|9

G|001 010 100|3

26日 10回戦(東京ドーム) ジャイアンツ 4勝6敗

勝:井川 10勝3敗 負:上原 6勝9敗

本塁打:シーツ10号(一回・打点2=上原)
     仁志6号(三回・打点①=井川)
     桧山5号(四回・打点②=上原)
     シーツ11号(六回・打点①=内海)
     清原21号(七回・打点①=井川)
     シーツ12号(九回・打点①=岡島)


台風7号の接近、関東上陸という情報に、せっかくの後半戦開幕がもしかしたら中止になるかもしれないと心配したがさすがドル箱カード。
ラジオを聴いて杞憂に終った。
なんといっても三塁側、レフト側がビッシリ埋まるタイガース戦を中止にするなんてありえんわな。
それも上原VS井川という(形の上では)エース対決なのだから。


22日のオールスター第1戦に先発して実質中3日登板の上原。
当然それに関してはおり込み済みだろうし疲れなど皆無だろうが、一死から鳥谷が右前打の後、シーツが中堅左へ先制2ラン本塁打
低めのスライダーに少しタイミングを外されながらも、体が開かずうまくバットで拾い上げた。
若干、球にキレが欠けるのか、鳥谷とシーツにキッチリ捕えられて絶対に与えたくない先取点を取られた上原。
しかし、上原も一発を浴びるタイプの投手だけに、単発で終らずにつないで崩していく姿勢をトラ打線も持ってほしい。

シーツの調子をはかるうえでのバロメーターとなるのが、左足の踏み込み
苦手の内角球を気にするあまり、どうしても先に左腰が開いて左足の踏み込みが甘くなり、外の変化球にバットが空を切るシーンが目に付く彼だが、この初回の一発はそういう不安点を感じさせないスイングを見せてくれた。
左足の踏み込み・・・これが今後の彼の打席に大きな意味を持つことになる。


いい加減名実ともに「真のエースへと脱皮だっぺ!」といきたい井川。
ラジオ中継を聴く限りでは、立ち上がりにしてはよく腕が振れてるようだが、snapshot20050726235205ここ最近の特徴をあらわすかのように二回までのアウト6つのうち、実にゴロアウトが5つ
打者の手元で沈むツーシームボールが威力を発揮しているのだろうか。

迎えた三回、先頭の8番・矢野に四球
当然続く上原は送りバントの構えだが、低迷しているチームの流れの悪さか、打球は強いゴロで井川の正面へ。
これを井川がうまくさばいて併殺打に打ち取り、ピンチの芽を事前に摘み取る。
ところが、この打球処理の際に左手を突き指したらしく、いったんベンチに下がって治療を施す井川。
程なくして何事もなかったようにマウンドへ戻り、1番に復帰した仁志を迎えるが、落ちきらない変化球を叩かれて左中間へソロ本塁打されてしまう。
続く二岡にも初球を二塁打を放たれて同点のピンチに打席は好調阿部。
本当に大丈夫なのだろうか?指は何ともないのか?
しかし、周囲の不安をよそに阿部に対して真っ直ぐを詰まらせ、二ゴロに斬って何の問題もないことを証明
指は大丈夫そうだが、もっとも彼の抱える‘問題’というのはもっと根本的な部分である。
最多勝争いを繰り広げる投手に対する言い知れえぬ不安・・・。
この妙な緊張状態から早く逃れさせてほしい


井川登板時にはなぜか面白いように得点が入るジンクスを考えれば、そろそろ追加点が入ってもおかしくない頃合い。
あまり本調子でなさそうな上原を三回まで打ちあぐねていた打線だが四回、先頭の金本が左中間を破る二塁打で出塁。
次の今岡に期待がかかるが、MBSラジオ解説の達川氏も日テレ解説の掛布氏も大絶賛するチーム打撃に徹した二ゴロで金本を三塁に進める。
一死・三塁のケースだと外野フライでも1点が入るし、相手も前進守備をとってくるので安打ゾーンも広がり、打者としてはとても気楽に打席に入れる場面。snapshot20050726235042
バットに当ればどうにかなるだろうという心境の打者に対して2球連続ボールから入ることは、投げる側からすれば非常に苦しいし、そこからカウントを整えられるほど今回の上原の調子は良くなかったということか。
3球目、ストライクを獲りに来た甘い真っ直ぐを桧山が強振すると、打球は美しい放物線を描いて右翼席中団に飛び込む2ラン本塁打

これまではなかなか第1ストライクから果敢に打って出る姿勢がなかった桧山だが、甘い球に対して積極的にバットが出ていたのを観ると少しは気分的に吹っ切れたのかもしれない。
確かに気楽でオイシイ場面ではあったが、ボールが先行して「次はストライクが来る」という確信のもとに迷いなく振りぬいた強気の姿勢こそ、彼の復調へのカギになりそうな気がする。
本当に吹っ切れたのかどうかをあらためて観たいので、相手先発が左投手のときでもスタメンで起用してくれることを望む。


調子が良いのか悪いのかわからない感じで投げてきた井川。
五回、先頭の清水に中越三塁打を浴びてしまい、初めてピンチらしいピンチを迎える。
次打者矢野の当りは井川を強襲するも、幸運にも二塁・藤本の前へ転がり、アウトひとつと引きかえに1点を失う。
だが失点の形としては最もいい形でもあり、下位打線ということもあるがここは後続を落ち着いて打ち取って最小失点でしのぐ。


2点差に迫られた六回表、先頭は先制弾のシーツ。
前回の攻撃に代打が出た関係でこの回からマウンドは内海
しかし全ての球が高く浮き、ストライクをとるのがやっとの状態。snapshot20050726233154
そしてカウント1―3から苦し紛れに投げた真っ直ぐが真ん中に入ったところを痛打するシーツ。
打球はアッという間に中堅・ローズの頭上を越えるこの日2本目となるソロ本塁打で大きな3点差をつける。
右投手に比べて左投手に対しては内角に入ってくる球に対して神経質になり、前述の左足の踏み込みが弱くなる傾向にある彼だが、サウスポーの内海に対してもその踏み込みの強さは変わらなかった。
左投手が内角に責める球に臆することがなければ、必然的に打率も上がってこよう。

それにしても、味方が点をとって追い上げた後に必ず失点するジャイアンツ投手陣
その投手陣が最大の弱点だと言ってしまえばそれまでだが、こうやって簡単に相手へ流れを渡してしまうようではいくら打者連中が頑張ったところで勝利は見えてこない。
はっきり言って、タイガースと野球の質が違いすぎる


実質的にこの六回の1点で勝負は決まったわけだが、八回には二死無走者からジャイアンツ3番手・シコースキーを攻めて6連打で3点。
最終回には三たびシーツのバットが火を噴いて、岡島から左越ソロ
本人も生涯初という1試合3本塁打の離れ業。
本来苦手にしていたはずの左腕から内へ食い込む真っ直ぐを完璧に弾き返したものだが、あの球をさばけるのは腰が開かずに最短距離でバットがスムーズに出ているからこそで、彼の調子もホンモノとみていいだろう。

球宴前は疲れもあってかなかなか打線が機能しなかったタイガースだが、5日間のリフレッシュを経て見違えるほどつながりが甦ってきた。
ただ、明らかにベイスターズ3連戦のときと今回のジャイアンツ投手陣との差が激しいので、一概に打線復活とは言えないかもしれないが、このシーツの復調は明らかに歓迎材料で、赤星から始まる切れ目ない攻撃をまた見せてくれるだろう。
桧山も気分的に楽になったろうし、あとは選手会長待ちかな


で、井川はなんだかんだで7回3失点と、とりあえず責任こそ果たしたがまだまだ「これぞエース!」というような投球は見せていない。
それでもハーラーダービートップに立つ二ケタ10勝目をマークできるのは、彼の持つ強運なのか・・・。
ただ今回は打ち崩されたわけではなく、ソロ本塁打2発内野ゴロの間の失点だけ。
七回、清原に被弾したあとの無死一塁から、粘り強く矢野を併殺に斬ったところは評価できる。
相手エース・上原と違って、相手に流れがいきそうなところを踏ん張ったのは彼の気持ちが相手のそれを上回ったとみていいだろう。

目指すものの大きさとモチベーションの差・・・といっては大げさかもしれないが、実際V争いから脱落したジャイアンツは今回の敗戦でとうとう地力V消滅の憂き目に遭った。
大事な後半戦のスタートでまさに好対照となったこの両チーム。
この3連戦、手を抜かずキッチリ締めて相手を叩き潰そうではないか。


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3タテ? そらそうよ

他球場の結果

B 8 ― 10 D

Bs 3 ― 5 H

M 3 ― 2 L

E  中止  F

S  中止  H

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Comments

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