« June 2005 | Main | August 2005 »

Jul 31, 2005

もう笑ぅとかなしゃーないやろ・・・

S|200 301 034|13

      T|000 000 000| 0

30日 13回戦(甲子園) タイガース 7勝6敗

勝:館山 7勝3敗 負:ブラウン 4勝1敗

本塁打:岩村17号(一回・打点②=ブラウン)
     宮本5号(四回・打点③=ブラウン)


この試合、はまちゃん31♪♪さんからのお誘いでライスタ観戦
週末の甲子園、容易にチケットなぞ手に入れることなどできないのに、拙者ごときに声をかけてくださるとはまさに恭悦至極。
普段はオレンジシートでの観戦が専門の私だが、一度はあの熱いライスタの雰囲気を肌で感じてみたかったので喜んで聖地に馳せ参じることに。

で、初めてライスタに腰を落とした率直な感想・・・

熱い!

いつもならこの大応援に向かい合う形で試合を観ているわけだが、さすがに‘現場’での熱気は相当なものだ。
呼吸をすると肺に普段吸い込む空気とは違うものが流れていくのを感じる。

そしてさらに・・・

暑い!

オレンジシートだと、ちょうど浜風が一塁アルプスとライスタの隙間から吹き込むので夏場でも結構涼しく感じるのだが、ちょうどライスタ中腹は空気があまり抜けずに熱がこもるようだ。
呼吸をすると肺がヤケドしそうな空気が流れていくのを感じる。
基本的に夏に弱い私がこんなところで観てたら応援どころじゃなくなるんじゃないのか。
マジで熱中症だかなんかで倒れるんじゃないのかという不安も頭によぎったが、それも杞憂に終るほどの・・・

寒い!

試合展開。

あのなぁ・・・ホンマ頼ンまっせ。
私が球場に着いたのは3回表のとき。
この試合4安打に終わったトラ打線が二回までに放った安打は3本
つまり、私が観た安打は五回に矢野が放った中前打のみ。

これでどない盛り上がれっちゅーんじゃ!


対してスワローズ打線はまさに開放台状態
終ってみれば、先発野手全員マルチ安打22安打というノーパンクぶり。
もう何を打ってもどこへ飛んでも全部安打になる感じだよな、これって。
外野守備練習観に来たんか、ウチら。
当然こ~れだけ長い間守りに就かされたら打者陣も集中力を失うわけで、攻撃も淡白になるわいな。
終ってみれば、スワローズ先発・館山にプロ初完封星を献上。

ざっと思い出すだけでも梶間健一、伊藤智仁、石井一久、山本樹、高木晃次、そして館山昌平。
昔からトラ打線はスワローズの投手にプロ初完封を配給している
これってなんかのジンクスか?

そーいやもう15年前になるか、同じスワローズ戦で序盤からタイガース打線が爆発し、当時谷間先発要員だった伊藤文隆(時代感じるなぁ)が2安打完封して、11-0で勝った試合を観たのを思い出した。
今回それと全く真逆の展開で、まさかここで15年越しのリベンジに遭うとは・・・


試合中、スコアボードに各球場の途中経過が入る際、5ゲーム差2位のドラゴンズが大量リードの報が入ると場内一斉にブーイング
「コラァ!少しはドラの足引っ張らんかい!」と、このときばかりはにわかG党に変身する聖地の大観衆。
そして最終回、この試合唯一のハイライトというか、最も盛り上がったのが古田の最終打席
スワローズの猛攻に沸く左翼席の一角から送られる声援に歩調をあわせるように、場内一斉に「古田!フルタ!」の大合唱
そして見事に中前打で応える古田に対して場内割れんばかりの大歓声
もはやアレな試合展開に、トラ党のテンションも妙な方向へ逝ってしまったのだろうか
聖地がにわかツバメ党に包まれた一瞬。
トラナイン、屈辱の3時間半・・・。

もうね、こういう試合は笑って忘れるのが一番。
あとに響くような負け方でもないし、投魂三銃士も温存できたし、相手も打ち疲れたろうし。
ファンもナインも気持ち入れ替えてさぁ次、次。



最後に、お誘いいただいたはまちゃん31♪♪さん、どうもありがとうございました。
甲子園観戦勝率10割を誇る私に厚い期待を寄せてくださいましたが、あっけなく連勝記録は途切れてしまいまして、力になれずスイマセン・・・。
とりあえずこの試合でウミは出し尽くしたと思うので、次回ご一緒の際はスカッと勝利のハイタッチを交わすことができるでしょう、たぶん・・・。
そしてこの3連戦3連投というテドさん、イエローシートでお楽しみのところ、わざわざライスタまで駆けつけていただいてありがとうございました。
楽しいトラ談義に花が咲いて敗戦ショックもふっ飛びました。
お二方とも会えて嬉しかったですよ。
機会があればまたご一緒しましょう!

これを契機に他のブロガーさん方と観戦オフ会がもっと出来ればいいなと思っております。



他球場の結果

G 7 ― 10 D

C 6 ― 6 B

H 6 ― 0 M

L 3 ― 6 E

F 1 ― 3 Bs

| | Comments (10) | TrackBack (12)

Jul 28, 2005

きょうの試合を福山雅治風に語ってみる

snapshot20050729004341


T|090 000 000|9

G|001 000 000|1

28日 12回戦(東京ドーム) ジャイアンツ 5勝7敗

勝:安藤 5勝5敗 負:マレン 5勝5敗

本塁打:矢野11号(二回・打点①=マレン)
     金本23号(二回・打点③=マレン)
     今岡17号(二回・打点①=マレン)
     十川孝1号(三回・打点①=安藤)


安チャン・・・

オレ、ホント感動したよ!


安チャン・・・

スゲェカッコよかったぜ!


安チャン・・・

オレはコユキが好きだ!(だからどうした)



いやもう、安藤が素晴らしかった。
ずっと伸び伸びになってたけど、ようやくのプロ初完投おめでとう!

とにかく真っ直ぐの制球が抜群!
内外角コーナー一杯にビシッと決まる力のある真っ直ぐを軸に、スライダー、フォークを効果的に織り交ぜ、そしてどの球種も低めに集まっていた。
先発投手に必要なリズム感と、中継ぎ時代に培ったナノテクノロジーな制球力
全てが高い次元でまとまる完璧な内容。

4被安打・9奪三振・1失点
十川孝にプロ初本塁打となる右越ソロを献上したのがなんとももったいなかったが、簡単にストライクを取りにいったのはそれぐらいで、それ以外は前述のとおり丁寧に両コーナーの低めに集める投球で、相手にまともなスイングをさせなかった。
大量援護にも守られて楽になったのもあるが、テンポ良く相手の懐にどんどん攻め込む姿勢は他の投手にも大いに参考になるはずだ。
そう、福原よ・・・
上原よりも安藤を見習っていけばいいんだよ!

フォーム改造からこれで4試合目の先発でその間3勝1敗
しかもその1敗も9イニングを0封で、延長十回に被弾して負けたもの。
その4試合の防御率が1.35という安定感はトラ先発陣随一だ。
これでようやく星勘定五分の5勝目か。
少し遠回りしたけど、この調子と気持ちを保って夢の大台(二ケタ)目指してガンバレ!


打線はまたも9点打線炸裂!・・・ってゆーか、まさに一極集中の9点
リーグ最高の得点力を誇る打線だが、その魅力とはどの打順からも得点が期待できるところ。
例えばこの試合この試合、あるいはこんな試合のように壮大なビッグイニングを作らずとも大量点を取れるのが特徴でもあり、今回のように1イニングで一気に大量得点というのは意外に多くはない。

ジャイアンツ先発のマレンといえば去年のベイスターズ時代、忌まわしきこの試合がバカに強く印象に残っているが、今年に入ってからは前回も、そして今回も見事に攻略に成功。
どうやらトラウマは完全に払拭されているようだ。
しかし、一塁ベンチもあそこまでマレンをさらし者にする必要があったのか?
二回の1イニングだけで被安打・9、3被弾の9失点とつるべ打ちにされたわけだが、どの球も甘く、そして高く浮いて投球にならない惨状。
控え投手陣の肩が出来ていなかったとかいろんな理由も考えられるが、この回6安打目となる鳥谷の左前適時打が出たところでようやく阿波野投手コーチが出てくるというのはあまりに遅すぎるだろう。
安藤の右前打の時点で彼の精神も限界点に入っていた感じだし、間合いを取るならこの場面が適切だったと思うが、ラジオを聴いていてもだれ一人マウンドへ行くそぶりがなかったようだ。
まぁ、タイガース的にはありがたい続投だったが、あまりに不可解なシーン。
チームの勝負に対する意気込みがこの時点ではっきり見えた。

二回の9点だけで終るのもいいが、ダメ押し点も取っておくのも必要。
しかし、今年は二ケタ得点を取った次の試合の勝率が悪い
それをナインも知ってか知らずか、三回以降は人が変わったように打線が沈黙・・・。

そして、八回裏の守りから浜中が右翼守備へ。
今季はじめて守備につくとあって場内とトラ党も大盛り上がり。
心配される右肩の状態だが、この日は飛球を2つ処理するだけにとどまり、内野へ強い返球をするシーンはなかった。
ちなみに八回表の攻撃時に相手左腕・岡島に対して関本の代打・藤本がコールされたが、これはおそらく守備範囲の広い藤本を二塁に就かせることで浜中の負担を少しでも軽減させようという狙いだったのだろう。
なぜサウスポーに対して左打者(それも藤本)を代打に使ったのかそのときには判らなかったが、浜中の登場で納得。
ともあれ、一つ一つ復活への足がかりをつかむ浜中にとって最大のハードルともいえる外野守備。
常時出る浜中も観たいし、無理もしてほしくない・・・。
本人も首脳陣も、ファンもジレンマがあるだろうが、早く本人から全ての不安が拭い去れるときが来るといいね。


snapshot20050729004257

外野の競争がこれでまた激しくなるぞ~

他球場の結果

S 6 ― 2 C

E 2 ― 12 F

| | Comments (10) | TrackBack (7)

Jul 26, 2005

EXCITE SHEETS

snapshot20050726233347

T|200 201 031|9

G|001 010 100|3

26日 10回戦(東京ドーム) ジャイアンツ 4勝6敗

勝:井川 10勝3敗 負:上原 6勝9敗

本塁打:シーツ10号(一回・打点2=上原)
     仁志6号(三回・打点①=井川)
     桧山5号(四回・打点②=上原)
     シーツ11号(六回・打点①=内海)
     清原21号(七回・打点①=井川)
     シーツ12号(九回・打点①=岡島)


台風7号の接近、関東上陸という情報に、せっかくの後半戦開幕がもしかしたら中止になるかもしれないと心配したがさすがドル箱カード。
ラジオを聴いて杞憂に終った。
なんといっても三塁側、レフト側がビッシリ埋まるタイガース戦を中止にするなんてありえんわな。
それも上原VS井川という(形の上では)エース対決なのだから。


22日のオールスター第1戦に先発して実質中3日登板の上原。
当然それに関してはおり込み済みだろうし疲れなど皆無だろうが、一死から鳥谷が右前打の後、シーツが中堅左へ先制2ラン本塁打
低めのスライダーに少しタイミングを外されながらも、体が開かずうまくバットで拾い上げた。
若干、球にキレが欠けるのか、鳥谷とシーツにキッチリ捕えられて絶対に与えたくない先取点を取られた上原。
しかし、上原も一発を浴びるタイプの投手だけに、単発で終らずにつないで崩していく姿勢をトラ打線も持ってほしい。

シーツの調子をはかるうえでのバロメーターとなるのが、左足の踏み込み
苦手の内角球を気にするあまり、どうしても先に左腰が開いて左足の踏み込みが甘くなり、外の変化球にバットが空を切るシーンが目に付く彼だが、この初回の一発はそういう不安点を感じさせないスイングを見せてくれた。
左足の踏み込み・・・これが今後の彼の打席に大きな意味を持つことになる。


いい加減名実ともに「真のエースへと脱皮だっぺ!」といきたい井川。
ラジオ中継を聴く限りでは、立ち上がりにしてはよく腕が振れてるようだが、snapshot20050726235205ここ最近の特徴をあらわすかのように二回までのアウト6つのうち、実にゴロアウトが5つ
打者の手元で沈むツーシームボールが威力を発揮しているのだろうか。

迎えた三回、先頭の8番・矢野に四球
当然続く上原は送りバントの構えだが、低迷しているチームの流れの悪さか、打球は強いゴロで井川の正面へ。
これを井川がうまくさばいて併殺打に打ち取り、ピンチの芽を事前に摘み取る。
ところが、この打球処理の際に左手を突き指したらしく、いったんベンチに下がって治療を施す井川。
程なくして何事もなかったようにマウンドへ戻り、1番に復帰した仁志を迎えるが、落ちきらない変化球を叩かれて左中間へソロ本塁打されてしまう。
続く二岡にも初球を二塁打を放たれて同点のピンチに打席は好調阿部。
本当に大丈夫なのだろうか?指は何ともないのか?
しかし、周囲の不安をよそに阿部に対して真っ直ぐを詰まらせ、二ゴロに斬って何の問題もないことを証明
指は大丈夫そうだが、もっとも彼の抱える‘問題’というのはもっと根本的な部分である。
最多勝争いを繰り広げる投手に対する言い知れえぬ不安・・・。
この妙な緊張状態から早く逃れさせてほしい


井川登板時にはなぜか面白いように得点が入るジンクスを考えれば、そろそろ追加点が入ってもおかしくない頃合い。
あまり本調子でなさそうな上原を三回まで打ちあぐねていた打線だが四回、先頭の金本が左中間を破る二塁打で出塁。
次の今岡に期待がかかるが、MBSラジオ解説の達川氏も日テレ解説の掛布氏も大絶賛するチーム打撃に徹した二ゴロで金本を三塁に進める。
一死・三塁のケースだと外野フライでも1点が入るし、相手も前進守備をとってくるので安打ゾーンも広がり、打者としてはとても気楽に打席に入れる場面。snapshot20050726235042
バットに当ればどうにかなるだろうという心境の打者に対して2球連続ボールから入ることは、投げる側からすれば非常に苦しいし、そこからカウントを整えられるほど今回の上原の調子は良くなかったということか。
3球目、ストライクを獲りに来た甘い真っ直ぐを桧山が強振すると、打球は美しい放物線を描いて右翼席中団に飛び込む2ラン本塁打

これまではなかなか第1ストライクから果敢に打って出る姿勢がなかった桧山だが、甘い球に対して積極的にバットが出ていたのを観ると少しは気分的に吹っ切れたのかもしれない。
確かに気楽でオイシイ場面ではあったが、ボールが先行して「次はストライクが来る」という確信のもとに迷いなく振りぬいた強気の姿勢こそ、彼の復調へのカギになりそうな気がする。
本当に吹っ切れたのかどうかをあらためて観たいので、相手先発が左投手のときでもスタメンで起用してくれることを望む。


調子が良いのか悪いのかわからない感じで投げてきた井川。
五回、先頭の清水に中越三塁打を浴びてしまい、初めてピンチらしいピンチを迎える。
次打者矢野の当りは井川を強襲するも、幸運にも二塁・藤本の前へ転がり、アウトひとつと引きかえに1点を失う。
だが失点の形としては最もいい形でもあり、下位打線ということもあるがここは後続を落ち着いて打ち取って最小失点でしのぐ。


2点差に迫られた六回表、先頭は先制弾のシーツ。
前回の攻撃に代打が出た関係でこの回からマウンドは内海
しかし全ての球が高く浮き、ストライクをとるのがやっとの状態。snapshot20050726233154
そしてカウント1―3から苦し紛れに投げた真っ直ぐが真ん中に入ったところを痛打するシーツ。
打球はアッという間に中堅・ローズの頭上を越えるこの日2本目となるソロ本塁打で大きな3点差をつける。
右投手に比べて左投手に対しては内角に入ってくる球に対して神経質になり、前述の左足の踏み込みが弱くなる傾向にある彼だが、サウスポーの内海に対してもその踏み込みの強さは変わらなかった。
左投手が内角に責める球に臆することがなければ、必然的に打率も上がってこよう。

それにしても、味方が点をとって追い上げた後に必ず失点するジャイアンツ投手陣
その投手陣が最大の弱点だと言ってしまえばそれまでだが、こうやって簡単に相手へ流れを渡してしまうようではいくら打者連中が頑張ったところで勝利は見えてこない。
はっきり言って、タイガースと野球の質が違いすぎる


実質的にこの六回の1点で勝負は決まったわけだが、八回には二死無走者からジャイアンツ3番手・シコースキーを攻めて6連打で3点。
最終回には三たびシーツのバットが火を噴いて、岡島から左越ソロ
本人も生涯初という1試合3本塁打の離れ業。
本来苦手にしていたはずの左腕から内へ食い込む真っ直ぐを完璧に弾き返したものだが、あの球をさばけるのは腰が開かずに最短距離でバットがスムーズに出ているからこそで、彼の調子もホンモノとみていいだろう。

球宴前は疲れもあってかなかなか打線が機能しなかったタイガースだが、5日間のリフレッシュを経て見違えるほどつながりが甦ってきた。
ただ、明らかにベイスターズ3連戦のときと今回のジャイアンツ投手陣との差が激しいので、一概に打線復活とは言えないかもしれないが、このシーツの復調は明らかに歓迎材料で、赤星から始まる切れ目ない攻撃をまた見せてくれるだろう。
桧山も気分的に楽になったろうし、あとは選手会長待ちかな


で、井川はなんだかんだで7回3失点と、とりあえず責任こそ果たしたがまだまだ「これぞエース!」というような投球は見せていない。
それでもハーラーダービートップに立つ二ケタ10勝目をマークできるのは、彼の持つ強運なのか・・・。
ただ今回は打ち崩されたわけではなく、ソロ本塁打2発内野ゴロの間の失点だけ。
七回、清原に被弾したあとの無死一塁から、粘り強く矢野を併殺に斬ったところは評価できる。
相手エース・上原と違って、相手に流れがいきそうなところを踏ん張ったのは彼の気持ちが相手のそれを上回ったとみていいだろう。

目指すものの大きさとモチベーションの差・・・といっては大げさかもしれないが、実際V争いから脱落したジャイアンツは今回の敗戦でとうとう地力V消滅の憂き目に遭った。
大事な後半戦のスタートでまさに好対照となったこの両チーム。
この3連戦、手を抜かずキッチリ締めて相手を叩き潰そうではないか。


snapshot20050726235223

3タテ? そらそうよ

他球場の結果

B 8 ― 10 D

Bs 3 ― 5 H

M 3 ― 2 L

E  中止  F

S  中止  H

| | Comments (2) | TrackBack (9)

球宴雑感もろもろ

とにもかくにも、この公式戦のなかった5日間は仕事に追われてトッピンシャンな生活を強いられてしまい、オールスターは日曜に1戦目、でもって今晩2戦目と録画Vを観ることに。
しかしまぁ、いろんなブログやHPで取り上げられてはいるが、テレビ朝日の中継はどうにかならんかえ?
特に東尾修さんよ、酒かっ食らってたんかなんか知らんが、もっとはっきりしゃべれよ
ろれつ回ってないやんけ。
それとなんで清原にMVPを獲らせようとアンタらが躍起になるんじゃ。
金城MVPが決定したときに、東尾氏が「勝負に徹した決め方」がどーのこーの言ってたが、それがフツーだろうが
1戦目と2戦目、ともに同系列の放送局による中継なのに、テレビ朝日と大阪朝日放送とでなぜこんなにレベルが違うのだろうか?
アナウンサーの差?解説者の差?
そーいやオレ竜監督もテレ朝の解説者だったな。
オレ流はそれなりにまともな解説はしてたから、やっぱ製作スタッフの差かなぁ。

まぁそんなことを思いながらダ~ッと観ていたのだが、中継の良し悪しを除けばそれなりにいい試合だったんじゃないかな。
8人が出場のタテジマ戦士も活躍したし(下柳は打たれちゃったけど)、MVPの金城前田にも大いに拍手だ。
前田が7年ぶりの出場だったとはちょっと意外だったね。
それと新庄の黄金バットって、もう何でもアリかいなこの人は。。
始球式で使うはずのものだったらしいけど、審判も「それは木か?」とナイスツッコミ。
‘予告ホームラン’までしでかしといて結局二ゴロだったけど、場内が盛り上がったことに喜ぶあたりなんとも彼らしい。

甲子園に大挙して押し寄せたトラ党を象徴するように、TV視聴率にもこんな結果が出ている。
関西ではトラナインが出ているということもあってこの数字も解るが、関東ではこんなもんなのかねぇ。
実際甲子園での観衆は45296人だったのに対し、インボイスドームでは25761人
う~んTV含めて関東の数字はチト寂しいなぁ・・・ってゆーか、甲子園が異常なだけか?


で、一番TVで観たかったフレッシュオールスターだったが、せっかくの日曜開催だというのに民放でのTV中継はなし。
テレビ東京系列で放送するようなことを聞いたのだが、どうやら聞き間違いだったようだ。
スカイAで放送するというのを知って思わずケーブルを入れている友人に「観せてくれ」とTELしたものの、「家におらん」ということなので諦めてラジオ中継へシフト。
初回、いきなり赤松が左中間の飛球を好捕したり、岡崎が三塁側ベンチに飛び込みながら捕球したりとタテジマ戦士のハッスルプレーが続出。
投手では能見が最終回に登場して相手を三者凡退で退け、一軍での復肩も間近といったところ。
セ・リーグの4番を勤めた右翼線二塁打を放って、こちらも一軍定着へ猛アピール。
各選手とも賞はもらえなかったが、なかなかの活躍をしてくれたね。

パ・リーグ先発のダルビッシュ(F)が一軍で2勝の貫禄で2回無失点の好投を見せれば、涌井(L)も1回無失点と、期待の高い高卒新人の投手が結果を出したし、一場(E)や高橋秀(H)の150km/h共演と投手陣に見どころが多かったかな。
その中で二軍でもほとんど無名の鶴岡(F)が先制弾を含む2安打でMVP。
調べてみると鹿児島・樟南高で甲子園にも出場している・・・あぁ、あの鶴岡クンか。
元々肩の強さが評判だった選手だったけど、このフレッシュオールスターでの活躍を契機に大きく羽ばたくことが多いから今後の活躍が楽しみだ。


さぁ、きょうから後半戦。
岡田監督の公言どおり、井川の先発で幸先よくG斬りといきたいけど大丈夫かなぁ・・・。
いや、井川の調子もそうだけど台風が。
きょうの夕方あたりに関東近くを通過するらしいので、ドームで中止なんてこともあるかも。
台風の進路にあたると思われる地域にお住まいの方は十分にご注意を。

| | Comments (8) | TrackBack (1)

Jul 20, 2005

HOTTER THAN JULY

B|000 000 000 01|1

T|000 000 000 00|0

20日 12回戦(甲子園) タイガース 7勝3敗2分

勝:川村 4勝1敗 負:ウィリアムス 2勝3敗 S:クルーン 2勝16S


・・・とまぁ、きょうから球宴休みってことで試合もないので、昨夜の試合回顧なんぞゆっくりしてみたり。
いや、ホントはちゃんときのうのうちに戦評記事書くつもりだったけど、いざ試合が終わって「これで前半戦終了かぁ」と思うと急に自分が疲れてきたわけで。
遅い晩飯を食べ終わって『K-1 MAX』なぞ観てるうちに睡魔が襲ってきて、気がつけば朝・・・。
あ~日付変わる前に寝ちまったのは久しぶりやのぅ・・・とか思いながら新聞を広げてみると、やっぱりトラは負けてる。
ゆうべの佐伯の適時打は夢じゃなかったんか・・・と妙に納得。



それにしても打てんかったねぇ。

11イニングで4安打ってみんな疲れてたってことか?
いや、このベイ3連戦、相手先発がみな良かったからね。
相手投手が調子いいのに加えてこっちの打線が低調とくりゃ、こういう結果も仕方ないわ。
そう考えるとこのカードよく負け越さんかったと思う
だってベイスターズも甲子園に来る前の6試合が5勝1敗だったからね。
その好調チーム相手に1勝1敗1分だから、とりあえずトラは強いと思い込む。


タイガース・福原もベイスターズ・斎藤の両先発が互いに我慢しながら熱く投手戦を展開。
でもって両軍無得点で迎えた九回裏(展開早っ!)、斎藤が9イニング目のマウンドへ。
先頭の赤星にカウント0―3となり、ストライクを2つ見送ってファールの後に四球

さぁ~無死で赤星が出塁やで!

これまでだったら黙ってても2~3点は入るケース。
だが最終回の裏の攻撃だ、1点入ればそれでいい
この段階でトラ党の9割は勝ちを確信したはず
続く鳥谷に対し、ベンチのサインは犠打
とにかく何が何でも得点圏に走者を進めて攻撃の形を作ることにこだわりたい岡田監督。
トラナインの中でもバントの拙さには定評のある鳥谷だが、見事に投前に犠打を成功させて赤星二進。

これでタイガースの勝利は200%間違いない

・・・と思ったよね、皆さん。
ここから自慢のクリーンナップに打順が回るんだもん。
便所で用足ししてる間に、洗濯物取り込んでる間に、耳掃除している間に、あとの3人のうち誰かがユニフォームやらアンダーシャツやらめくり上げられる儀式を受けるシーンが展開されるんだろうなぁ。
球場の観衆も、TVの前のファンも固唾を飲んでその瞬間を待ち望む
用事は後回しにして、とりあえず目の前のプレーに集中、集中。

さぁ、シーツに期待がかかるが・・・エッ、敬遠
オイオイ、金本と勝負かよ、エェ根性しとるやんけ。
その金本、斎藤の初球、渾身の真っ直ぐを弾き返す!
打球はレフトに上がる!
レフトバ~ック、レフトバ~~ック、頭上を越えるか・・・越えてくれ!
しかし、内川こちらを向いた・・・!勢いが足りんかったか。
惜しくも左飛となったが、二塁の赤星がタッチアップから三進、二死・一三塁とサヨナラの好機は続く。

そして真打登場、打点王・今岡の打席。
もうフェンスを越えなくても、外野を越えなくても、内野を越えさえすりゃいいんだよ
会長サン得意でしょ、野手の間にポトンと落とす打ち方。
そんなんでエェから、いやもう暴投でも捕逸でもなんでもエェから赤星を本塁に還したってくれぃ!!
初球ストライク・・・う~ジリジリするぜぃ。
球場内の温度も急上昇している感覚。
そして2球目の真っ直ぐを強振・・・!
しかし打球は無情にも三塁手の正面・・・!
選手会長の脚力を測る余裕もないくらいに、痛烈な打球を捕ってすぐ一塁に送球する村田。
本塁と一塁の中間で早々と今岡のアウト確定。

アウト・・・

3アウト・・・


点入らんのかヨ、この状況で


ウッソ~ン♪


アッパレ斎藤  ガックリトラ党



この3連戦、相手投手の真っ直ぐを打てなかったトラ打線。
門倉、三浦、そして斎藤と140㌔台の真っ直ぐに振り遅れ、常に相手に有利なカウントで勝負せざるを得ない状態が続いてしまった。
確かにここに来ての疲れもあるのだろうが、各選手調子が上がらないぶん逆に慎重になりすぎる傾向にあったかもしれない。
「球を最後まで見極めよう」とか「芯にキッチリ当てよう」という意識が強すぎてか、フォームが小さくなっていたように見えた。

球宴前最後の甲子園6連戦で、初戦の対カープ戦で17安打・14点と打った以外は全て一ケタ安打で完封負けが2度。
6戦のトータルで打率.223と、リーグNo.1の得点力を誇る打線は沈黙状態。
当然得点も、最初の14点があったにせよ6戦平均で3.8点
それでもここを3勝2敗1分で乗り切れたのは、6戦で0.90の防御率を誇った投手陣のおかげ。
投手陣が失点を少なくすればするほど勝利に近づけるのは、リーグ優勝しているチームの防御率を見れば明らか。
所詮打線はミズモノなので、相手投手の調子とかちょっとしたことで良くも悪くもなったりするもの。
だから打てなくて負けている間は必要以上に心配することもない。
ということは、今のタイガースのチーム状況は最悪でもなんでもないのだ。
「打線が頑張っていれば・・・」と嘆く気持ちもわかるが、大事なのは今後も投手陣が最高のパフォーマンスを発揮できている今の状態を出来るだけ維持していくこと
先発陣の調整や中継ぎ陣の起用法など、暑い夏に向けて神経を使うところなので、チーム一丸でこの苦しいところを乗り切ってほしい。


打てないのは仕方ないとしても、やはり攻撃の形はしっかりと作っていかねばならない。
この試合で言えば、三回の福原の送りバント失敗や、八回の一死・二塁から簡単に内野フライに倒れた藤本の打撃
打線が低調なときほど有益なアウトを積み重ねていく重要性も考えないと。
簡単に相手にアウトを与えていては、いかに打線が調子よくても点には結びつかん。
これを反省材料にして後半戦に活かしていかねば。


それにしてもいいタイミングで球宴休みに入ったものだ。
この間に選手たちがリフレッシュして、疲れも癒されるのなら非常にありがたい。
7連勝で5ゲーム差にまで迫ってきたドラゴンズだが、いい感じでチームが乗ってきているだけに、落合監督も「球宴を来週に延ばしてほしい」というのがホンネのはずだ。


ペナントの風はまだトラに吹いている

| | Comments (10) | TrackBack (7)

Jul 19, 2005

Wonderful Tonight

B|000 001 000 000|1

T|000 000 100 000|1

19日 11回戦(甲子園) タイガース 7勝2敗2分


そりゃ負けられねぇさ


お互いエース対決だもの


三浦も井川も


藤川もウィリアムスも久保田も


川村もクルーンも


You're wonderful tonight.


カード勝ち越しか


負け越し阻止か


あしたも目が離せない!


・・・

・・・


――――――――――とりあえず追記――――――――――

さっき『報道ステーション』観てたら「クルーンが161km/h出した!」って言ってた。
サンテレビの中継でも取り上げてたのかな?
ずっと観てたのに拙者、全く気がつかなかったでござる。


他球場の結果

S 4 ― 3 G

D 2 ― 1 C

H 7 ― 4 E

F 2 ― 4 M

L 0 ― 3 Bs

| | Comments (12) | TrackBack (17)

Jul 18, 2005

Blue Eyed Soul’s Day

7


B|000 000 000|0

T|000 010 02X|3

18日 10回戦(甲子園) タイガース 7勝2敗1分

勝:ブラウン 4勝 負:門倉 6勝4敗 S:久保田 3勝2敗17S


中国から関東甲信地方まで梅雨明けとなった海の日。
近畿では平年より1日早い明けとのこと。
これからいよいよ暑い暑い日が続く。
夏嫌いの管理人にとっても厳しい日々が待ち受けることになる。

前日延長の投手戦に敗れたタイガースは現在貯金19
この時期では平年より20は星勘定が上回ってる計算になるだろうか。
連勝モードに入りつつある2位・ドラゴンズとは6.5差
普段どおり戦っていれば、この差のまま押し切れるだけのチーム力があるが、やはり最も怖いのはケガ。
ケガがなくても暑いさなか体調面の管理も各選手、気をつけていかねばならない。
・・・と夏に弱い私に言われてりゃ世話ないか。


球宴前最後の3連戦。
月曜日に試合があるのは嬉しいような、微妙に違和感を感じるような・・・。
両軍先発はタイガースがブラウン、ベイスターズは門倉
投げては抹消、そして登録されて投げてはまた抹消という超変則ローテにグチひとつこぼすことなく(ホンマか?)シーズンを過すブラウン。
確かに、交流戦が組まれたことで少し日程も変則気味になっていることでこういう状況になっているのだろうが、実際ここまでの登板成績を見ても、最長投球回は5イニングと数字上は先発として物足りない。
あくまで首脳陣の評価は谷間要因ということなのだろうが、ここらで彼にも世界一軍団の一員としての意地を見せたいところ。

初回、やや高めに浮き気味のところを小池に左前打されるが、佐伯の痛烈な当たりが一塁・シーツの正面に飛び、事なきを得る。
三回には先頭の石井に左翼線二塁打を放たれるが、後続3人を斬って序盤を無失点投球。
四回にも一死から内川に中越二塁打を打たれた後、村田、相川を真っ直ぐ勝負で打ち取る。
球速表示よりも打者から見てキレがあるのだろうか、それともフォーム的なものか、好調ベイ打線も真っ直ぐにあまりタイミングが合わない感じだった。
そして五回、一死後に石井に死球この試合の審判なら無効になったんじゃないのか?)を与え、続く小池に真っ直ぐを詰まらせながらも左前打されて一死・一三塁とこの日最大のピンチ。
クリーンナップを迎えてベンチも1点は覚悟、後は継投で何とか我慢しようという腹積もりだったろうが、次の3番・金城が2球目を叩いて鋭いライナーを放つ。
しかし幸運なことに、打球はシーツの真正面、一塁の小池戻れず併殺完成。

もう少しで崩れそうなところまでいったが、再三のシーツの好守にも助けられて5イニングを毎回1安打ずつの5安打無失点
要所で三振を取れるようになって5三振を奪ったが、このところの先発陣に観られるように、投球に攻める姿勢を見せていたのも確か。
この辺が守りの好リズムを生んだといっても過言ではないかも。


ブラウンのいつも以上の頑張りに応えたい打線だが、ここ最近好調の門倉が立ちふさがる。
長身から投げ下ろす角度のある真っ直ぐとフォークにドラゴンズ時代から手を焼いていた相手だが、この日もキレのある真っ直ぐと効果的に投げるフォークにタイミングが合わず、四回までに赤星の右前打のみに封じられる。
そして五回、一死から藤本がテキサス気味の左翼線二塁打で初めて得点圏に走者を出す。
ここで9番・ブラウンのところで代打・片岡、最初の勝負に出る。
カウント1―2からのキレのいいフォークに思わずバットが出るが、これを捕手・相川もおさえきれず暴投となり、藤本三進。
5球目のフォークにも必死に食らいつき、次の6球目、147㌔の真っ直ぐを何とかカットする片岡。
粘るベテランに対し、バッテリーは7球目にフォークを選択。
三塁に走者がいる場面で勇気のある配球だが、門倉の投げた球はホームベース手前でバウンドし、相川が横に逸らす。
相川が球を見失っている間に藤本が生還、意外な形で均衡が破られる。

門倉からすれば、その前の真っ直ぐをファールにされたことで強く腕を振ってフォークを振らせる意識がはたいたのだろう。
しかしそれが余計な力みにつながったのか、手前で大きくバウンドさせてしまった。
両軍がそれぞれ迎えた五回のチャンスとピンチ。
チーム状態か、それとも運のなせる業か、ギリギリの勝負どころで1点を取ったのはタイガースだった。


五回で先発を降ろせば自慢の継投策で押し切りを図るタイガース。
2番手登場の藤川が2イニングを5奪三振と相手を寄せ付けない。
方やベイスターズも門倉の調子を完全に信用、それに応えるように彼も六、七回を完全に封じる。

八回表、マウンドは定石どおりウィリアムス
ところが先頭の石井に左前打、続くバントの構えの小池にもストレートの四球を与えて無死・一二塁のピンチ。
ここをクリーンナップで迎えるベイスターズにとっては五回の借りを返す最大のチャンスだが、金城が遊ゴロで一死・一三塁、佐伯はフルカウントまで粘るが結局空振三振。
そして種田が打席というところでタイガースは守護神の久保田にスイッチ。
どちらもギリギリの凌ぎあい、一球、一打でどちらにも流れが転がる胸突き八丁。
カウント2―2から真ん中高めへ来た真っ直ぐを種田が強振。
しかし打球はほぼ真上に上がり、捕邪飛に終って久保田の勝ち
タイガース、またも間際で踏ん張って流れを渡さない。

八回裏のマウンドにも上がる門倉。
7イニングで被安打・392球と勝利投手の資格はあるが、味方の反撃を信じてなんとか権利がほしいところ。
そのためにはここを絶対に無失点に切り抜けてベンチ、ナインの意気に応えたい。
簡単に二死までいった後、五回の藤本と同様、2番・鳥谷に左翼線にポトリと落ちる二塁打を許す。
やはり疲れか、この回から球が高めに浮き出す門倉。
あわせて真っ直ぐにもキレがなくなってきたところ、シーツへの初球真っ直ぐがど真中へ。
それを逃さず弾き返したシーツの打球はあっという間に二遊間を割る。
二塁から鳥谷が必死に本塁へ走り、中堅・小池も必死の本塁返球。
走者と白球・・・ふたつの動きは最後まで交わることなく、鳥谷が本塁生還。
値千金のシーツの中前適時打がこの場面で生まれ、待望の追加点が入る。
そして金本にも甘く入った変化球を中越適時二塁打され、最後に門倉が力尽きた。


互いの投手が踏ん張りあった投手戦、互いに迎えたチャンス、ピンチはほぼ同じ。
その少ないチャンスを確実にものにする力・・・いや力だけでなく運もあるかもしれないが、得点を記録したのはタイガースだけだった。
むしろピンチで相手を封じ込める力がタイガースにより強く備わっていたということか。
ブラウンの粘りの投球、それに応えたシーツの好守、そして適時打。

勝負どころでBlue Eyed Soulが真夏の甲子園に響き渡った。


他球場の結果

S 1 ― 6 G

D 6 ― 5 C

H 5 ― 7 E

F 3 ― 4 M

L 7 ― 0 Bs

| | Comments (12) | TrackBack (15)

そのとき浜風が止まった

C|000 000 000 1|1

T|000 000 000 0|0

17日 11回戦(甲子園) タイガース 8勝3敗

勝:永川 3勝4敗2S 負:安藤 4勝5敗 S:ベイル 2勝10S

本塁打:東出1号(十回・打点①=安藤)


スコアボードに並んだ「0」18個
「1」がひとつでも裏の回にあれば勝ち投手だったよ。

安藤よ、キミはよく投げた
誰もキミを責めるものはいない
今回は打った東出を讃えよう
おそらく三塁側ベンチも
予想してなかった一発だから


運命の111球目
この日全くといっていいほどなかった
シュート回転した真っ直ぐ
それが真ん中高めに入ったのも
それを見事に打ち返したのも

そのとき浜風が止まったのも


それが野球なんだよ・・・


他球場の結果

G 4 ― 7 B

D 4 ― 2 S

H 3 ― 4 L

F 1 ― 0 E

M 1 ―  3 Bs

| | Comments (3) | TrackBack (18)

Jul 15, 2005

ロマノの道は四球に通ず

C|010 020 200| 5

       T|420 052 10X|14

15日 9回戦(甲子園) タイガース 7勝2敗

勝:下柳 8勝1敗 負:ロマノ 4勝2敗1S

本塁打:今岡16号(二回・打点②=ロマノ)


あまり語るべきことのない大味な試合内容なので、記事タイトルも苦しぃわい。
それにしてもカープ投手陣。
13与四球ってあまりにみっともなさ過ぎるぞ!
こんなんじゃ試合にならんわ。
守ってるカープナインもダレとったな。

きょうは仕事でTVもラジオもない環境にいたので、中継を観ることが出来たのは六回以降。
それも生後5ヶ月の甥っ子の相手をしながらだったので画面に集中できず、気がつけば14点も入っていた、という感じ。
ただきょうは、大阪毎日放送で深夜に録画放送があるのでそれをチェックすることにする。


ガキンチョはこのくらいから1歳くらいまでの年頃が一番かわいいな。
自分のこの頃の写真と見比べると実によく似てるので余計かわいい。
将来男前になるぞ。
でもだんだんニクったらしくなってくるんやろねぇ。


――――――――いちおう追記――――――――

録画中継って言ぅても、1時間枠の超簡略ダイジェスト版やんけ・・・。


赤星・・・今季13回目(だった?)の猛打賞。
初回、ロマノの出鼻をくじいてリズムを崩したのが最大の勝因で最大の功労。
最後上坂に交代したけど、ケガの具合と相談しながらうまく使ぅてあげてほしいね。

鳥谷・・・ちょっと疲れてるかな?上半身と下半身が連動しなくなってきたね。
それだけに最後の中前適時打は彼にとって大きい。
こういうのが元気のミナ・モト!になるんよ。

シーツ・・・4打数1安打3得点と出塁すれば必ずベース1週。
つなぎ役の3番としてはいい仕事。

金本・・・立ってるだけで2打点、チョコンと三遊間にあわせてもう1打点
玉座に座ったまま侍女がご馳走を口に運んでくれる王様状態。

今岡・・・初回満塁機に浅い右飛に倒れて打点を稼げず。
しかし、二回に初球を叩いて左中間に2ラン本塁打
さらに五回には右中間へ2点適時二塁打としっかり帳尻あわせ。
タイミングの取り方は徐々によくなってるかな。

桧山・・・初回の左中間2点適時二塁打は制球に苦しむ相手に対し、ゾーンを狭く絞って逆らわず打ち返した感じ。
今回の猛打賞が復調のきっかけになるといいね。

矢野・・・あわや6タコの怪挙達成をベイルの拙守に阻まれる。

藤本・・・なんで8番打者のキミが6度も打席に立てるんだよ!?
それも攻撃機会8イニングでだぜ。
チャッカリ押し出し四球で打点1。

中村豊・・・代打で右前打、守りでもアグレッシブなプレー。
こんな展開でも集中して臨む姿勢は立派。

上坂・・・今回は暴走逆走逸走もなく、普通。

下柳・・・5イニングで81球だったが、あと1回は投げてほしかったな。
急に五回に制球を乱したようだが、何かあったのか?

桟原・・・楽な場面で出てきとるんやから、チャッチャと締めたらんかい!
チンタラしとったらまた出番なくなるぞ。


繰り返すが今回はカープ投手陣がだらしなかっただけ
打線の調子を量ろうにももこれでは参考にならんねぇ・・・。


他球場の結果

G 3 ― 4 B

H 4x ― 3 L

F 4 ― 8 E

M 0 ―  1 Bs

| | Comments (11) | TrackBack (11)

Jul 13, 2005

トラの子の1点を守るツバメ

snapshot20050714005541

T|000 000 000|0

S|000 010 00X|1

12日 11回戦(千葉マリン) スワローズ 5勝6敗

勝:川島 6勝7敗 負:福原 5勝10敗 S:石井 2勝19S


この試合で勝てば11試合連続カード勝ち越しとなる一戦だが、2連戦なのでそれを決めるためには絶対に落とせないということになる。
まぁ仮に負けてもカード負け越しはないので、気分的には少し楽か?
やはりカード初戦を獲るというのは大きいね。


両軍先発はスワローズが川島、タイガースが福原とローテどおり。
川島といえば去年の新人王で、トラ打線も苦労させられた。
福原は今年の初勝利の相手がスワローズで、ここまで今季2戦2勝、防御率0.64
いわば相性いいモン対決で、先週同様1点を争う展開が予想される。
そのためにも先制して少しでも福原を楽にしたいところ。

初回、簡単に二死になったあとシーツ、金本の連打に今岡がストレートの四球で満塁と、さっそく先制のチャンスを迎える。
この日の6番は対右投手用の桧山
初球の内角真っ直ぐを見逃し、2球目がファール、3球目が外れてカウント2―1
続いて内よりに来た4球目、調子のいいときならうまく体を回転させて一・二塁間に運べそうな球だが、これをファール。
そして5球目、内角を狙った真っ直ぐがシュート回転して真ん中付近に来たが、あえなく空振三振。
確かにいいときの桧山なら一撃で仕留めていた球もあった。
しかし、この日スタメンマスクの小野がこの場面で全て直球勝負で、速い球にタイミングを合わしきれない桧山を圧し込んでいった。
川島の真っ直ぐも走っていたが、なかなか思い切ったリードをするもんだ。
ここで先制出来なかったタイガースが、以降川島を乗せていってしまうことになる。

対する福原も良かった。
やはり相性もあるのか、初回を三人でしかも5球で片付けるリズムのよさ。
この初回の攻防だけを観れば「きょうもタイガースが」・・・って雰囲気になるんだけどねぇ。

初回のピンチを切り抜けて完全に立ち直った川島。
真っ直ぐとカットボール、そこにフォークを織り交ぜる投球でタイガース打線を牛耳っていく。
三浦といい川上といい、ホントにこういうタイプの投手に弱いな、タイガースは。
カットボールに対してどう打者は見てるのかな。
真っ直ぐ系と捉えてるのか、それとも変化球系との認識なのか、対応がどうも中途半端に感じる。
今後の対戦のためにも、苦手意識だけは作ってほしくないぞ。

福原も投手戦に応じる構え。
元々防御率はいいのだが、なかなか打線の援護をもらう機会がない。
それでも先に崩れるのは彼のほうなので、今回こそは絶対に先取点を取られない気迫で持って投げてほしい。
だが、二回と三回にはともに2安打されて、やや危ない場面もあった。
ただ彼の調子も上々で、力のある真っ直ぐと特に低めに決まるスライダーを有効に使ってピンチを脱していく。

膠着状態の試合に一つの分岐点が訪れたのは五回。
表の攻撃でまずタイガースが、先頭の藤本の送りバントは決まらんくせに絶妙なバント安打で無死・一塁。
当然次の9番・福原の仕事はシッカリ犠打を決めることだが、初球を簡単に打ち上げて捕邪飛。
自分を楽にするためなら意地でも決めなければならない場面なのにこれだから困る。
得点圏に走者を背負って赤星を迎えるのとそうでないのとでは、投手の重圧がまるで変わってくる。
打者への配球と同じで、攻撃の形もちゃんと作っていかないと勝負にならない。
「だから勝てないんだ」といわれても何も反論できんぞ、福原よ!

その裏、スワローズの攻撃。
こういうときの「流れ」というものはなんともわかりやすいもので、先頭の小野が初球を叩いて右越二塁打を放つ。
二塁打にはなったが、右翼・桧山の拙い守備が重なってのもの。
千葉マリンの風は独特で、ライナー性の飛球は外野でひと伸びする傾向にあるらしい。
本来守備はうまいはずの桧山だが、甲子園の浜風とは勝手が違ったのか。
いずれにせよ、タイガース同様8番打者でチャンスメークで、打席は川島。
投手ながら打率が4割を超えるのもスゴイが、確かに野球センスを充分に感じさせる。
当然送りバントのシーンだが、打席内での構えを観てもうまくリズムを取りながらしっかりバットの面を球に合わせてくる。
福原のバントとは天地ほど差がある見事な投犠打で走者を三塁へ。
さぁ福原、自分の責任としてここはなんとも抑えなくては。
その気持ちが球に乗り移ったのか、1番・青木を空振三振、二死までこぎつける。
しかし、それで気が抜けたわけではないが、続く宮本にフルカウントから中前適時打され、与えたくなかった1点を取られてしまう。
福原も良く頑張って投げた。
それは認めるが、打者となった投手がその役割をきちんと果せるか否かで攻めのリズムが決まることが多い。
そういう意味でも結果的にこの五回の攻防がポイントになったわけだが、勝負の中でこれは必然的要素なのだ。
ミスしたほうが負ける・・・ここで試合は決まっていた


しかしタイガースも首位チーム、力ずくで流れを取り戻す手段をもっている。
七回、悩める桧山が気持ちで運んだ右前打でこの試合2度目の先頭打者出塁。
続く矢野も堅く投犠打を成功させ、ここは攻撃の形をしっかり作る。
そして打席は藤本。
川島もピンチで力むのか、球が上ずりだす。
藤本も何とかファールで食らいついて、フルカウントからの7球目を打つと打球は左中間へ。
フラフラッ~と上がった打球は野手の間に落ちるかと思われたが、意外と伸びてラミレスが地上スレスレでキャッチ。
ところが、これを落ちると判断したのか二塁走者・(桧山の代走)上坂三塁付近までオーバーラン
帰塁出来ずに二塁でアウト・・・あっけなくチャンスをぶち壊した。

とにかく打球判断というより、状況判断がなっていない上坂。
彼の脚なら二死からの単打で充分還ってこれるだけに、何も慌てる必要ないはずだが。
あぁそうか、千葉は房総半島だもんなぁ・・・そんなボヤキも空しく響く。
やっぱり上坂は相変らず上坂だったか


ま、負けるべくして負けたので恨み言もタラレバもないけど、やっぱりもっと1点の重みを感じてプレーしないとね。
首位にいるからって驕りはないだろうけど、シーズン通して楽に勝てる試合なんて少ないんだから。
反省点がはっきりしすぎてるので大丈夫だろうけど、週末からの甲子園で基本に戻ってひとつのプレーを大事に戦ってほしいぞ。


snapshot20050714005433

敗れてガックリ・・・


他球場の結果

B 2 ― 0 C

G 2 ― 12 D

F 3 ― 7 H

E 0 ―  6 Bs

| | Comments (7) | TrackBack (15)

Jul 12, 2005

慶クンよ、ちゃんと片岡さんに礼を言うとけよ

snapshot20050713011004

T|300 000 310|7

S|300 001 100|5

12日 10回戦(千葉マリン) スワローズ 4勝6敗

勝:井川 9勝3敗 負:ゴンザレス 1敗 S:久保田 3勝2敗16S


前回の記事で最短マジック点灯が28日などとホザいてしまったが、昼休みにサイトチェックしていたらによると20日が最短点灯ということで、やはり計算を間違えていたらしい。
どうやら引き分けを考慮するのを忘れていたようだ。
再確認のために引き分けのケースを入れてもう一度やり直してみたところ、いくら計算しても19日が最短点灯になっちまう。
なんで・・・?
まぁ、いずれにせよいつかは灯ることなのでどうでもいいことなんだけど。


スワローズ主催の千葉での2連戦。
ちょうど一週前の折り返しということで、両軍先発もそれぞれ中6日での登板が予想される。
そしてそのとおりにスワローズが藤井、タイガースが井川
前回の対戦ではトラ打線がワンチャンスで藤井を捕え、井川がツーシームボールを多用してツバメ打線を牛耳ったもの。
当然のように今回も投手戦が期待されたが、試合は初回からめまぐるしく動く。

一回表、赤星が左前打で出塁すると、シーツ、金本が四球で歩いて一死・満塁といきなり大量得点のチャンス。
さぁ、打点王の選手会長のバットから何打点を稼いでくれるかな?と思いきや、浅い中飛に倒れて二死・満塁。
ここで無得点となるとちょっともったいないが、打席にはこの日6番に入ったスペンサー。
このところの打撃好調さが目立つ彼だが、藤井に対してファールで粘る粘る。
そしてフルカウントから高めに抜けた9球目の真っ直ぐを見送って、押し出し四球
何とか6番打者ので先制点を取る。
なおも次の矢野がこれも高めに入った真っ直ぐを痛打して左前2点適時打とし、井川にとって大きな3点が入る。

二軍落ちから復帰して4連勝。
そろそろエース再襲名も近いかと思わせる最近の成績だが、やはりここはビシッと最後まで投げきる姿も観たい。
ここらで全開モードで頼むぜ!・・・という期待とは裏腹に、初回のマウンドに立った井川の投球は今年序盤の姿を思い出させるような無残なものだった。
いきなり先頭の青木に初球を中前打されると、宮本にさんざん粘られた挙句に右前打を許し、3番・岩村にも左翼線適時二塁打を放たれて、あっという間に1点を返される。
ラミレス凡退でようやくアウトひとつをとった後、鈴木健に初球を中前2点適時打され、よもやの3失点でアッサリと同点に。

二回裏も先頭の米野にキレの悪いチェンジアップを拾われて中前打されるが、続く9番・藤井の送りバント処理で素早く2塁送球して封殺、難を逃れた・・・かに見えたが、二死・一塁から宮本に中前打、岩村にも井川を強襲する内野安打でまたもや満塁の走者を背負う。
そしてラミレスにいい当りをされるも、ここは運良く金本の正面をついて左飛。
藤井のバントがちゃんと決まっていれば何点入っていたかわからん・・・そう思わせるような不安一杯の井川。
確かにスワローズ打線も、前回追い込まれてからのツーシームに苦しんだことで、積極的に第一ストライクを狙う姿勢が目立った。
それでも井川本来の力ならば、前に飛ばさせないほどの投球を見せてくれてもいいはずだ。
それなのに、2イニングを投げた段階で打者13人に8安打される惨状。
一体何が悪いのか、私自身ずっとラジオだったので解りかねていたが、帰宅して録画していたVTRを観ると井川のちょっとしたフォームのズレに気がついた。


Igawa_form


上の二つの画像は左が2回の投球フォームで、右が5回のそれ。
小さくて観にくいが、よ~く観ると左側は体重が右足に十分乗っていないのに対し、中盤持ち直したときの右側のフォームはシッカリ前に体重が乗っている様子がうかがえる。
確かに序盤の井川のフォームは、体重移動がスムーズでなく腕の位置も下がり気味で投げていたので、真っ直ぐにも角度がなく、またキレも球速ほど感じないので打者からも観やすい感じになっていただろう。
相手打者が積極的な姿勢になっているところへ棒球を投げ続けていれば、打たれて当然。
いや、むしろよく初回の3失点でおさまったと思う
それにしてもどうして中盤にみせた投球を初めから出すことができなかったのか。
まさか中に入ってる人が途中で替わったのか?
そう思いたくなるような彼の不思議投球だった。

初回に点を取り合ってから両軍も走者を出すものの、なかなか得点に至らないストレスの溜まる展開。
先に均衡を破ったほうに流れが行きそうだが、先に破ったのはスワローズ。
5イニングを投げて12被安打と、まぶたを腫らし鼻血を出しながら何とかリングに立っているような状態の井川。
六回裏、一死から青木にこの日3安打目となる遊安打を打たれた後二死・二塁となると、岩村に二遊間を破られる中前適時打でついに勝ち越しを許す。
前半5イニングは苦しんだがそこまで89球とスタミナ面では余裕があるはずだが、この回から球が高めに浮き始め、岩村の勝ち越し打もそれを狙われた。
序盤から相手の早撃ちに苦しめられて、6イニングで14被安打の4失点
本当によくぞ4失点でおさまったと思わずにはいられない。
いい当たりが正面をつくなど運にも恵まれたが、この調子だとエース襲名などいつになるかわからない。
おそらく球宴明け初戦のG戦で登板すると思うが、立ち上がりの課題を修正しないとまた同じように強打線に捕まるだろう。


スワローズ1点リードの七回表、マウンドには今年トラ打線と初対決となるゴンザレス
ところが、先頭の金本がいきなり死球で出塁と、まだもうひと波乱ありそうな雰囲気を漂わす。
一死後、スペンサーが左前打でチャンス拡大に貢献。
この日のスペンサーは5打席で3四球・2安打と全て出塁の大活躍。
フォーム的にも余裕が出てきたし、何より球を呼び込めるようになっている
開幕当初のいい状態に戻ってきたと見ていいだろう。
さらにスペンサーに続いて矢野も右前打で一死・満塁と同点、逆転の好機。
ここで'05年トラ打線の見せ場、珠玉の代打攻勢劇場が幕をあける。
まず桧山を先陣に送るが、あえなく3球三振・・・。
初球の甘い真っ直ぐを見逃し、難しい球に手を出す今年見せる彼の悪いパターン。
二死となって、いよいよ満塁男・浜中の出番か・・・と思いきや、片岡を代打指名する岡田監督。
その片岡、2球目の真っ直ぐをあわや満塁弾かというような左翼ポール際への大ファール。
バットの走り具合はよさそうだ。
ファールで粘りながらカウント2―2からの6球目、甘めにきたスライダーを強振すると打球は右中間を転々・・・。
値千金、走者一掃の適時二塁打で一気に試合をひっくり返した!
キャンプでのケガで今年は二軍生活が長かったが、6月半ばで昇格してもなかなかいい仕事が出来なかった。
そんな崖っぷちの男が放った意地の一打で、終盤につけた決定的な2点差
そうだ、後は例の三銃士がいる限り、この試合はもらったも同然だ。

七回裏、定石どおり藤川をマウンドに送るが、宮出の中前打を足がかりに代打・真中に左前適時打を浴び、久々の失点を記録。
今回は指の掛かりがイマイチのようで、特にフォークのキレが悪かったように見えた。
まぁ、たまにはこういう日もあるだろうし、藤川本人もあまり深刻に考えないほうがよさそうだ。
ただ、疲れが出てきて当然の時期でもあるので、先発陣もあまり彼らを頼るような内容に終始するような投球は見せてくれるな。
その七回途中から救援したウィリアムスが1 2/3をピシャリと抑えると、最終回は守護神久保田が今回も3人斬りで16セーブ目
そして何より井川にハーラーダービートップに並ぶ9勝目がマークされた。


当然本人も首脳陣も、そしてファンも納得出来ない内容だったが、片岡の殊勲打のおかげで白星を手にした井川。
もう何度も言い飽きるぐらいに言ってきたが、そろそろいい加減キミの正体をみせくれ
球宴期間中にシッカリ悪いところを直して、チームの勢いそのままの力強い投球をまたみせてくれ。
今度からは君が打線を助ける番だぜ!


snapshot20050713010710

ホンマに頼んだで!


他球場の結果

B 3 ― 0 C

G 2 ― 11 D

F 7 ― 8 H

E 5 ―  3 Bs

L 9 ― 10 M

| | Comments (7) | TrackBack (8)

Jul 10, 2005

「アン・ドー・トロワ」は勝利のリズム

T|010 000 100|2

D|000 000 000|0

10日 12回戦(ナゴヤドーム) ドラゴンズ 6勝6敗

勝:安藤 4勝4敗 負:野口 2勝4敗 S:久保田 3勝2敗15S


前日は立浪のサヨナラ弾であっけなく連勝を止められてしまったタイガース。
ただ点の獲られ方がソロHR3発での3点と、注意すべき点、反省点が明確な試合だったのでおそらくあとには響かない負け方だとは思った。
元々ドラゴンズは一発に頼るような打線ではないので変に意識せず、臆せず、強気の投球で相手を迎え撃ちたい。

タイガースチーム史上初の、9カード連続勝ち越しのかかったこの3戦目。
両軍先発はドラゴンズが野口、タイガースが安藤とほぼ予想通り。
二軍での調整中にフォームをスムーズな一段に変えて臨んだ前回登板で、ベイスターズ相手に好投した安藤。
とにかく投球テンポがよくなり、相手打線も思わず早いカウントから打たされるような打撃に終始していた。
今回もそんな投球が観られるのか。
初回、甘く入った初球の真っ直ぐをいきなり荒木に左中間へ二塁打され、いきなりピンチ。
続く井端は一犠打で一死・三塁としたが、前回の安藤の投球内容とトラ中継ぎ投手陣を考えるてかまず1点を取りに来た形のドラゴンズ。
アウトひとつもらったとはいえ、安藤も穏やかではないはずだが、3番・福留が初球の難しいフォークに手を出して浅い左飛に倒れたことで、安藤もかなり気分的に楽になったか。
最も一発の恐怖のあるウッズにも内角攻めで二ゴロに打ち取り、最初で最後の危機を脱する。

対する野口も初回タイガース打線を3人で片付けるが、少し球にバラつきが目立つ。
二回表、先頭の金本に四球を与え、今岡の打席で暴投があって金本二進。
今岡三振の後スペンサーの打席で金本が三盗を決め、好守逆にして同じような状況となる。
そのスペンサーに対して追い込みながら内を狙った真っ直ぐがやや甘く入り、詰まらせながらも前進守備の内野の頭上を越される左前適時打
タイガースとしては最初のチャンスで、しかも苦悩の6番で先制点を叩き出せたことでいい流れになるはず。
矢野が三振後、8番・関本が右翼線への二塁打
このあたりで一塁走者スペンサーが長駆生還を図るが、ドラ野手陣の的確な中継プレーの前にアッサリと本塁憤死
確かになかなか点を取れない相手にもう1点が欲しいのは解るのだが、次が9番・安藤ということで二死・一三塁の形にして、三回表に先頭の赤星から改めて攻めさせるというのがセオリーだと思うのだが。
このあたりの状況判断はどうなのだろうか。


先制してもらった安藤もテンポを崩すことなく、前回の白星がよほど自信になったのかキレのある真っ直ぐにフォーク、スライダーを織り交ぜてどんどん追い込んでいく。
それにつられてドラゴンズ打線もベイ打線同様、早いカウントから打たされる形で凡打の山を築く。
最終的に6イニングを投げて被安打3奪三振2無失点、そして特筆すべきがゴロアウトが11個

以前の安藤は常にコーナー一杯に投げようとする、厳しい場面で投げていた中継ぎ時代のクセが抜けきっていなかった。
そのぶんボールカウントが先行し、ストライクを取りにいったところを打たれ、抑えるにしても球数を要する重苦しい投球が目に付いていた。
それが今や、フォームのリズムを変えたのが成功したおかげで心のリズムも変わってきたように感じる。
気分が乗ってくると腕が良く振れて球も走る。
球が走ればどんどん投げ込んでいけるので窮屈な投球にならない。
打者も「とりあえず打ちにいかねば」という気持ちが先に働いて、なかなか自分の形で打つことが出来ない。
これが内野ゴロの多い投球内容と繋がっているのだろう。
ちょうど先週の記事で書いたことの繰り返しになるが、気持ちの持ち方一つでこうも好循環になるのだ。
なかなか打線の援護にも恵まれない試合が続くが、こういう投球なら僅少差でも本当に安心して観ていられる。


方や野口も徐々に自分のペースを取り戻して、中盤からは制球も安定してきた。
早く追加点の欲しいトラ打線だが、なかなか野口を捕まえられない。
そして七回表、先頭の金本が中越二塁打を放って、二回以来に得点圏に走者を置く形に。
ここで今岡に期待がかかるが、前の打席に気迫のヘッドスライディングで遊安打を勝ち取ったのに続き、右翼線ギリギリに落ちる適時二塁打で打点王の面目躍如。
欲しかった欲しかった、本当に欲しかった追加点を手にする。
ここで野口を降ろし、替わった隠れ最多勝候補岡本から二死・一三塁まで攻めるが、安藤への代打・桧山が右飛に倒れてこの回1点どまり。
だが、ここまでのトラの戦い方を見れば、相手チームにとって2点差というのは果てしなく遠い点差に感じるだろう。

まさに終盤にそびえる万里の長城ベルリンの壁か、自慢のリリーフ陣が相手の追撃を全く寄せ付けない。
安藤の作った勝利のリズムを受け継ぐ形で七回から登板のウィリアムス福留ウッズ立浪のクリーンナップを三者三振に斬れば、八回には藤川も負けじと3人斬り。
そして最後はすっかりクローザーとして板に付いてきた久保田無風締めで6連続となる15セーブ目。
五回以降はひとりの走者も出さない、力でねじ伏せる完璧な内容。
六回までに2点のリードがあれば相手が諦めてくれる・・・そんな気にさせるような盤石な布陣だ。


とにかくこの3連戦、打線が低調でも我慢して先発陣中心によく踏ん張った。
本当に我慢がキーワードとなるような展開だっただけに、白星2つが先発投手に付いたのは非常に大きいと思う。
そして(離れた)眼下の敵をことごとく叩いたことで、相手に相当なダメージを与えたはず。

決定的な8ゲーム差
トラに追いついてこれるようなチームはもはやない


*ちなみに、先ほど計算してみると最短マジック点灯日は7月28日(間違ってるかもしれないけど)
いくらなんでもその日はムリだが、この勢いだとおそらく8月の半ばほどで点灯するのではなかろうか
そうなりゃ今年は『志のマジックロード』となるのかな
エ、まだそんな話は早いって?


他球場の結果

B 4 ― 2 S

E 4 ― 4 M

L 10 ― 4 H

C  中止  G

Bs  中止  F

| | Comments (1012) | TrackBack (21)

Jul 08, 2005

セ界の中心で‘優勝’を叫ぶ

snapshot20050709001335

T|000 200 001|3

D|000 000 000|0

8日 10回戦(ナゴヤドーム) ドラゴンズ 5勝5敗

勝:下柳 7勝1敗 負:山本昌 5勝4敗 S:久保田 3勝2敗14S


素晴らしい熱投の下柳


先制タイムリーの矢野


最終回に貴重な追加点の鳥谷


防御率0点台の藤川


気迫あふれるウィリアムス


6連投、5連続SPの久保田


2安打のスペンサー、代打で繋いだ桧山


そして岡田監督


全ての選手、スタッフにありがとう


本日の勝利に乾杯!


もうこれで確信した!


トラの優勝は間違いない!


あ~スッとした。


他球場の結果

C 2 ― 6 G

Bs 7 ― 10 F

| | Comments (18) | TrackBack (2)

七夕に願いをかけずともトラは勝つ

snapshot20050708004918

S|000 200 000|2

T|000 400 00X|4

7日 9回戦(甲子園) タイガース 5勝4敗

勝:江草 4勝1敗 負:石川 6勝5敗 S:久保田 3勝2敗13S


オールスターファン投票の最終結果が発表され、タイガースから6人が選出
中継ぎ部門の藤川、遊撃手部門の鳥谷が初の選出、おめでとう。
チーム状態もさることながら、出場するのに恥ずかしくない成績をおさめているのだから、堂々と思う存分プレーしてほしい。
(藤川は1イニング限定でお願いしまっせ、落合サン)

関西地方は午後に局地的な激しい通り雨。
試合前の甲子園も見舞われた(大雨洪水警報も出ていた)が開始時にはすっかり上がり、夕立後の心地よい空気が包む選手にとっても観衆にとっても最適のコンディションで行われたようだ。
タイガース先発はブラウン
先発登板しては抹消、また上がって投げては抹消の繰り返しで、コンディションやモチベーションの維持が難しい調整が続き、正直この投手の真価がつかめない。
来日して最長の投球イニングは、甲子園でのカープ戦と宮城でのイーグルス戦の5回
そして最近2度の先発登板では3回3 2/3回
出してすぐ引っ込めて抹消して・・・って、いったい首脳陣は彼の何に期待してるのだろうか
『マダックス二世』といわれるほどの制球力も披露してるとは言い難いし、今の状態ではトラのマダックスというよりトラの桑田真澄とでも言うべきか。
まぁ、そんな埋め合わせ要員が土付かずの3勝と来たもんだから、タイガースも強いということだ。
今回投げてまた落とすのかもしれないが・・・。

そんなこんなでブラウン、立ち上がりからの3イニングを2安打1四球無失点とこれまでで一番といえるような内容。
内外角に散らしてゴロを打たせるのが持ち味だが、9つのアウトのうち実に5つが内野ゴロ
おぉ~ようやく本領発揮かと思わせたが、四回にラミレスの左前打を皮切りに真中に右中間へ適時二塁打と米野の投前スクイズ2失点
球の走り具合などそんなに出来は悪くない感じだったが、この回から球が徐々に高めに浮いてきてたのも確か。
それでも5回までは投げさせるだろうと思っていたが、その裏味方の攻撃時に運良く(悪く?)彼の打順でチャンスを迎えたために代打を告げられてしまった。
う~ん・・・正直もっと観たかったけど致し方ないか(他の先発ならありえないだろう)。

スワローズ先発は大方の予想を裏切って中4日石川を持ってきた。
舘山の先発とふんでか6番に桧山を入れてきた岡田監督だが、桧山自身石川と相性がいいので大きなマイナスにはならないはず。
ただ、石川には去年から苦労しているので早めに先制して投手陣を楽にしてあげたい。
で、石川もブラウン以上の好投。
立ち上がりの3回を3人ずつのパーフェクト投球でトラ打線を封じ込める。
四回に味方の援護をもらって気分よく投げられると厄介だが、ふた回り目に入ったタイガース打者陣が石川に立ちふさがる。
まず先頭の赤星がチーム初の出塁となる中前打を放つと、続く鳥谷が第一ストライクを積極的に打って左中間への二塁打
無死・二三塁からシーツの遊ゴロの間に赤星生還。
そして4番・金本が低めの球を振らされて3球三振。
ここで1得点だけに終ると、流れ的には石川がスイスイと投げて終盤までスワローズペースで進む感じなのだが、今岡と勝負を避ける感じの四球の後、桧山にも苦手意識が芽生えたか四球を与えて二死満塁。
snapshot20050708004849ここで矢野が初球の甘く入ったシンカーを狙い打つと、打球は岩村のグラブの先をかすめて左翼線へ。
2点適時二塁打であっさり逆転に成功。
なおも藤本敬遠四球で再び二死満塁となったところで、9番・ブラウンに代わって満塁男の浜中が登場。
内角球に詰まったが、飛んだコースが幸いして適時遊安打となり、さらに1点追加。
好機に確実にたたみ掛ける攻撃でこの回一挙4点
その後石川も立ち直り、スワローズ必死の継投の前に打線は沈黙。
この試合の全4安打は、この四回裏にたたき出したもの。
ここぞの場面での勝負強さは、まさに一昨年の再現といえるが、オイシイ場面でしか機能しない打線も効率が良いというべきかゲンキンなのか。
いや、勝負どころを心得た見事な集中力とそれをうまく見極めた岡田采配と言っておこう

ブラウンの後を継いだ江草が2回、その後は自慢の新・投魂三銃士がスワローズ打線を封じ込めて、前回の神宮でのお返しとなる3タテで5連勝!
特に最後の久保田は、先頭の米野にカウント0-3となったものの三振に斬ると、あとの二人もバットを空を切らせ、三者三振ショーで締めくくった。
今回は球持ちが良くて、変化球も切れていたので次回以降もこの調子でお願いしたい。


両軍得点を記録したのは四回の攻防のみ。
4番のラミレスが盗塁したり、スクイズを敢行したり必死の思いで2点を取ったスワローズ。
対して、赤星が出て鳥谷がチャンスを拡大し、あとの打者がが球を見極めて繋いでいって好球必打の打撃で走者を還し、自然の流れのままに個々の打者が役割を果たして4点をもぎ取ったタイガース。
味方の援護点を守ろうと石川も少し意識しすぎたかもしれないが、少しでも守勢に入ると一気に襲いかかるトラ打線の力を感じるシーンであった。
あとは先発がもう少ししっかり投げてくれば言うことないのだが、歯車がガッチリかみ合った今の状態なら金曜からの鬼門・ナゴヤドームでも自信を持ってプレーできるだろう。
そこで3つとも勝てとか、最低でも勝ち越せとか言うつもりはないが、初戦だけは全力で獲りにいってほしい
再度2位チームと戦うわけだが、最初の手合わせでゲーム差が開くのと縮むのとでは、追いかける側の選手心理に大きな影響を及ぼす
おそらくドラゴンズは苦手の山本昌が先陣を切るだろうが、ここで勝てば間違いなく相手は絶望感を味わうことだろう。

だから絶対に勝て!
一昨年にマジックを点灯させた日が、今年の勝負の日になる


snapshot20050708004156

やっと「三者凡退」で終らせました・・・


他球場の結果

C 6 ― 4 B

| | Comments (5) | TrackBack (4)

Jul 07, 2005

「首を5回振りましたねぇ・・・」

kanemotofukuhara_7_6

S|001 000 000|1

T|000 101 00X|2

6日 8回戦(甲子園) タイガース 4勝4敗

勝:福原 5勝9敗 負:川島 5勝7敗 S:久保田 3勝2敗12S

本塁打:金本21号(六回・打点①=川島)


順位表の上では首位攻防。
しかしそのゲーム差は6.5。
気がつけば首位独走のタイガース。
果たしてこのまま突っ走って、一昨年のような展開のペナントリーグとなってしまうのか。

なりそうだ。

いや、ホンマになってしまうぞ他の5球団よ!
このペースだと、球宴の頃にはマジック・・・までは言いすぎだが、他球団が追いつく気持ちを萎えさせるくらいの差になっているかもしれない。
ちなみに一昨年の7月6日終了時点では貯金が32、2位以下とも15ゲーム差をつけて、8日に早々マジック点灯という信じられないような勝ちっぷり。
そして今のタイガースは、それに近いチーム状態にあるといって過言ではない。

きょうもずっとラジオだったので多くを語れないが(・・・ってゆーかシンドイしPC不調だし)、一回表だけ行きつけの喫茶店のTVで観ることが出来た。
先発の福原が非常にいい感じでスワローズ上位打線を三者凡退で斬る。
試合後の談話で「テンポに気をつけた」と語っていた福原だが、リラックスしたフォームで球持ちが良く、腕がよく振れていた印象を受けた。
特に岩村を三振に取った真っ直ぐは、甘めのコースに行ったものの岩村が態勢を崩すように空振り。
この感じなら間違いなく勝てる・・・単なる直感以上の確信でもって福原の投球を楽しみにしていた。
しかし二回には2本の安打でピンチを招き、何とかこれを切り抜けるも三回には相手先発投手・川島の内野安打を皮切りに岩村の中犠飛で先制を許してしまう。
おかしいなぁ・・・初回の感じならスイスイといっておかしくないと思ってたのに。
それでもそれ以上の失点はすることなく、今年に入ってやけに目立つ一発病が発症する感じでもなく、女房役の矢野が盗塁をうまく刺してくれたりしながら自分のリズムをつかんでいく。
味方も四回裏に川島の制球の乱れをついてスペンサーが押し出し四球を選んで同点にするが、川島もなんとか踏ん張って1-1で前半五回を終える。

両軍とも走者は出すもののなかなか後が続かずに効果的な得点を奪えない。
両先発の我慢比べともなる展開だが、果たしてどちらの打者陣がそれを打破していくのか。
こうなると今勢いのあるチームに有利に働きそうだが、六回裏、主砲の一振りが具現化してくれる。
MBSラジオの解説は一昨年の優勝時にコーチを務めていた達川光男氏。
彼の解説がスワローズ・川島の微妙な心理の変化を語ってくれた。

「今、川島が5回首を振りましたねぇ・・・。なにか球種とかコースとか自分の投げたい球とサインが合わないんでしょう」

スワローズのスタメンマスクは、先日の本塁クロスプレーで負傷した古田に替わって米野
純粋な安心感からすれば古田のほうがより高いだろうが、米野もここまでうまく川島をリードしてきていたように思う。
この場面で起きるサインのくい違い。
こういうとき、捕手は投手の投げたい球を優先することが多いが、カウント2-2からの6球目に選択したのは真っ直ぐ。
内へ狙ったのがシュート回転して真ん中付近へ・・・。
狙い済ました4番の一撃はピンポン球のように白球を右翼スタンドへ運ぶ。
金本の本塁打王争いトップに並ぶ21号ソロで大きな大きな1点がタイガースに刻まれる。
決めてほしい場面で決めてくれた主砲の一発は試合の流れの上で大きなウェートを占める。
5点、10点の価値がある本塁打といっていい。

勝ち越してもらった福原は七回表の投球も無難に下位打線を抑える。
7イニングで被安打・7奪三振・7、球数はちょうど100球
前日の井川同様、これまでの重苦しさがウソのような快投で先発の役目をキッチリつとめる。

八回から岡田監督も先手の采配
まだ余裕があるように思えた福原を降ろしてウィリアムスを投入。
この日のウィリアムスは最高の投球。
青木から始まる上位3人を全て三振に斬って付け入る隙を与えず、そして最終回の久保田も真中に中前打を打たれて少しヒヤッとするが、後続を断って見事にセーブ。

これで8カード連続の勝ち越しを決めて貯金16となり、徐々にリーグ制圧モードに入りつつある。
当然選手に気を抜いた姿勢はない。
一昨年と同じように目の前の試合に集中し、個人が役割をきっちり果しているから自然と流れがこちらに向いてくる。
まだ楽観は出来ないが、イレ込む必要もない。

自然体で一つ一つこなしていけば、自ずと結果はついてくる。


他球場の結果

D 2 ― 1 G

C 5 ― 4 B

F 3 ― 6 M

Bs 5 ― 4 L

H 14 ― 3 E

| | Comments (3) | TrackBack (3)

Jul 05, 2005

切り裂いた 雨中空間 快調弾

S|000 000 100|1

T|000 400 00X|4

5日 7回戦(甲子園) タイガース 3勝4敗

勝:井川 8勝3敗 負:藤井 5勝6敗 S:久保田 3勝2敗11S

本塁打:今岡15号(四回・打点③=藤井)
     ラミレス20号(七回・打点①=井川)


近畿地方は5日連続で雨。
6月の空梅雨状態から帳尻を合わせるかのように降り続く雨に、今日の試合開催が怪しい雰囲気だったがさすが甲子園。
試合中も間断なく降り注ぐも、何事もなく9イニングの試合を全うすることが出来た。

試合前には6月の月間MVP選手が発表され、セ・リーグの投手部門で年間MVP候補とも目される藤川が受賞。
これでタテジマ戦士が3ヶ月連続の受賞と、首位の勢いをそのまま如実に表しているようだ。
「自分に対するというよりチームに対する評価」というコメントにもあるように、彼がチームの好調を支え、チーム状態のよさが彼の奮闘を支える好循環を物語る。
また「投げられる喜びを感じているので疲れはない」ともコメントしたようで、今はモチベーションの高さが体力的な部分を上回っているようだが、来年以降を見据えた起用を考えるなら後半戦以降の登板間隔やこのオフの体のケアの仕方など、本人と球団との間でしっかり意思疎通する必要がある。
ちなみに二軍でもウエスタンリーグ・6月MVPに赤松が選出
彼が表舞台に出てくる日もそう遠くないかもしれない。


さて、試合のほうは先発はタイガースが井川、スワローズが藤井
屈辱の二軍落ちから復帰して3連勝中の井川だが、まだ我々が知る彼本来の姿とはいえない。
しかし、徐々に徐々にまことに徐々にではあるが上昇曲線を描きつつあるのは確かだろう。
そろそろここらで我々を安心させてくれるような投球を見せてくれるのだろうか。

きょうも全編ラジオだったので(録画し忘れた)彼の投球の様子はよくわからないが、聴いているぶんでは真っ直ぐはソコソコだが変化球が高めに浮き気味の序盤3イニングの立ちあがりだったらしい。
しかし、初回に先頭の青木に内野安打されたあとや、三回には宮出の左前打のあとに併殺打で切り抜ける効率のいい投球でピンチの芽を摘み取る。
そして以前よりテンポがよくなったように感じる
自分の調子との兼ね合いもあるだろうが、前回の安藤の投球に刺激された面もあるかもしれない。

ただ前回登板を観たときに気になっていたのだが、井川の球種に真っ直ぐとチェンジアップの中間の球速、変化を見せる球があるような気がする(気のせいかもしれないけど)。
きょうの投球内容を見てると実に12の内野ゴロを記録しているが、かねてから言われているツーシーム系の球なのだろうか。
普段は飛球アウトの多い彼にからしてちょっとイメチェンを感じさせる。
新しい球種に可能性を見出すことも悪くはないが、出来ればより真っ直ぐに磨きをかける方向に力を向けてほしいと思う。

その新球効果(?)で7イニングを投げて被安打・5、ラミレスの中越ソロによる1失点のみでハーラーダービートップに並ぶ8勝目
投球数が103というのがこれまでと違うニュー井川を暗示させるが、個人的には相手をねじ伏せる‘剛’の井川にこだわってほしいな。
テンポよくスイスイと打たせて取るクールビズ投球もいいけど、打者の懐をえぐる強い真っ直ぐと葵の御紋のような輝きを見せるチェンジアップで相手をひれ伏せる投球が井川にはよく似合う。
それが本当の意味でのエース復活といえるんじゃないか。
勝つための努力、研究を惜しまない姿勢は解るけど、一ファンのちょっとしたワガママと思ってもらえればね。


さぁ、先発が頑張っているときこそ打線が奮起してやらねば。
なんせ相手はリーグ防御率ナンバー1投手だからそう簡単に点は獲れそうにない。
予想通りというか、3イニングで初回の鳥谷の右前打1本に抑えられ、投手戦の様相を呈する。
しかし四回裏、やはりこの男が局面を一気に変える。
この回先頭の赤星がボテボテ遊安打でこの日初の出塁すると、鳥谷の投犠打をはさんでシーツの中前適時打でアッサリ先制するなんともマーベラスな展開。
なおも金本がリーグでダントツトップとなる55個目の四球でお膳立てすると、ここまで4試合、21打席音無しだった今岡に値千金の左越3ランが飛び出してあっという間にこの回4得点
この後3本の安打が続くが、2塁走者・スペンサーの本塁憤死もあってそれ以上の追加点はならず。
その際にスペンサーと捕手・古田が本塁上で激突し、次の回から捕手が小野に替わる。
足首を痛めたという古田の状態だが大丈夫だろうか。
ただVTRを観ても、スペンサーも当り方が少し強引過ぎるぞ。
タイミングと捕手の立ち位置からして、はっきり言って無意味。
気持ちは解らないでもないが、スペンサー自身にもケガのリスクがつきまとうだけに気をつけてくれよ。

前試合の記事「今岡の復調があるかも・・・」みたいなことを書いてしまったが、まさかこの大事な場面で最高の仕事をしてくれるとは・・・。imaoka_7_5
右打者のヒザ元へ食い込む真っ直ぐを、うまくヒジをたたんで体の回転で持っていった見事なスイング。
普通ならポールの外へ切れる打球になるのだが、フェアゾーンに入っていったのはバットが最短距離で出ているからだろう。
来た球種、コースに対して無心というか反応で打ったような感じ
だとすると、これまでの不振はあれやこれや考えすぎていたからかなぁ・・・。
藤井の調子も悪くなかったはずだし決して失投ではないが、あの球をあそこに運ばれては仕方ないといったところだろうか。
八回にも河端から中前打を放ってくれたし、これで完全に吹っ切れてドン底状態から脱したかな。
今調子がいいほかの選手が下降線をたどったときに、また選手会長が救ってくれるだろう。
エンジンが再点火した今岡の打棒に期待しよう。


他球場の結果

D 1 ― 2 G

F 8 ― 1 M

Bs 5 ― 4 L

H 9 ― 1 E

C  中止  B

| | Comments (2) | TrackBack (17)

タイガースファン意識調査に参加 ―今年はやりまっせ!―

え~今日から野球ファンになった人のためのブログ(きょうろぐ)にて、『阪神ファン意識調査』という企画があるわけだが、薄給の多忙人である管理人にとってなかなか記事を起す機会がなく、ようやく遅ればせながら参加させていただくことに。
その内容とはトラ党に訊く7つの質問形式。

1.ここまでの阪神の成績についての評価

2.ここまででもっとも評価したい選手は?

3.逆にもっとも期待を裏切っている選手は?

4.正直、今年優勝できるとおもっているの?

5.もっとも怖い相手球団は?

6.今後のキーマンになると思う選手は?

7.岡田采配について 昨年と変わったと思うところありますか?

という感じ。
それではその質問順に答えていこう~。


まず問1だが、ここまで(7月4日現在)の勝敗は44勝30敗3分
折り返しを過ぎたところでこの星勘定はほぼ予想通り、というか出来すぎとも思わない。
交流戦が終った段階で貯金が10ほどあるかな、と開幕前はそういう腹づもりでいた。
ただ、他チームとこれほどゲーム差が離れているとは正直予想外。
特に投手陣が安定しているドラゴンズが当面のライバルとなり、僅差のつばぜり合いが続くと思ってたので。
やはり今年から始まった交流戦がリーグ順位に大きく影響したのがこの状況の大きな要因。
タイガースはホントにこの交流戦をうまく戦えたと思う。


次に問2。
他のブロガーさんと同じ意見になるだろうが、最も評価すべきは藤川だろう。
仮に優勝するようだと、MVPは彼になるのではなかろうか
このところの登板過多が気になるが、くれぐれも慎重に起用を考えてほしい。
来年以降も頑張ってもらわねばならないのだから。


続いて問3。
これも意見がカブるだろうが、福原が最も期待に背いているといわざるを得ないだろう。
彼の力から考えれば、4勝9敗(7月4日現在)という成績は寂しい。
白星と黒星が逆になっていてもおかしくないはずだが、そうなると今ごろは完全に独走状態になっているので、皮肉にも彼がセ・リーグのバランスをかろうじて保っているような存在だ。


問4でいきなり核心に迫る質問が。
「優勝できると思っている」というより「優勝しないといけない」チームなのだよ、タイガースは。
投手陣に野手陣、最良のバランスを誇るチームが最初から優勝を意識して戦わずしてどうする。
この7月をスムーズに乗り切れると一気に突っ走る可能性が大だ。


問5。
これから追いかけてくる可能性があるのはスワローズだろう。
若い投手陣が伸びてきたし、それが古田の頭脳とうまくリンクしてくればまだまだ怖い。
去年あれほど守り勝ってきたドラゴンズがチーム防御率リーグ4位に低迷しており、この時期になって急によくなるとも思えないが、タイガース同様の強力中継ぎ陣はやはり侮れない。
旬の選手が多いベイスターズも、離脱中の多村が戻ってくれば手ごわい存在になる。
ジャイアンツ、カープはそれぞれ投手陣に根本的な問題を抱えているが、打線そのものは強力なので疲れが出てきたときの投手陣にとっては油断ならない相手だ。
まぁ、どこと戦うにしても決して気が抜けない。
結局は敵は我にありということか。
おごらず油断せず、一昨年のような気持ちを常に持ち続けてほしい。


問6のキーマンとなる存在だが、個人的には鳥谷井川ふんでいる。
岡田野球の象徴ともいえる鳥谷だが、ここ最近の成長は目を見張るものがある。
そして彼の成績が上がってくるにしたがって、チームの成績も上昇してきた。
他の若手に先んじてレギュラーポジションを与えられたことで、彼にかかる重圧は相当なものだったはずだが、見事にそれをはね退けるだけの数字を残している。

投手のキーマンは井川を指名。
オフのポスティング騒動以降彼への風当たりが強くなり、当然それに見合う成績を求められたが、チームトップの7勝に伴う内容を見せているとはいい難い。
彼に対しては願望でも期待でもなく、やって当然の目をむけられているというのを本人も自覚する必要がある。
二軍落ちの屈辱も味わった彼が意地を見せてくれることを信じている。


問7の岡田采配だが、監督の采配や選手起用どいったものは口外できないチームの機密事項も絡んでくるので、一概に良し悪しを素人が判断することができない
ただ、選手層が投打ともに厚くなったことで、常に先手を打って試合を優位に進めることが出来ている。
その分ある程度余裕を持って采配を振るうことが出来るのではないか。
なんか去年は失礼ながら二軍監督の延長の雰囲気を感じたが、今年は(もちろん去年の反省を踏まえてるのだろうが)勝利に対しての貪欲さが感じられるようになったかな。
周りにいるコーチ陣のおかげという説もあるが、まぁそれを含めて監督の資質ということで。


こうしていろいろヘリクツをタレてきたが、つまるところファンもナインも今年にかける思いはひとつなワケで・・・


imaoka_yarimasse

やるしかないやん!

| | Comments (14) | TrackBack (1)

Jul 03, 2005

試合時間が‘2時間台’っていつ以来?

T|021 000 102|6

B|010 000 002|3

3日 9回戦(横浜) ベイスターズ 2勝6敗1分

勝:安藤 3勝4敗 負:秦 1勝1敗 S:久保田 3勝2敗10S

本塁打:矢野10号(二回・打点②=秦)
     村田14号(二回・打点①=安藤)
     シーツ9号(三回・打点①=秦)
     古木2号(九回・打点②=安藤)


親戚の法事から帰って録画しておいた試合を今チェックした。
TVもラジオもない状態で少しヤキモキしていたが、ケータイで経過を見たりするとなんか負けてそうな気がするのでやめておいた。
延長戦にもつれ込んだきのうの試合とはうって変わって、サクサクと試合が進む。
ゲームセットになってタイムカウンターを見ると、3時間経っていなかった
久々に快適というか、スッキリとした試合を観させてもらったよ。
いや、長くても引き締った試合というのもあるにはあるが、ここのところのタイガースの試合は先発陣がピリッとしないために、ムダに球数が多かったり間合いが長かったりしてダレた試合になることが多かったからねぇ。
しかし、きょうはどうだ。
投手が余計なことを考えず、打者に向かって純粋に攻める姿勢を見せれば、こうもテンポよく試合が進む典型といえるものではないか。
そう、このテンポなんだよ、我々が欲していたのは


タイガースの先発はいったん一軍登録を外れて、この試合に向けて調整を施してきた安藤
二軍調整中に、フォームを二段モーションからオーソドックスなタイプに変えてきた。
来年から二段や静止モーションの類は禁止になるということで「だったら今のうちに・・・」という理由だそうだが、実際シーズンの途中でフォームを変えるというのは勇気のいるもの。
本人の感触も上々ということだそうだが、実戦で投げてみないとやはり不安が先にたつ。
果たしてフォーム改造が吉と出るか凶と出るか・・・。

注目の立ち上がりだが、やはり不安先行の手探り状態なのが見てとれる。
先頭の石井に対して慎重にいこうとする意識が強くなり、いきなり四球を与える。
なおも二死・三塁から佐伯にもストレートの四球を出して大きなピンチ。
勝負強い5番・種田に回したくなかったが、何とか三ゴロに仕留めてひとまず無失点で終える。
ここまで見て特別以前と変わったところは感じない。

そして、二回に一死から村田に中越ソロを浴びる。
真っ直ぐの走りはかなりいい部類の感じだが、まだ本人が疑心暗鬼なのか。
相手打順がふた回り目に入ってからが勝負になる。

その打順がふた回り目に入る三回、石井以下を三者凡退に打ち取るとようやく落ち着いてきたのか、以後は八回までひとりの走者も出さない完璧な投球で、ベイスターズ打線を牛耳っていく。
真っ直ぐの走りは最初からよかったが、それに加えて右打者内角へのシュートと外へ逃げるスライダーのコンビネーションで、相手打線に的を絞らせない。
もちろん本人が手応えをつかんだこともあるが、今までのフォームと違うリズムにベイ打線が少し面食らっていたかもしれない。
それによって自信も芽生え、腕も振れることで球も活きる。
打者も心理的に圧し込まれ、自分のリズムでスイングできずに凡打の山を築く。
自然と投球のテンポもよくなってくる。
これまでの重々しい雰囲気はなく、投げるのが楽しそうな印象すらうかがえる。
今までにない好循環はニュー安藤の誕生を予感させてくれた。
先発投手がこういう感じで投げるのを観るのはホントに久しぶりだ

プロ初完投勝利のかかった最終回、先頭の石井に右前打を許して二回以来久々の走者を出す。
当然セットポジションも久々になったぶんリズムが微妙に狂ったか、続く代打・古木に低めの変化球をうまく拾われて左越2ランを浴びてしまう。
一発で走者がいなくなったのである意味これで吹っ切れるだろうと思ったら、一死から佐伯に左中間二塁打、種田にも左前打されて一・三塁となったところで無念の降板
やはり完投を意識する焦りか、球が中に集まりだしたところを狙われた。
残念ながら完投は逃したが、今回のような投球を心がければ自ずと結果がついてくるということが本人も再確認出来たろう。
最後は一発出れば同点の場面で守護神・久保田無難に後続を断ち、安藤はおよそ1月半ぶりに白星を手にした。
思えばプロ初先発・初勝利もベイスターズ相手だったか。
この日の勝利も、安藤にとって新たな一歩となる記念すべき日となることを心より願う。


打線は11安打6得点それまでの安藤の登板でもそれぐらい取ってやれよと思わせるもの。
しかも4番、5番のポイントゲッターがあわせて1安打で打点なしなのだから、この二人がいなくても点がある程度取れるというのは強い。
その中でシーツが三回に左越ソロ、九回にもダメ押しの中前2点適時打3打点の活躍。
特に二回の一発は、これまで苦労していた内角高めの真っ直ぐを叩いたもの。
ベイスターズ先発・の球威がイマイチだったのもあるが、それにしてもうまく上からバットをかぶせて打った。
今は右投手相手のほうが左の腰が早く開かず、スムーズにバットが出るようだ。

対照的に心配なのはこの試合が終わって4試合連続19打数連続無安打の今岡。
中継内で解説の八木裕氏が言っていたように、グリップが後ろから遠回りするスイングになって、タイミングよく捕まえたつもりでも凡打やファールになっている感じだ(春先の鳥谷のようなイメージ)。
八、九回と2打席連続で併殺打に倒れるなど打点王の面影はどこへやらという惨状だが、最後の遊ゴロ併殺打はいい当りが野手の正面をついたが、球を捕える感じは悪くなかった。
この一打が案外復調のきっかけになるのではないかと思う(・・・ってゆーかなってほしい)。


imaoka_yarimasse

みんな復調を待ってまっせ!


他球場の結果

G 1 ― 4 C

S 5 ― 2 D

M 2 ― 5 L

E 6 ― 5 F

H 6 ― 3 Bs

| | Comments (6) | TrackBack (15)

Jul 01, 2005

雨音はショボ~ンの調べ

T|000 031 000|4

B|120 002 00X|5

1日 7回戦(横浜) ベイスターズ 2勝4敗1分

勝:加藤 3勝3敗 負:橋本 2勝2敗1S S:クルーン 1勝12S

本塁打:石井4号(一回・打点①=下柳)
     金本20号(六回・打点①=土肥)
     相川5号(六回・打点②=橋本)


先日、空梅雨だとか言ってたら大阪もようやく梅雨らしい空模様に。
しかし本格的に降ったのは夕方から数時間だけで、すぐにやんでしまった。
これでは水不足解消とはいかないだろう。
横浜も昼間は結構な雨量だったらしいが、試合開始時刻が近づくにつれて雨雲も去っていったらしい。
連敗中のベイスターズ陣営は正直、中止になってほしかっただろうが。
首位チームの勢いが雨雲を吹き飛ばしたのだろうか。

それでラジオを聴いていると赤星の肋骨が実は折れていた!そうな。
実際はヒビが入っていたそうだが、なかなかレントゲンでも見つけにくい箇所らしい。
ずっと痛そうなそぶりをしていたからねぇ・・・。
打撲でも内臓までダメージが達してるんじゃないかと心配はしていたが。
本人も「ここまでずっとやってきたから休むつもりはない」と言ってるが、ムリだけはいかんよ。


6月3日のマリーンズ戦から7カード連続で初戦をものにしているタイガース
勝負の6月を大きく勝ち越せたのも、3連戦の初戦を確実に取れたことが大きな要因となった。
月が変わってもその流れを維持できるか。
まず下柳が先陣を切る。

防御率からみれば先発陣の中で最も安定している下柳だが、ここ数試合は序盤から失点するケースが観られ、開幕当初の勢いもやや薄れてきたか。
実際、5月30日のイーグルス戦で6勝目を挙げて以降、ひと月間白星から遠ざかっている。
交流戦がらみで日程が変則になり、登板間隔が空いた影響もあるが、そろそろここらで勝っておきたい。
その立ち上がり、先頭の石井に対し変化球を3球続けたその3球目が甘く入り、先頭打者アーチとなる右越ソロをいきなり浴びる。
パッと観た感じとして、軸足が棒立ちというか充分体重が乗らないうちに投げるような雰囲気。
気のせいかもしれないけど、調子のいい頃はもっと重心が低くてフォームにも粘りがあったような気がする。
少しお疲れ気味?

二回にも一死から村田に四球、相川に左越二塁打とまたピンチを迎える。
土肥が倒れた後、先ほど一発を食らった石井を追い込みながらシュートを左前2点適時打される。
易しいコースではなかったが、ボール球を振らせて打ち取るのが身上だけにコースに入ってしまったぶんうまく打たれてしまったか。
石井ひとりにやられた形で3失点・・・一番乗せたくない打者だけに辛い。
それでも三回以降はなんとか調子を取り戻し、五回には先頭の投手・土肥への四球をきっかけに一死・満塁のピンチを作るが、何とか乗り切って5イニングを被安打・6の3失点
まぁこんなものといえばこんなものだろうけどねぇ・・・。

ベイスターズ先発・土肥といえば、前回ジャイアンツ相手に完封勝利
左右に揺さぶって打たせて取る下柳によく似た感じか。
やはりG相手に好投したのもうなずける。
トラ打線も初回に鳥谷が左越二塁打を放つが、以降は四回まで11人連続で凡退とすっかり土肥ワールドにハマってしまった。
特に三振を取れるような球があるわけでもなく、投球回数と同じくらいの被安打を許しながらも低めに丁寧に投げるタイプ。
ただ、球を長く持てるフォームなので、打者からすればタイミングは取りづらいだろう。
いかに手元まで引き付けて中堅から逆方向に打てるか。
それを実戦したのが五回の攻撃。
先頭の今岡が低めの球を見極めて四球
やはり白星のかかったイニングだけに、土肥も少し意識があるのか。
続くスペンサーが初球を右中間に運ぶ二塁打でチャンスを広げる。
矢野が倒れたあとスタメン二塁の8番・関本が内めのスライダーにうまく体を回転させて左翼線への2点適時二塁打
そして下柳も高いバウンドの遊安打で続き(関本もよく三進した)、赤星が痛む肋骨に耐えながら根性で中前適時打を放ち、一気に同点へ。
続く鳥谷の二ゴロが野選を誘って一死・満塁の大チャンス。
ここで土肥も降板か・・・と思いきや、一塁ベンチは動かず続投。

打席はシーツだが、ここまでの土肥との対戦を観て正直右投手に替わってくれと思っていた。
土肥に対して引っ張りにかかっていたので、術中にはまりそうな予感がしたからだ。
「何とか犠飛でも・・・」の願い空しく、打球は遊ゴロ併殺打と最悪の結果に。
一気に勝ち越せるムードが一気にしぼんでしまった。

それでも六回には金本にバックスクリーン直撃のソロが飛び出して勝ち越しに成功。
つながりが身上のトラ打線だが、こうやって個人技でも点をもぎ取れる強さ。
一死からスペンサーが四球で歩いて土肥がとうとう降板、加藤にスイッチ。
その加藤から矢野が左中間に二塁打、二死後に下柳の代打・浜中も四球でまた満塁
ここで一打出れば勝負が決まる場面で打席は赤星が立つが、三ライナーに倒れてまたも流れをつかみきれない。

その裏から必死の継投を目論むタイガースはマウンドに橋本を送る。
しかし、二死・二塁の場面で8番・相川への初球、シュート回転した真っ直ぐが真ん中へ・・・。
来た球を素直に振りぬいたような相川の打球はトラ党の陣取る左翼席へドスン。
結局この逆転2ランが決勝点となってしまった。
試合後の談話で岡田監督も激怒していたが、確かに不用意な一球といえる。
ただ橋本を責めるのは酷というもの。
そりゃ打たれることもあるし、ここまでの登板数を考えても新人ながら素晴らしい内容を見せてくれている。
これも経験だ。

これ以降はホルツ川村クルーンの継投の前に打線が沈黙し、4ヶ月連続で月初め黒星スタート
守護神としてのクルーンとは初対戦となるが、あの投げ方で159㌔を出せるのだから相当地肩が強いんだろう。
球の出どころが観にくい感じでもないので、バットには当てることは可能だろうがやはり打ち返すのは苦労するだろう。
出来れば土・日は彼が出てくるような展開に持ち込ませないようお願いしたい。


他球場の結果

G 3 ― 0 C

S 4 ― 8 D

M 6 ― 1 L

E 中止 F

| | Comments (6) | TrackBack (5)

« June 2005 | Main | August 2005 »