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Apr 30, 2005

土曜重賞予想 ―青葉賞―

  青葉賞

 ◎ ①ダンツキッチョウ      藤田 伸二
 ○ ⑮コスモオースティン     後藤 浩輝
 ▲ ⑰イブキレボルシオン    幸 英明
 △ ⑩ニシノドコマデモ      田中 勝春
 × ⑤ニューヨークカフェ     蛯名 正義


本番とのつながりも深いダービートライアルだが、今年は皐月賞組もおらず、ダービーを目標にローテを組んできた馬たちがぶつかる興味深いレースとなった。
ダンツキッチョウは札幌2歳Sでストーミーカフェの2着。そこから5ヵ月後のすみれSで鉄砲駆けを見せた後ここに向けて順調に調整されてきた。楽に前へつけられる脚質プラス有利な内枠で打倒ディープインパクトへ名乗りを挙げる。
前走毎日杯2着のコスモオースティンもダービーローテに照準を合わせてきたが、この馬も前へ行ってしぶといタイプ。200㍍の距離延長も心配ないだろうし、後続の仕掛け方次第では逃げきりもある。
良血イブキレボルシオンも距離を意識してここに望むクチ。まだ500万上がりだが、前走で脚質に自在性を見せるセンスのよさを感じた。前が厳しい流れだとこの馬も黙っていない。

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Apr 29, 2005

大型連泣注意報

T|010 000 000|1

S|000 101 00X|2

29日 4回戦(神宮) スワローズ 2勝2敗

勝:藤井 1勝1敗 負:安藤 1勝2敗 S:石井 1勝4S

本塁打:スペンサー3号(二回・打点①=藤井)
     ラミレス7号(六回・打点①=安藤)


前日イヤ~な負け方で星を落としたタイガース。
「長いシーズンこういう試合もある」ぐらいの開き直りで、あまり引きずらず気分を入れ替えて戦いに臨んで欲しいところだが・・・


先発は予想どおり、タイガース先発陣で一番の安定感を誇る(ように見える)安藤
対するスワローズも防御率ランク4位の藤井をたてる。
一応、投手戦が予想されたが、立ち上がりを見る限りではやはり安藤のほうが球に力があるようだ。
しかし、きのうのきょうということもあり、先に点を与えないよう慎重になりすぎる感じか。

試合が動いたのは二回表。
スタメン右翼に入ったスペンサーが左翼席へ本塁打
イヤな雰囲気を吹き飛ばす意味でも先取点が欲しかったところなので、この早い段階で取ることができたのは大きい。
前の試合はほとんど参加していなかったので、むしろスペンサーに後遺症はなかったのかも。

ここ数試合割とテンポのよかった安藤だが、今回はフルカウントになるケースが目立つ。
そして三回裏、簡単に二死を取ってから宮本、青木に連打、岩村に四球で初めてのピンチを迎える。
ここで4番・ラミレスと対峙するが、外のスライダーを上手く使って2球で遊ゴロに仕留める。
打ち気にはやる打者をここでは上手くそらすことができた。

続く4回裏にも安藤はピンチを迎える。
先頭の鈴木健を追い込みながら右前打を許す。
さらに暴投が絡むなどして二死三塁から、8番・土橋にフルカウントから甘く、高く入ったスライダーを左越適時二塁打され、同点に追いつかれる。
次が投手の藤井だっただけにここで無理に勝負に行く必要もないかと思われるが、まだ前半なのでここでの勝負はアリだろう。
むしろ変化球を続けすぎた印象が強かったがどうなのだろうか。

そして六回裏、先頭のラミレスに初球のスライダーを痛打され、左越えにソロ本塁打を食らう。
外のボールクサい球だったが、外国人の腕がよく伸びるコースでしかも高め。
変化球を狙い打たれた感じだったが、外国人の初球のセオリーどおり、もっと慎重に投げてほしいところだけに悔やまれる一球。
しかしそこから崩れることなく後続を抑えて1点のビハインドに留め、6回2失点となんとかゲームメイクには成功する。

反撃を試みる打者陣だが、三回以降立ち直った藤井の前に散発4安打。
そして、2番手・吉川、抑えの石井の前になすすべなく終わってしまった。
特に、この試合4度の打席でいずれも先頭打者として打席に立った赤星が完全に抑えられる苦しい展開。
彼が出塁しないと攻撃パターンが限られてしまう上に、3番・シーツ、5番・今岡が本調子でないぶん得点力半減は否めない。

相手の攻撃を抑えるためには、いかに奇数打順の打者をいかに打ち取るかが重要になってくる。
タイガースに限らず、この奇数打順でアクセントがつくと攻撃の中で繋がりが生まれるケースが多くなる。
そういう意味でも、赤星、シーツ、今岡、矢野を無安打に抑えたスワローズバッテリーはいい仕事をしたわけだ。
悔しいけど・・・。


苦しみながらも2失点に抑えた安藤を責めることはできないが、その失点に絡んだ2つの失投がなんとももったいなかった。
井川を筆頭に崩れかけている先発陣の中でなんとか結果を出し続けている一人だからこそ、打線が援護してあげたいところだがそういうときに限って繋がらない。
点を取ってもそれ以上に投手が取られたりと、この2試合投打がなかなか上手くかみ合わない。
チーム状態が下降線に入ったかもしれないが、そういうときこそ投手中心の守りの野球を心がけて欲しい。
そのためにも次戦の先発(おそらく杉山か)のデキが重要になってくる。
踏みとどまれるかズルズルいくか、ひとつの分岐点となる試合になるかもしれない。

ビシッと締まった投球を頼んだぞ、杉山!




他球場の結果

G 12 ― 4 C

D 9 ― 4 B

Bs 6 ― 2 F

L 4 ― 6 E

M 6 ― 5 H


オメデタ追記(忘れてた)

ジャイアンツ・清原選手が500本塁打達成!

おめでとうございます

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なんとまぁ・・・

D|000 010 440|9

T|003 311 000|8

28日 6回戦(甲子園) タイガース 2勝4敗

勝:平井 2勝1敗1S 負:久保田 1勝2敗4S S:岩瀬 1勝8S

本塁打:ウッズ7号(八回・打点③=久保田)


まぁ皆さん、いろいろ思うこともおありでしょうが、野球とはこんなもんなんですよ。
基本をおろそかにした方が負けるようになってる。


先頭打者にムダな四球を与えない


捕れる球は確実に捕球する


一発のある打者への配球に気をつける


10時回ったら鳴り物応援を止める


・・・ってゆーか、何で昨夜は回線不良になったんだろ。
トラ党が荒れてたからか?

ともかく仕事に戻るとするか。

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Apr 27, 2005

奇策?

D|011 000 100|3

T|000 320 10X|6

27日 5回戦(甲子園) タイガース 2勝3敗

勝:橋本 1勝 負:朝倉 1勝1敗 S:久保田 1勝1敗4S

本塁打:ウッズ6号(二回・打点①=筒井和)
     矢野4号(五回・打点②=朝倉)


タイガース先発は全国ン千万のトラ党が驚き、負けを覚悟したという筒井和
開幕投手・川崎に匹敵する奇襲作戦に打って出た岡田監督の期待も高まる中、甲子園の大観衆の興味も183km/hのスピードガン表示が出るかどうかの一点に絞られていたが、3回を投げて被安打4、四死球4、球数68とよくぞ2失点だけに収まったという投球内容に序盤からお疲れモード。

そして打線も、序盤から後先考えず飛ばしまくっていたドラゴンズ先発・朝倉を中盤バテたところで捕まえ、藤本抹消により先発・二塁抜擢の関本が猛打賞の活躍、矢野が本塁打を含む3打点で挙げたリードを毎度お馴染みコマ切れ継投でしのぎ切った戦いぶりに、勝ちに不思議の勝ちありと改めて実感させられたのであった。


ドラゴンズ打線は筒井和の荒れ球に調子を狂わされたのが最後まで響き、連勝は4でストップ。


ま、なんだかんだで・・・

プロ初勝利おめでとう、橋本!!

・・・という記念すべき日になったということだ。




他球場の結果

S 3 ― 2 G

C 5 ― 2 B

H 8 ― 1 F

L 1 ― 7 M

Bs 8 ― 4 E

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虎と竜のあいだに

D|000 000 222|6

T|000 000 100|1

26日 4回戦(甲子園) タイガース 1勝3敗

勝:山本昌 2勝 負:福原 1勝3敗 S:

本塁打:森野3号(七回・打点①=福原)
     渡辺1号(九回・打点②=ダーウィン)


一応、首位攻防戦とは言ったものの、実際両チームの差は歴然としている。
タイガースがどこまで行っても、その上には常にドラゴンズがフタをしている・・・。
今年もそんな印象が拭えん。


去年1勝7敗と苦杯をなめ続けた山本昌に今回も軽くヒネられてしまった。
130㌔前半の真っ直ぐと内外角のコーナーワークに最後まで的を絞れない。
山本昌の球筋は穴が開くほど観てるんだから、あとは谷繁の配球をいかに読むかじゃないのか。
'98年以降、7年連続で谷繁(の在籍チーム)に負け越してるという事実をちゃんと認識しているのか?
毎度まいど、いいようにやられていてどうするんだ。


先にスキを見せたほうが負け、という厳しい戦いの中で簡単にスキを見せてしまう。
一度ほころび始めると、なかなか元に戻せない。
いや、相手が元に戻させないというべきか。

がっぷり四つに組んでいるように見えて、常に土俵際で戦っているような感覚。
呑んでかかるまではいかなくとも、対等な目線で戦えるようにならないと優勝なんていってられん。


虎と竜とのあいだには

きょうも冷たい風が吹く


下柳が登録抹消
 右ふくらはぎの違和感だそうだが、開幕から3連勝だっただけに痛い。
 ローテを一度外す程度だそうだが、チーム全体にキャンプから‘ふくらはぎ’を痛めるケースが目に付くのが気にかかる。




他球場の結果

S 7 ― 5 G

C 7 ― 4 B

H 5 ― 7 F

L 1 ― 7 M

Bs 6 ― 5 E

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Apr 24, 2005

新人の第一歩、ベテランの金字塔

nohmi_4_24

T|101 200 211|8

B|000 002 100|3

24日 6回戦(横浜) ベイスターズ 1勝4敗1分

勝:能見 1勝 負:加藤 1勝1敗  S:

本塁打:金城2号(六回・打点②=能見)
     村田4号(七回・打点①=藤川)


いやはや、仕事に追われまくってたおかげで1週間ぶりの試合記事更新だわな。
ラジオで中継を聴ける環境なのでまだマシなんだろうだけど。
その間なんかいろいろあったみたいで、清原が通算500号を打てなかった腹いせにタイガースに毒づいたとか。
やれチン●コがあるとかないとか、やれキン●マが痒いとかどうとか、そんな卑猥な言葉をスポーツマンが言っちゃイカンだろ。
喫茶店でモーニング食いながらそんな言葉見せられる身にもなってみろっつーんだよ。
黙って勝負に専念するのがオトコってもんだろが。

ま、ンなこたぁどーでもいいんだが。


お互いカード勝ち越しのかかったベイスターズvsタイガースの6回戦。
先発はベイスターズが今季2度目となる加藤、タイガースが今度こそプロ初星といきたい能見
ベイ・加藤は結局先発枠に組み込まれることになったの?
個人的には、セットアッパーあたりで出てこられるほうがイヤな感じはするんだけど。
開幕ローテだった斎藤隆が中継ぎに回ったりしてるし、佐々木も下に落ちちゃったし。
牛島サンも投手のやりくりに苦労が絶えないみたいやねぇ。


★☆一回表☆★

赤星がプレーボール後の初球をバント、これが投前安打となっていきなり出塁。
そしてすかさず盗塁を決めた後、2番に入った藤本も右前打で続いて無死一・三塁といきなりの大チャンス。
さぁ、ここから得点圏打率3割越えトリオの出番ということで大量得点も期待されたが、金本の加藤を強襲する適時内野安打だけに終わり、賑やかな攻撃だった割りに得点は1点だけ。
とりあえず能見に先制点をプレゼントできたが、なまじ1点が新人にとってプレッシャーにならないか心配でもある。


☆★一回裏★☆

過去3試合の登板では立ち上がりは実に安定している能見。
二死から金城に右前打を許すが、4番・佐伯を一度もバットを振らすことなく見逃し三振にとる。
初回を見る限り、腕がスムーズに振れて制球も良くなっているし、打者からみても球速表示より速く感じたのではなかろうか。
それが低めにビシッと決まればそうそう打たれることもない。
きょうこそは・・・の思いをこめてさらなる打線の援護を待つ。


★☆三回表☆★

先頭打者から始まるこの回、そろそろ能見に援護をしてあげたいところ。
赤星が三振に倒れるが、藤本が右前打、シーツも初球打ちの左前打で初回同様のチャンス。
金本が倒れたが、今岡がキッチリ右前適時打2-0とする。


★☆四回表☆★

小気味いい能見の投球から攻撃のリズムに生かしたいところだが、先頭の矢野が中前打、鳥谷が死球で無死一・二塁。
ここで打者・能見の仕事はハッキリしている。
しかしバント空振りで送れずじまい。

2週間前、甲子園でのベイスターズ戦で同じようにバントを失敗したシーンがあった。
自らの見事な投球で相手を無失点に抑えながら味方も得点できなかったため、白星がつかなかったわけだが、もしそのときにバントを成功させていれば、その試合でプロ初白星を挙げていたかもしれない。
仮定の話をしても仕方ないが、それぐらい打撃を期待されていない投手の送りバントは大事である。
白星を自らの手で引き寄せるか、それとも手放すか。
試合を左右するプレーを一つ一つ大事にしていかないと、勝てるものも勝てなくなるぞ!

結局この回は藤本の2点適時打で追加点をもらったが、チームのためにも自分のためにも自分の役割はキッチリ果していこう!
ちゃんとバント練習しとけよ。


☆★五回裏★☆

二回以降は一人の走者も出さない完璧な投球。
この回も先頭の多村に四球を出すが、丁寧に低めをついて後続を簡単に打ち取る。
5イニングで被安打、与四球ともに1つ。
これまでで一番の内容で勝ち投手の権利を得る。
あとはできるだけ長いイニングを投げて、少しでもリリーフ陣の負担を少なくしてほしいところ。


☆★六回裏★☆

一死から石井琢に中前打
種田三振のあと、金城に甘く入ったスライダーを左へ本塁打され、2点差に追い上げられる。
続く佐伯にも左前打を許し、多村を迎えるところで降板指令。
ここに来て疲れが出たか、勝利を意識しすぎたか、投げ急ぐような感じになって球が急に上ずりだした。
一発出れば同点のケースでもあり、ここでのスイッチはやむを得ないところだろうが、彼の真価を問う意味でも個人的には多村との勝負を観たかったが。

2番手のマウンドには藤川
少し使いすぎが心配なところだが、公約のためなら本人はドンと来いの構えかもしれないが・・・。
でも、このペースだと年間83試合登板になるぞ(ウヘェ~)。
信頼できるのはわかるけど、やっぱもうちょっと考えて使ってや、岡サン。


★☆七回表☆★

先頭の赤星が左中間へ二塁打
そこで二塁にすべり込んだ際に二塁手の種田と交錯、左ヒザを痛めるアクシデント。
しばらく動けずに心配だったが、藤本の一ゴロで三進、シーツの適時二塁打で生還したところをみると大事には至ってないような感じ。
八回の打席では左前適時打を放っており、打撲程度で済んだのだろうが、日が明けてから状態が悪くなることもありえるので、今後の彼の脚力に影響が出ないことを祈る。


☆★九回裏★☆

5点リードの段階で久保田登場。
前日に2被弾してヒヤヒヤもののセーブを挙げたが、その一発を食らった村田に四球、古木に中前打を浴びるなど、点差にかかわらずフラフラした内容。
なにが不満って、真っ直ぐで空振が取れないところ。
いいところに決まってもファールで逃げられるので、甘く入ったときが怖い。
広島でリリーフに失敗したときも直球を痛打されているように、打者から見やすいのかクセが出ているのか。
スライダーを活かすために真っ直ぐを見せるとか、配球面でも少し考えた方がいいかもしれない。

・・・ってゆーか、久保田は先発で見たいんだよウチは。
ほな、抑えは誰や?
ウ~ン・・・。


とにもかくにも能見クン

初勝利おめでとう!!




他球場の経過・結果

G 3 ― 4X D

C 2 ― 5 S

E 0 ― 6 M

H 2 ― 6 L

F 5 ― 1 Bs


スワローズ・古田選手が2000本安打達成!
ホントに本当におめでとうございます。

ヤクルト古田が2000本安打を達成-史上32人目(サンスポ)

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日曜重賞予想 ―フローラS アンタレスS 福島牝馬S―

  フローラS

 ◎ ⑦ピサノグラフ         K.デザーモ
 ○ ①ウェディングヒミコ      田中 勝春
 ▲ ③レースパイロット      蛯名 正義
 △ ⑮ディアデラノビア      武 豊
 △ ⑬パーフェクトマッチ     石崎 隆之
 × ⑫ヤマニンアリエル     郷原 洋司

―――――――――――――――――――――――――――

  アンタレスS

 ◎ ⑨サミーミラクル       四位 洋文
 ○ ⑯サイレンスボーイ      和田 竜二
 ▲ ⑩ブラックコンドル      武 幸四郎
 △ ③サカラート          幸 英明
 × ⑫サワノブレイブ       小牧 太

―――――――――――――――――――――――――――

  福島牝馬S

 ◎ ⑮グローリアスデイズ    芹沢 純一
 ○ ⑥ヘヴンリーロマンス    松永 幹夫
 ▲ ⑩メイショウオスカル     後藤 浩輝
 △ ⑪チアフルスマイル     藤田 伸二
 × ③レクレドール        柴山 雄一

とりあえずシルシだけでも。
荒れそうな福島に期待したいところだが・・・。

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Apr 18, 2005

負けるべくして負けたんだよ・・・

T|000 010 000|0

D|000 000 02X|2

15日 1回戦(ナゴヤドーム) ドラゴンズ 1勝

勝:石井 1勝 負:ウィリアムス 1勝1敗 S:岩瀬 4S

本塁打:浅井1号(五回・打点①=山本昌)


先発は大方の予想通り、ドラゴンズがベテラン山本昌、タイガースが新人の能見と左腕対決。
序盤から互いに相手に得点を許さず、見た目は投手戦の様相だが実際は、好機を迎えながら互いに潰しあう拙攻戦

その中でトラ・能見が3回を投げ終えた時点で突然の降板。
それまでの投球にも別段替わったところがなかったように見えたが、いったいどうしたことか。
社会人時代に痛めたところが再発したのか、それともマメや爪の問題だけなのか、見ているこちらは心配で仕方なかったが、降板後もそのままベンチに入っており、病院にいくような感じでもない。
結局、左脚がつったということで大事には至ってないようで、とりあえずひと安心。

能見の後を受けて江草が緊急登板、1回をピシャリ。
五回表、その江草への代打・浅井が左越えソロでタイガースが先制。
塁上を走者が賑わしながらなかなか得点に至らなかったモヤモヤをひと振りで払う一打。

3月のオープン戦を観に行ったとき、タイガースの打撃練習をみていたらケージで浅井がフリー打撃を行っていた。
元々打撃には定評があったが、しっかり下半身を使って力強く前で球をさばくスイングに去年からの成長を感じたものだ。
練習とはいえそれはそれは素晴らしい打撃だったので、こりゃ今年は打つほうでかなりやりそうだぞと。
だからこのように結果が出たことは、私自身にとっても嬉しい。
第3の捕手という立場の難しさもあるが、勝負のかかった場面での代打でも大いに期待できる。


その虎の子の1点を細かい継投でしのいできた八回裏、ウィリアムスが先頭の代打・高橋光に左前打を許す。
荒木を二ゴロに仕留めるも、井端に中前に運ばれ、一死一・三塁。
ここでこの試合はじめての左打者となる立浪を迎える。
粘られた挙句、フルカウントからの8球目が外れて四球
絶対に抑えなければならない打者を歩かせて、ここで久保田にスイッチ。
厳しい場面での救援でしかも対する打者はウッズ。
ここはウッズを外一杯の真っ直ぐで見逃し三振にとり、二死までこぎつける。
しかし・・・続く福留への2球目、甘く入ったスライダーを痛打される。
逆転の右前打で一日で鬼門に逆戻り・・・。


ドラゴンズ投手陣の良さもあるが、打線が低調に映ったこの3連戦。
その打線を象徴した一人がこの3試合無安打だった1番・赤星
彼が出塁して脚でかき回し、クリーンナップで還すのが最大で最高の攻撃パターン。
それが完全に封じられたのが得点力低下の最大の原因になっている。

そしてもう一人が他ブログや公式BBSでヤリ玉に挙げられまくっている鳥谷。
今週の初めにはまだ3割を維持していたが、この日を含めて4試合続けて無安打
しかもこの日は打順が8番に下がったものの、好機に回ってきては三振に倒れる不甲斐ない内容でファンの怒りを増幅させている。

確かに7番に上がった矢野が好調なだけに、鳥谷に1本出ていれば展開も変わっていただろう。
しかし、彼は打てなかった。
いや、打てないからこそ8番という打順に据えられているのだ。
とはいえ、打つことを期待されていない選手であってもそれなりに役割というものがある。
その役割という意味で大きなポイントになったのが七回表の第3打席
先頭の矢野が安打で出塁した無死一塁のシーン。
ここでベンチは送りバントの指示を鳥谷に出す。
初球を見逃し、2球目ボールの後3球目をバットに当てるがファールでカウント2-1。
結局ヒッティングに切り替え、三ゴロに倒れて走者を進めることができなかった。

打てないだけでなく送れないでは、皆さんもさぞかしお怒りのことであろう。
しかし、私の怒りの矛先は鳥谷でなく、追い込まれてから簡単にヒッティングのサインに切り替えたベンチの采配だ。
試合終盤、1点が勝負を決めるこの無死一塁の場面では絶対に得点圏に走者を送らねばならない。
それなのに追い込まれたからといって簡単にサインを覆してしまった。
結果的にこの3試合全て1点差の試合というのをみても、いかにこの犠打が重要かは試合にかかわる全ての者がわかるもの。
なにが何でも決めなければならないという強い気持ちを采配を振るう側が見せなくてどうするのだ。
それこそ甘やかしではないのか。

「今年1年は使い続ける」と腹をくくって出している選手である。
なのにこの重要な場面で、ベンチの信用に足らないと決め付けてしまうんであればそこまでして出す必要もないだろう。
その程度の選手と決め付けてるんであれば


負けるべくして負けたんだよ・・・


他球場の結果

G 6 ― 5 S

B 8 ― 5 C

E 2 ― 7 F

L 2 ― 5 Bs

M 4 ― 1 H

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Apr 16, 2005

これからは「喜門」と呼ぼう!

T|000 001 000 1|2

D|000 100 000 0|1

16日 2回戦(ナゴヤドーム) ドラゴンズ 1勝1敗

勝:久保田 1勝1敗1S 負:高橋聡 1勝1敗 S:


よく最後まで辛抱した!


こういう試合をモノに出来たのは大きい!!


今回はあまりTV中継を観ることが出来なかったので、選手の動きや状態についてはよくわからなかったが、少し観た中では安藤がいい感じで投げていたようだ。
すごくリラックスした感じに映ったし、スムーズに腕が振れていた。
ただ、左打者の内へ狙った真っ直ぐがシュート回転して真ん中へ行く傾向が見られたので、今後はその辺をもっと注意してほしい。
今回みたいに調子が良いときはいいが、球威がなくなると大怪我の元になる。

打者陣では藤本に替わって先発・二塁手出場の関本が六回に貴重な同点適時打
少ない好機をモノに出来たという意味でも非常に価値ある一打だったが、替わりの選手がこうやって結果を出せるのは、チーム内の競争も活性化するし喜ばしいこと。
好調だった赤星が無安打だったが、今後も赤星に対するマークが厳しくなるだけに、2番打者の存在意義がさらにクローズアップされてくる。
ケツに火がついた藤本も延長での勝ち越しに貢献する中前打を放っており、彼の捲土重来にも大いに期待しよう。




他球場の結果

G 3 ― 4 S

B 3 ― 5 C

E 3 ― 5 F

L 4 ― 9 Bs

M 3 ― 4 H

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Apr 15, 2005

タイガース試合速報 4月15日

T|000 000 005|5

D|220 002 00X|6

15日 1回戦(ナゴヤドーム) ドラゴンズ 1勝

勝:太陽 1勝1敗 負:中田 1勝1敗 S:平井 1勝1敗1S

本塁打:谷繁3号(二回・打点②=太陽)
     金本4号(九回・打点②=中田)
     矢野2号(九回・打点③=平井)


惜しかった~

なんて言ぅとったらあかん。
最後の最後に力でねじ伏せられてるようでは、まだまだじゃ。




他球場の経過・結果

G 5 ― 3 S

B 0 ― 0 C

E 3 ― 6 F

L 1 ― 2 Bs

M 4 ― 7 H

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こんな日は早よ寝るに限る

G|100 421 000|8

T|010 000 000|1

14日 3回戦(甲子園) タイガース 1勝2敗

勝:上原 2勝 負:福原 1勝1敗 S:

本塁打:今岡3号(二回・打点①=上原)
     清原3号(五回・打点①=福原)
     小久保2号(五回・打点①=福原)
     阿部3号(六回・打点①=橋本)


早よ寝るも何も今3時過ぎだったりするのだが。
この記事書く前にひとっ風呂入って何かいいネタを考えようとしたのだが。
試合内容が薄っぺらすぎてなんも思いつかん。

敗因はひと言でいえば福原に尽きるんだが、解説者の皆さんも野球ファンの皆さんもおっしゃるように、球がシュート回転して肝心なところで甘く入ったのが痛打された原因。
要するに力んでたってことで。
しかし、いくら力んでたとはいえスライダーまでシュート回転させちゃいかんだろ。
辻褄が合ってない表現のように思えるが、ホントにこんな魔法みたいな球を福原は投げてたのだ。

その結果・・・


dead_ball

ポコン!


や~りよった~


   や~リよった~!


ボックス内で福原にニラみを利かせる清原。
これに動揺して福原はご承知のとおり自分のリズムを崩し、結局5回7失点
本来は被本塁打も少ない福原だが、この試合2本のアーチを浴びせられる。
調子そのものも良くなかったんだろうが、去年G戦6戦無敗というものを意識しすぎたのかもしれない。
ピンチで「抑えなければ」と余計に力んだ感じだったね。

ま、これで厄が落ちたと思って次回の東京ドームでは本来の姿を見せてくれよ。
元々東京ドームは相性がいいんだから大丈夫だ、心配ない。


kiyohara

別にワイは怒ってへんでぇ~

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Apr 13, 2005

『三度目‘も’正直』だったのか・・・?

G|000 003 001|4

T|000 200 000|2

13日 2回戦(甲子園) タイガース 1勝1敗

勝:工藤 1勝1敗 負:井川 2敗 S:久保 1勝2S

本塁打:今岡2号(四回・打点①=工藤)
     桧山1号(四回・打点①=工藤)


いったいいつになれば井川に白星がつくんだろう・・・。
いったいいつになればビシッと剛球を投げ込む井川を観ることができるんだろう・・・。
いったいいつになれば・・・

投球内容に関してはサンスポの板東さんのコメントが的を得ているので省略するが、確かにユッタリしたフォームから体のバランスを重視して投げようとする意図はわかるが、なんともホワ~ッとしたフォームに見える。
力が抜けているのと力を入れてないとは違うけど、なんかこう力んでフォームバランスが崩れんようにオソルオソル投げてるみたいだな。
一応、五回までは3安打2四球の無失点だから今年一番いい内容なんだろうが、それは丁寧に低めに投げていた結果だろう。
逆に言えば、低めを常に意識してないとヤバいような球しか放ってないわけだ。
四の五の言わず真っ直ぐで追い込み、チェンジアップでタイミングを狂わせて空振三振をとる。
そういう問答無用の投球をしていた頃の面影はない

だいたい、あのゴッツイ立派な下半身を持ってるんだから(いや、大腿筋やケツとかの厚みがスゴイってことで、念のため)、普通に考えたら制球も球威も安定して投げられると思うんだけどねェ・・・。
それなのにフォームを気にしながら投げなアカンていうことは、オフのトレーニング方法に問題があるのか、合間の日の過ごし方が悪いのか・・・。

思えば一昨年20勝を挙げたときも、春先はイマイチ調子が上がらなかった。
その時は「夏場にピークを持っていくようにする」と言って、まさに有言実行の活躍を見せてくれた。
今年もそのつもりなのかもしれんが、薄っぺらいこれまでの投球内容では夏まで持つかどうかわからんで。
だいたい本気で大リーグ行きを目指すんなら、1年間ずっとピークの状態で投げるべきだろうが。
ま、今年はアメリカに恥さらしに行かんでよかったと思うべきなんかな。

ともあれ、次の登板でも結果が出なかったら首脳陣も決断を余儀なくされるだろう。
飛ばない球で飛ばされたらホンマに自分が飛ばされるで


ところでこの試合・・・
大阪朝日放送によるTV中継のゲスト解説でこの人が出てはったけど、何しに来はったんですか
『からくりTV』のロケの傍ら遊びに来はったんですか?
確かに球場横にはテニスコートがありますけど。
読売ジャイアンツ特別球団応援団長補佐だかなんだか知りまへんけど、応援するのか解説するのかはっきり役割決めてコメントしてくれまへんか。
言わんとしてることはわかるんですけど、解説の内容が尻切れトンボでTV観ていて前のめりになりそうでしたよ。
まぁ、ほとんどの関西人はTVを消音してラジオの福本節を聴いてたろうけど(私もそうだった)。




他球場の結果

H 8 ― 7 D 

S 1 ― 3 B 

H 9 ― 11 E 

F 10 ― 4 L 

Bs 3 ― 4 M

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Apr 12, 2005

ジトジト雨空を、G倒G倒で吹き飛ばせ!

G|000 100 000|1

T|100 041 20X|8

12日 1回戦(甲子園) タイガース 1勝

勝:下柳 2勝 負:高橋尚 1敗 S:


朝から細かい雨が降り注ぐ中、開催が危ぶまれた伝統の一戦初戦だが、阪神園芸の方々の努力も実って何とかプレーボールにこぎつけた。
弱いG相手阪神電鉄開業100周年の日とあらばやはり少々の雨でも中止というわけにはいかなかった、ということだろう。


先発はタイガースが中6日で下柳、ジャイアンツも同じく中6日の高橋尚。
間断なく降り続く冷たい雨にいかに集中力を切らさずに投げられるか。
足元もゆるく、手元も冷えて投げにくい状態での先発のデキに焦点が集まったが・・・


先手をとったのはタイガース。
初回、毎度のごとく赤星が右前打で出塁し、藤本が珍しく犠打を決めると阿部の失策を誘って無死一・二塁のチャンスを迎える。
シーツが三併殺打で二死三塁となるが、金本の四球後に今岡がしぶといテキサス右前打で先制。
赤星出塁→得点のパターンがいきなり機能する。
しかし二回から四回までは高橋尚も立ち直り、無安打に抑えられるトラ打線。

一方、下柳は高橋尚よりも制球に苦しむやや不安定な投球。
球が高めに浮いて危険なコースに行ったりもしたが、矢野も懸命のリードで三回まで無安打。
しかし、四回一死から高橋由に死球、清原の三塁ベースに当る内野安打、ローズに四球と満塁のこの試合初のピンチ。
ここで6番・小久保に右前打を食らい、同点に追いつかれる。
一気に崩れてもおかしくない感じだったが、続くキャプラーが簡単に浅い中飛に倒れ、Gに傾きかけたいい流れを止めてしまう。
結局ここは1失点だけにしのいだが、次の五回も二岡の右前打連続四球でまたも二死満塁のピンチ。
だが、ここも粘り強くローズの懐を攻めて中飛に打ち取り、どうにかこうにか5回1失点でお役御免となる。

ピンチの後にチャンスあり・・・五回裏、立ち直ってきた高橋尚を崩すきっかけになったのはやはりこの男、切り込み隊長・赤星が先頭で右前打を放ち、メークチャンス。
藤本の犠打でまたも阿部が失策、無死一・二塁と初回と同じシーンとなる。
そしてシーツの3球目に重盗を成功させ、動揺した高橋尚がシーツに四球を与え、タイガースも無死満塁の絶好機を迎える。
打席は4番・金本。
内角を攻めてうまく追い込みながらも最後に真っ直ぐが甘く入り、それを逃すことなく金本がバット一閃。
右越えの適時二塁打で2者生還、勝ち越しに成功する。
なおも今岡に初回と同じような右前テキサス適時打が出てこの回3点目。
これで高橋尚も開き直ったか、スペンサー、鳥谷を退けて二死一・三塁で矢野を迎える。
ネクストサークルには町田が準備をする中、矢野に対し中途半端な配球をした挙句、中前適時打を浴び、決定的な5点目を取られてしまう。

タイガースのリリーフ陣を考えれば、この5点目は絶対に与えてはならないはずなのだ
それでも一杯いっぱいの高橋尚を続投させねばならないほど、G投手陣の弱さは深刻なんだろう。
それに5点目の取られ方も悪すぎる。
だからこそ最下位に沈んでいるんだろうけど。
別に相手チームの心配をする必要もないんだが、あまりに勝負に対する執念というものが違いすぎる。


7回裏には元タテジマ戦士・伊達が登場。
やはりというかなんというか、移籍して早々G色に染まってしまっている。
鳥谷に見下ろされてるようではねェ・・・。


タイガースリリーフ陣は球児と江草がほぼ完璧な投球。
点差も開いていたが、自身をもって腕を振っているし、G投手陣と比べるのは失礼だがあまりに対照的なので笑える。
年間通して働いてもらわないと困るので、あまり使いすぎないように首脳陣も気を遣ってほしいところ。


なんと言っても今回の勝利の立役者は赤星
2試合連続4安打で3得点と1番打者として見事と言うほかない。
赤星を出塁させないようにGもミーティングを徹底したそうだが、彼自身も進化している。
彼が出塁すればかなりの高確率で得点が期待できるので、我々も安心して試合を観ていられる。
それに一塁に彼がいるときに、広い甲子園の左中間、右中間に打球が転がれば楽に本塁に還って来れる。
聖地で彼が出塁するということは、その時点で得点圏にいるといっても過言ではない。
当然マークはきつくなるが、あした以降もどんどん相手守備陣を引っかきまわしていってほしい。


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あしたもあさっても勝つッ!!

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Apr 10, 2005

飛び出した藤本!ナンバーナイン

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B|000 000 001 |1

T|000 000 002x|2

10日 3回戦(甲子園) タイガース 1勝1分

勝:ウィリアムス 1勝 負:佐々木 2敗 S:


大魔神が登場したとき、誰もが「もしや・・・」と思ったはず。
2人倒れて「あ~ぁ・・・」とため息ついたはず。
2人走者が出て「まさか・・・」と感じたはず。
あれだけ満面笑顔の岡田監督を見たのは初めてかもしれない。
ありがとう、フジモン。


先発はタイガースが新人・能見、ベイスターズが2年目・吉川とフレッシュな対決。
前回、開幕3戦目のスワローズ戦で4回5失点と不本意な結果に終わった能見が汚名返上に燃える。
そのためにも、早い回に打線が援護して楽にしてあげたいところだが・・・


★☆一回表☆★
nohmi_4_10
エッ、能見のフォームが変わってる
セットポジションの状態から右脚を揚げて止める、その際に球を持つグラブの位置が顔の前あたりにあったのが、揚げた右脚でグラブを隠すようなフォームに変わってる(こちらの記事にある画像がそれまでのフォーム)!
う~ん・・・どういうことかいなと思ってたら、どうやら以前のフォームだと球種のクセがわかるらしいということだそうな。
シーズンに入ってこういうフォーム矯正はあまり好ましいことではないが、現フォームは社会人時代のものだそうで、それならばあまり影響はないと思われるが、実際バランスの面で違和感が出ないかかなり心配した。
力みもあったろうが、右脚を揚げたときにカカト体重になり、球が抜け気味になったりしたが何とか初回は3者凡退で片付ける。
特に金城から奪った空振り三振、最後のスライダーはキレがあったね。


☆★一回裏★☆

ベイ先発の吉川。
去年この甲子園でも先発したのを観たことあるが、ガラに似合わず変化球主体に制球よくまとめてくるタイプ。
特に真っ直ぐが速いわけでもなく、荒れ球という感じでもないのだが、なにか打ちにくそうだ。
フォーム的に球の出どころが見難いのかな?


★☆三回表☆★

先頭の内川に初被安打を左前に運ばれる
次の相川にはボールが先行するが左飛に抑え、9番・吉川の犠打で二死二塁。
先頭の石井を迎えてストライク先行、2球でうまく追い込む。
ここからしぶとい石井だが三ゴロに打ち取り、最初のピンチを脱す。


☆★三回裏★☆

ルーキーのためにもそろそろ先取点のほしいタイガースだが、先頭の鳥谷が左前安打で出塁。
矢野も四球で歩いて無死一・二塁とまさに先制のチャンス。
ここで打席の能見の役割は観ている全ての者がわかる。
自分を楽にするためにもキッチリ犠打を決めねばならないところ。
しかし構えを見ていても実に苦しい雰囲気・・・。
何とかバットに当てるも捕手の目の前、三塁封殺で送れず。
その後赤星の中前打で満塁まで攻めるが、藤本が遊ゴロ併殺に倒れ無得点。

試合の展開を左右する重要な場面で送れなかったことによる必然的な流れ。
結果的に能見に白星がつかなかった最大の要因になってしまった。
投手は投げるだけが仕事ではない、というのをこれでちゃんと理解してくれることだろう。


☆★四回裏★☆

二死から今岡が中前打、スペンサーもしぶとく右前打で一・三塁とメークチャンス。
しかし、鳥谷が2球目を打って二ゴロ。
もう少しここはじっくりいってほしかったところ。


☆★五回裏★☆

先頭の矢野が右前打で出塁。
ここでも能見に打者としての仕事が回ってきた。
初球、ややおっかなびっくりにバットを出すとうまく投手の前に転がって送りバント成功。
何とかチャンスを広げて赤星以下のバットに期待する。
そして赤星が2球目の内角スライダーを叩き上げると、打球は右翼ポール際へ。
甲子園で初本塁打か?とも思われたが、フェンスの最上部に直撃する二塁打
これでようやく能見に援護点・・・と思いきや、矢野が三本間で挟まれている。
なぜ?と思う間もなく矢野はタッチアウト、その間に赤星が何とか三塁へ進む。

矢野の様子が画面には映っていなかったが ―捕られるかどうか際どかったものの― 二・三塁間のハーフウェイで様子を見ていれば楽に生還できる当たり。
タッチアップに備えていたのだろうか・・・しかしこのケースでそれはないだろうに。
なんとも不可解な矢野の走塁で好機を逸す。


★☆六回表☆★

五回までで被安打1、6奪三振、無四球と前回登板とはうって変わって素晴らしい内容の能見。
点が入りそうで入らない見方の拙攻にもめげず、キッチリ自分のペースを守る。
真っ直ぐも変化球も低めに制球されており、前の回から数えてこの回の相川、吉川の代打・小池まで4者連続の空振三振。
石井琢に中前打を許すも、種田を難なく打ちとってこの回も無失点。
気持ちも乗っているのか、フォームにも躍動感が出てきた。


☆★六回裏★☆

膠着状態に陥りつつある試合。
えてしてこういうときは本塁打や守りのミスから流れをつかむ(渡す)もの。
期待の持てる3番・シーツからの攻撃だったが、この回から登板の加藤の前に簡単に二死。
今岡の左前打が出るも、スペンサーが一飛に終わる。
今年も加藤には苦労させられるのか・・・。


★☆七回表☆★

いよいよ七回までやってきた能見。
プロで何年もやってきている投手でも一番しんどいところだが、味方の援護がない中我慢の投球を続ける。
ここを乗り越えればさらなる自信につながるので何とか持ちこたえてほしいところ。
一死から佐伯に右前打、多村の右飛のあと村田にこの試合はじめての与四球で、二死一・二塁この試合最大のピンチ。

ここで打席にはオープン戦で一発を食らっている内川。
第1打席でも安打を許しているが、強気の姿勢は崩さない能見。
初球、2球目と外の真っ直ぐで簡単に追い込む。
3球目のスライダーを低めに叩きつけて矢野が少しはじく。
やはり疲れてきたか、より低く投げようとする意識が強いようだ。
4球目の低めに決まったチェンジアップも見極められ、カウント2-2。
5球目、これまた低めの真っ直ぐを内川がカット。
6球目、食い込んでくるスライダーに内川も食らいついてファールで逃げる。
見応えのある我慢比べ、能見の表情は変わらない。
そして7球目、渾身の真っ直ぐが外低めに放たれる。
内川のバットが出ない。
ミットに収まった瞬間、矢野と能見のバッテリーが球審のジェスチャーを見るまでもなく一塁ベンチへ足を向ける。

先発投手としての仕事は終わった。
あとは打線がそれに応えてあげるだけだ。


★☆七回裏☆★

下位打線からの攻撃、加藤の前にアッサリ2死。
能見の代打・桧山で場内盛り上がるが、空振三振。
残念ながら新人クンに白星をプレゼントできなかった。
それにしても加藤、ナイスピッチング。


★☆八回表☆★

この回からマウンドは藤川。
先頭の相川に左前打を打たれ、加藤の犠打で一死二塁のピンチ。
ここで石井琢を厳しい内角球を見せるケンカ投球も披露して投ゴロに抑え、種田もキレのある真っ直ぐで空振三振。
気迫ならオレも負けじと球児の快腕がうなる。


★☆八回裏☆★

ここで1点取れば勝機がグッと近づく。
その期待に応えるべく、赤星が3安打目となる左前打
藤本が送ってクリーンナップを迎えるという筋書きを皆が描くも、赤星が初球スチールを失敗。
意気消沈しかけるが、藤本が諦めずに左前打でつなぐ。
そしてシーツがナイスアイデアの三前バント安打、今岡四球で二死満塁。
さぁ、スペンサーがヒーローになれるのか?
簡単に追い込まれるが、粘り強くフルカウントまで持ち込むスペンサー。
しかし最後のスライダーにバットが空を切る・・・天晴れ加藤の粘り勝ち。
八回まで10安打放つも、後もうひと押しがどうしても出来ない。


★☆九回表☆★

この回からジェフを投入。
この日まだ安打のなかった先頭の金城が右翼線へ運ぶ。
スペンサーの拙い守備もあったが記録は二塁打
そして4番・佐伯に対し、外を狙った真っ直ぐがやや甘く入る。
そこを逃さずに左翼線へ適時二塁打
ここに来てついに均衡破れ、重い1点が虎にのしかかる。
なおも続く多村の二ゴロの間に走者三進で一死三塁とピンチが続く。
次打者も怖い村田だが投ゴロでしのぎ、飛び出した三塁走者・野中を刺して二死二塁。
しかし、その挟殺プレーで野中がうまくタッチをかいくぐったように見えたが、主審の判定はアウト。
これに三塁側から牛島監督も猛抗議を行うが判定はもちろん変わらず。
もう1点入ると致命傷になっていただけに助かった判定。
何とか最小失点にとどめて最終回、大魔神を迎え撃つ。


★☆九回裏☆★

開幕2戦目の初登板でサヨナラ弾を浴びた大魔神・佐々木。
それを象徴するかのように、やはり打者を有無を言わせず牛耳る力はない。
何とか投球術でかわそうとする佐々木だが、鳥谷が一ゴロ、矢野も右中間に鋭い打球を放つが金城の好捕にあい右飛。
後のないタイガースは代打・町田を送る。
追い込まれながらも落ちきらないフォークを捕らえて左前打で今季初安打。
そして赤星も追い込まれたがフォークを捕らえて渋く中前に落とし、サヨナラの希望も抱かせる。

マウンドに向かう牛島監督。
直接佐々木に檄を飛ばし、最後を託す。

打席は藤本。
初球に赤星が走った、これで内野の間を抜ければサヨナラだ。
心なしか表情がこわばって見える大魔神から汗が滴り落ちる。
カウント1-2からの4球目、ヒーローの放った打球は前進守備のレフトの頭上を越える・・・


7回被安打2・奪三振9・与四球1・失点0。
勝ち星こそつかなかったが、新人離れした堂々たるマウンド裁き。
この日のように低目への制球を心がければ、いい結果を得られることが解っただろう。
能見の満開宣言はじきに訪れるはずだ。

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日曜重賞予想スペシャル(ってほどでもないが) ―桜花賞―

春のクラシック開幕戦、桜花賞はまさに百花繚乱。
去年のダンスインザムードのような一強ムードでなく、ハイレベルな好メンバーが集う混戦模様。
馬券的にも非常に難解な一戦になりそうだ。


    馬    名        騎  手  
① アドマイヤメガミ      池添 謙一
② ペニーホイッスル     柴田 善臣
③ エリモファイナル      岩田 康誠
④ マイネコンテッサ      松岡 正海
⑤ ジョウノビクトリア     横山 典弘
⑥ ダンツクインビー      小牧 太
⑦ シーザリオ         吉田 稔
⑧ エイシンテンダー     武 幸四郎
⑨ デアリングハート     M.デムーロ
⑩ テイエムチュラサン    田嶋 翔
⑪ ライラプス          藤田 伸二
⑫ カシマフラワー      松永 幹夫
⑬ フェリシア          幸 英明
⑭ アンブロワーズ      四位 洋文
⑮ エアメサイア        武 豊
⑯ モンローブロンド      佐藤 哲三
⑰ ラインクラフト        福永 祐一
⑱ ショウナンパントル    吉田 豊

どの馬にもチャンスがあるメンバー構成に、心配される天候。
迷いに迷ったが、軸にはデアリングハートを推す。
2歳時から気になっていた馬だが、血統的にこの距離、このコースが最大のチャンスだろう。
相手はエリモファイナルシーザリオエイシンテンダーライラプスエアメサイアラインクラフト


⑨の一頭軸3連単で乱桜を斬る! 

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Apr 09, 2005

メモリアルは本拠地で

snapshot20050410100243

B|000 100 000|0

T|000 220 00X|0

9日 2回戦(甲子園) タイガース 1勝1分

勝:安藤 1勝  負:斎藤隆 1敗 S:久保田 1敗1S

本塁打:金本3号(四回・打点②=斎藤隆)


いつでも決められることはわかってるけど、いつ決めてくれるのか。
金本の通算300号は見事甲子園のファンの前で決めてくれた。
'93年の初アーチから12年。
史上30人目の大偉業にマンモススタンドのファンも酔いしれた。
「勝ち試合で打てて嬉しい」・・・価値あるV打がメモリアルとなる最高の結果。
それに先発の安藤も燃えないわけにいかない。
ちょうど3年ぶりの先発白星と、投打がかみ合ってタイガースが首位固めに成功した。


★☆一回表☆★

公式戦で久々先発の安藤だが、落ち着いた立ち上がり。
全て内野ゴロで3人で打ち取っており、この感じなら自分のペースに持ち込めそうだ。


☆★一回裏★☆

一死から、藤本がバットを折りながら中前安打するも、続く3番、4番が凡退。
斎藤隆も初回から飛ばし気味で、どんどんストライクを取ってくる。


★☆二回表☆★

一死から多村が死球
次打者ウィットのときに多村がスタートするも、矢野が刺して事なきをえる。
しかし、二塁へカバリングに入る鳥谷の立ち位置が相変わらず気になるなぁ。
あの場所では、走者と交錯しやすくなって送球を後ろへ逸らす可能性も高くなる。
実際、開幕戦でもそうだったし・・・。


★☆四回表☆★

三回まで多村への死球のみというほぼ完璧な内容の安藤。
ふた回り目の横浜打線を迎えて先頭の石井を四球で歩かせる。
そして2番・種田がバスターエンドランを成功させ、無死一・三塁のピンチ。
ここで金城が初球を遊ゴロ、併殺完成の間に三塁走者が生還
金城に上手くつながれると大量失点のケースだったが、最小のダメージで済んだ
悪い流れに向かいかけていただけにこれは助かった。


☆★四回裏★☆
kanemoto_3th_hr
先頭の藤本が四球、シーツが三振の後に千両役者が試合の流れを引き寄せる。
金本の右翼ポール際に飛び込む通算300号2ランで逆転。
さらに今岡、桧山の連続中前打で一死一・二塁とするが、鳥谷、矢野がともに右飛に倒れ、さらなる追加点はならず。

まさに狙いすましたアニキの一発。
少し高めに浮き気味だった斎藤の真っ直ぐを叩き込んだが、内角高めの難しいコースを詰まりながらも力で持っていった。
力だけでなく、バットのヘッドを上手く効かせる技術は今年も健在。
鳥谷の右飛がフェンス手前で‘おじぎ’したのを見ると、なんとも対照的だ。


★☆五回表☆★

さぁ、先発での白星に向けてここはキッチリ締めたい安藤。
いきなり5番・多村に中前安打を許すものの、ウィットを左飛、村田をややラッキーな投ライナー併殺で切り抜けて勝ち投手の権利を得る。
先発としてのスタミナがどこまで持つかまだ不安な部分もあるが、このペースで投げられるなら終盤まで持ちそうだ。


☆★五回裏★☆

一死から赤星が左中間二塁打
藤本の投ゴロの間に赤星三進。
そしてシーツが外のスライダーを上手く軽打、右前適時打で3点目。
金本の打席でシーツが盗塁、暴投で三進、その金本が四球
今岡を迎えてまたも暴投、難なくシーツが生還して4点目。
さらに今岡も四球と、序盤から飛ばしてきた斉藤隆の投球が不安定になってくる。
二死一・二塁のチャンスで桧山も続きたいところだが、遊ゴロに倒れる。
しかし、安藤のデキとその後に出てくる投手陣を考えれば、貴重な2点を追加できた。


☆★五回裏★☆

一死から矢野が右中間へのテキサス安打で出塁。
当然次の9番・安藤は送りバントの構え。
だが初球を簡単に打ち上げ、結局併殺に取られる。
きのうの藤本もそうだが、この辺の細かい攻めが出来ないようでは優勝云々言ってられん
流れの上でも、こういったプレーでコロッと変わることもある。
特に投手陣は自分を助ける意味でも、ちゃんと練習しておけよ。
去年から何度も言ぅてるんやけどな・・・。


★☆八回表☆★

とうとうここまで来た安藤。
真っ直ぐ、変化球ともコーナーにキッチリ投げられており、村田、相川、古木といったところを簡単に片付ける。
ベイスターズ打線の淡白なところにも助けられたが、とにかくこのイニングまで投げられたのは大いに収穫。


★☆九回表☆★

八回裏に安藤の打席で代打スペンサー。
やはり3点差あることから、安藤に完投させることより久保田に早くセーブをつけさせたいということなんだろう。
その久保田、球速こそあるが逆球も多く、先頭の石井に左前安打、次の種田にも右前安打
無死一・二塁でクリーンナップを迎える新守護神。
おとといの悪夢が頭をよぎるが、金城を遊飛 、佐伯を一ゴロで二死二・三塁。
そして最後の多村を渾身の153㌔で空振り三振に斬って試合終了。
どうにかこうにか安藤が今季初勝利久保田が初セーブ

ando_4_9
オープン戦とはうって変わって、テンポよく投げ込んでいた安藤。
そして上手くコーナーに投げ分けることで的を絞らせず、打たせて取る内容で8回を96球の省エネピッチ。
徐々に先発の感覚を取り戻してきたんだろう。
エースがあんな感じなので、その小気味よさがなおさら気持ちいい投球に見えたね。




他球場の結果

D 3 ― 5 G 

S 8 ― 2 C 

L 4 ― 1 H 

F 2 ― 10 M 

E 1 ― 6 Bs

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Apr 08, 2005

今年も三浦にゃ苦労する!?

B|100 000 001 000|2

T|010 100 000 000|2

8日 1回戦(甲子園) タイガース 1分

勝:  負:  S:

本塁打:


延長突入~!!したけれど・・・

最後まで攻めきれず、残念!

藤本よ、キチッとバントは決めなさい。


他球場の結果

D 4 ― 6 G 

S 7 ― 5 C 

L 8 ― 2 H 

F 2 ― 8 M 

E 8 ― 2 Bs

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9点直下!連勝ストップ!!

T|110 003 202 |9

    C|011 103 103x|10

7日 3回戦(広島) カープ1勝2敗

勝:梅津 1勝 負:久保田 1敗 S:

本塁打:尾形1号(三回・打点①=井川)
     前田1号(四回・打点①=井川)
     スペンサー2号(六回・打点①=高橋)
     矢野1号(六回・打点②=高橋)
     シーツ3号(七回・打点②=佐竹)
     シーツ4号(九回・打点②=広池)
     嶋1号(九回・打点②=久保田)


なんとも不思議な試合だった。

初回、赤星がプレーボールアタックで極狭広島球場での三塁打

エース井川が点をもらった後に失点する、まるで意図のわからない投球を披露し6回6失点。

3番打者として確実性を期待されて入団したシーツが打撃部門3冠王に踊り出る2発4打点。

ジェフが打席に立った!バットに当った!

広池が走った!

オープン戦無失点の久保田が最終回に粉砕された


・・・とまぁ、見どころ満載というか普段は見られないようなシーン、状況がテンコ盛りの実に興味深い試合。
なかなか観られへんで、こんな試合は・・・。


他球場の結果

G 6 ― 14 B 

D 2 ― 4 S 

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Apr 06, 2005

the Legend of SUNRISE ~Dawn~

T|101 031 030|9

C|020 002 000|4

6日 2回戦(広島) カープ 2敗

勝:太陽 1勝 負:佐々岡 1敗 S:

本塁打:新井3号(二回・打点①=太陽)
     今岡1号(五回・打点③=佐々岡)

     
夕暮れの広島球場。
698日間の眠りから覚めた男の姿がそこにある。
日没とほぼ同時刻に、背中に『TAIYO』と記された背番号15の男がフィールドの一番高い場所に立つ。
2003年5月8日・・・そこからその男の時は止まったまま。
しかし自らの右腕を振り下ろしたときから時は再び刻み始める。
静かに、そして力強く・・・


一回裏、先頭の尾形にいきなり四球を与えるが、その尾形の盗塁を矢野が刺すナイスアシスト。
その後3番・森笠に中前打されるも、無失点で切り抜ける。
硬い。
意識はしないつもりでも、やはり無意識に力が入る。


二回裏、力みからフォームバランスが崩れ、球が上ずる。
一死から新井の放った打球は低い弾道で赤星の頭上を越え、消えた。
外へ投げるつもりが中へ入る逆球。
甘い球だったとはいえ、あそこまで簡単に運ばれてしまうのか。

続く野村、倉に連打を浴びると、相手先発・佐々岡にまで右前適時打を喰らい、味方が初回の攻撃で挙げた1点のリードをアッサリ吐き出してしまう。
マウンドに集まる虎ナイン。
「手術したことを思い出せ!」矢野の檄が飛ぶ。
「はじめから開き直って投げんかい!」久保コーチが心に訴えかける。
これで本当の意味で目が覚めたか、尾形を二ゴロ併殺打に仕留める。
まだまだ運がある。


三回表には4安打を集めて1点を取って追いついてくれた。
アウトになっても必死に本塁へ向かう執着心を見せてくれた。
「オマエに勝ってほしい」・・・そのみんなの声に応えなければ。


三回裏、一死から森笠に左中間二塁打。
点を取ってもらった後の直後、絶対に失点は避けたい。
相手は前年の首位打者・嶋、そして前田と続く。
相変わらず変化球が高く浮くし、真っ直ぐも思うように伸びないがそんなことは関係ない。
その二人を執念で抑える。


四回裏、初めて三者凡退に斬ってとる。
ようやく体がほぐれてきたのか、腕がスムーズに振れるようになってきた。
最低でも次の回まで何とか粘りとおそう。
何とか、あと1イニング・・・。


五回表、先頭・赤星の安打をきっかけに二死・一二塁と勝ち越しのチャンス。
打席にはチーム一の勝負強さを誇る今岡。
相手の佐々岡にとってもここが勝負どころなので、何とかしのぎきりたいところ。
佐々岡が早々と今岡を追い込むが、今岡も佐々岡の投球に何とか食らいつく。
佐々岡の投げたカーブが甘めに入ったところを、今岡のバットが捕らえる!
左翼席に吸い込まれる打球。
大きな大きな3点がスコアボードに刻まれる。


五回裏、ここを頑張れば勝ち投手の権利だ。
先頭の東出が三邪飛、あと2人。
1番に戻って尾形だが、やはり意識するのか歩かせてしまう。
次打者はしぶとい木村拓。
つながれるとまずいところだが、二ゴロ併殺で切り抜ける。
何とか5イニング、最低限の仕事はやり遂げた。

しかし何というタイミングのよさで今岡の一発が飛び出したのか。
岡田監督の腹の中は「同点なら続投」だったそうだが、正直言ってこの回で限界だっただろう。
野手の皆に感謝の気持ちを抱きながら、ベンチの中で試合後半を過ごす。


六回から最終回までが長く感じる。
一時は2点差まで追い上げられるも、八回には藤本以下3者連続適時打でダメ押しの3点が入る。
勝負を決定づける嬉しい援護点。
でも、早く試合が終わってほしいとも感じる。
早くこの手にウィニングボールを・・・。


最終回のマウンドは橋本。
簡単に2死にこぎつけた。
もう勝利は間違いない。
ほどなく最後の打者・木村拓が二ゴロに倒れる。


699日ぶりに刻まれ出した時がその動きを止めることはもうない。
漆黒の闇から徐々に明るさが戻る空にひとつ浮かぶ宵の明星。
728日ぶりに見る美しい光景。


夜明け前・・・
日の出までもうすぐだ。


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日はまた昇った!復活太陽が728日ぶり勝利の美酒(サンスポ)


他球場の結果

G 8 ― 7 B 

D 4 ― 3 S 

F 10 ― 1 E

M 15 ― 4 L

H 2 ― 11 Bs

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ふるさとは 打席に立ちて 思ふもの

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T|150 010 020|9

C|000 101 000|2

5日 1回戦(広島) カープ 1敗

勝:下柳 1勝 負:長谷川 1敗 S:

本塁打:シーツ2号(一回・打点①=長谷川)


スワローズとの開幕カードで2勝1敗と勝ち越したタイガース。
開幕G戦で3連勝と最高のスタートをきったカープとの対戦。
オープン戦ではカープ投手陣による厳しい内角攻めに、新たな遺恨勃発?の雰囲気もあったが、その注目の先発はカープが長谷川、タイガースが下柳
完投となると難しい両投手だけに、いかにイニングをできるだけ長く粘れるか、そしてベンチも継投のタイミングを逸さないかがポイントになったが、ゲームは初回から動き出す・・・


★☆一回表☆★

かつては虎キラーとしてトラ党から忌み嫌われていたマウンド上の長谷川。
知らぬ間に背番号も‘42’になっていたのか。
先頭の赤星を1球で二ゴロに料理すると、藤本も緩いカーブを織り交ぜて最後は真っ直ぐで空振り三振。
さすがは虎キラー、三塁側にイヤな雰囲気が立ち込めるところを新3番が振り払う。
カウント2-1からの甘く入ったカーブを左越えに先制ソロ
簡単に3人で終わると相手を乗せてしまうところで飛び出した価値ある一発。
まだ手探り状態の長谷川のリズムが微妙に狂う。
それを象徴するかのように金本に粘られた挙句四球、続く今岡にも左前に運ばれピンチを迎えるが、スペンサーを何とか中飛に打ち取って最小失点でしのぐ。


☆★一回裏★☆

対してタイガース先発・下柳は2番・木村拓に四球を与えるも、3番・緒方を二ゴロ併殺に仕留める上々の立ち上がり。
簡単に打ってきた相手打者にも救われた。


★☆二回表☆★

先頭の鳥谷が左安打、矢野が四球と無死一・二塁のチャンス。
ここで9番・下柳は当然送りバントの構え。
難しい状況だが、三塁線に絶妙なバントを決め、しかも自ら一塁に生き内野安打となる。
無死満塁の絶好機に先頭打者に回る流れのよさ。
赤星がファールで粘りつつもボール球をしっかり見極めて押し出し四球を勝ち取り、2-0とする。
藤本が倒れたあと、先ほど本塁打のシーツに対しても球がバラつく長谷川。
結局フルカウントからまた押し出しで労せずして3点目。
なおも一死満塁で4番・金本。
四球後の初球のセオリーどおり、甘い球を振りぬいて一・二塁間をやぶる2点適時打
今岡にも犠飛が飛び出して、この回一挙5点、6-0とする。

確かに、隙を見せれば一気に襲いかかるトラ打線が機能したといったころだが、カープのベンチワークも含めた雑な野球にも助けられた一面がある。
長谷川は真っ直ぐの走りはソコソコだったものの、ボールとストライクがはっきりする不安定な内容。
シーツに2つめの押し出しを献上してアップアップの状態だったのだから、ここで長谷川を替えてもよかったのではないか。
いくら次の回で9番に回るといっても、勝負のできる点差で食い止める努力はすべきだろう。
それに今岡の犠飛をファールゾーンで捕球した嶋もボーンヘッドといっていいだろう。
まだイニングも浅いのに簡単に点を与えてしまっては話にならない。
まさかG戦3タテで満足しきっていたわけではあるまいな。
はっきり言って、こんなことをしていては今のタイガースには勝てない。


☆★四回裏★☆

先頭の緒方が左二塁打、4番・嶋にも一塁線を破られる二塁打で1点を失う下柳。
しかし、前田以下3人を抑えて最小失点にとどめたことが流れ的にも大きかった。
「とにかくリリーフ陣がしっかりしてるから何とか粘りとおそう」という気迫が伝わってくる投球だったように感じた。


★☆五回表☆★

ここらで中押し点のほしいところだが、一死後にスペンサーが左翼線二塁打
続く鳥谷も外の球を上手く叩いて左越え適時二塁打
下位打線からでも点が取れるこのパターンをこれからのシーズンでも見せてほしい。


☆★六回裏★☆

四回のVTRのように、緒方に二塁打、嶋に一塁線を襲う適時二塁打を打たれて2失点目。
ただ、そこから粘っこく、あくまで粘り強く後続を抑えるところが下柳の真骨頂。
点差が開いていたとはいえ、シーズン初登板の緊張から楽な投球とはいえなかったはず。
その中で先発の役割をキッチリ果してくれた下柳に感謝やね。


★☆八回表☆★

この回からカープはマウンドに永川を送る。
オープン戦の死球をめぐるトラブルの張本人(?)といえる相手にトラ打線が牙をむく。
矢野と藤本に安打が出るなど二死二・三塁からシーツが左前2点適時打
結局、かつてのでシーツが3安打4打点1本塁打の大暴れ。
ホントにいい補強をしたもんだ。


7回から江草が今季初登板。
2イニングを1安打2奪三振と見事な内容。
楽な場面だったが真っ直ぐや変化球のキレもよく、比較的長いイニングでの中継ぎで重宝しそう。

9回に登板の吉野も今年は左キラーとして存在感を示すだろう。
一昨年のような活躍を期待しても大丈夫・・・だよな?


他球場の結果

G 3 ― 4X B 

D 4 ― 3 S 

F 5 ― 4 E 

M 11 ― 3 L

H 3 ― 1 Bs

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Apr 05, 2005

春だ一番!S.S.K祭り!!

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S|004 100 000|5

T|100 602 00X|9

3日 3回戦(大阪ドーム) タイガース 2勝1敗

勝:藤川 1勝 負:高井 1敗 S:

本塁打:高井1号(三回・打点①=能見)
     宮本1号(四回・打点①=能見)
     スペンサー1号(四回・打点①=高井)
     シーツ1号(四回・打点③=河端)
     金本2号(六回・打点②=山本)


タイガースが試合中盤の効果的な一発で逆転勝利。
スワローズとの開幕カードを2勝1敗で勝ち越した。

前日に続いて打線爆発。
スペンサー、シーツ、金本に一発が飛び出すなど、14安打で二試合連続の9得点。
勝負どころで一気にたたみ掛ける'05年打線ここにあり、といったところか。

まず初回、赤星が中前安打で出塁後、すかさず盗塁。
藤本の一ゴロで一死三塁となり、シーツの左犠飛でアッサリ先制。
今後ともこの得点パターンがおなじみになることだろうし、相手に与えるダメージは大きい。

4点ビハインドの四回、スペンサーに来日初アーチとなる1号ソロが生まれる。
スワローズ先発・高井の高めに抜けた真っ直ぐを捕らえた打球が、左中間スタンドへ一直線。
ここからタイガース側に流れがジワジワ押し寄せる。
鳥谷が投前安打、矢野も右前安打で無死一・二塁。
9番・能見の打順で代打久慈。
いわゆるピンチバンターでの登場だが、初球を一塁線に転がすも猛チャージを仕掛けた鈴木健にさばかれ三塁封殺。
名手・久慈の珍しいバント失敗でいい流れが途切れたかと思われたが、赤星の右前適時打で2点差に詰め寄る。
もう一度自軍に流れを引き寄せた意味でも価値ある一打だった。
そしてこういうイケイケムードになると強い藤本が左翼線に適時二塁打を放って1点差、ここで高井を引きずりおろす。
替わってマウンドには河端、打席にはシーツ。
犠飛でも同点のケースのこの場面で、シーツのバットから放たれた打球は大きな弧を描いてレフトスタンドへ。
移籍第1号は価値ある逆転スリーランとなり、この回一挙6得点。

最後の締めはやはりこの男。
六回、一死一塁からスワローズ3番手・山本の甘く入ったシュートを逃さない。
打った瞬間それとわかる打球がライト5階席に突き刺さる。
自らの誕生日を飾るダメ押しツーランHRでツバメの息の根を止めた。

終わってみれば投手を除く先発全員安打
切り込み隊長の赤星が3安打2盗塁で打線を引っ張れば、実戦不足が心配された矢野も3安打で復調気配。
もっとも不気味な存在のスペンサーにも一発が飛び出し、本当にこの打線は相手から見ればイヤな打線に映るだろう。
'05年トラ打線の形をしっかりと見せ付けた一戦だった。


そして注目のタイガースの先発は私が以前予言(?)したとおり新人・能見。
キャンプからオープン戦にかけて彼を褒めまくっていただけにその投球に注目していたが、4回を5失点とホロ苦デビューとなってしまった。

立ち上がり、球の走りこそ悪くなかったものの、岩村、ラミレスに四球を与える。
しかし、古田をスライダーで三振に斬ってとり、なんとか無難に初回を投げ終える。

二回も鈴木健以下を3者凡退で初登板の緊張の中、リズムをつかんだかに見えたが、三回、思わぬ落とし穴にはまってしまう。
先頭の9番・高井に、甘く入ったスライダーを豪快にバックスクリーンまで運ばれてしまう。
カウント2-0から不用意に投げてしまった、あまりに悔いの残る一球。
それを引きずるかのように、続く宮本に右中間フェンス直撃の二塁打を許す。
そして2番・青木は送りバントの構え。
とりあえずひとつアウトをとることで気持ちの整理をつけたいところ。
ところが、これが三塁前へのバント安打となり、無死一・二塁とさらにピンチを広げてしまう。
さすがにこれで動揺してしまったのだろう、明らかにフォームを乱し、3番・岩村に対してストライクが入らない。
岩村を歩かせて無死満塁、ここで4番・ラミレスに二遊間を破られる2点適時打、鈴木健にも左犠飛を許して、あっという間に4失点。

四回には宮本にも左中間へソロアーチを浴び、この回を終えて降板。
一発を食らうということは、それだけコースが甘いということ。
アマ時代では球のキレだけで勝負できたんだろうが、プロではさすがにそうは行かない。
次の登板ではその制球面の課題を修正できるようにならないといけない。
(微妙な判定に泣かされた面もあるにはあったが)

投手が打者を打ち取るには、真っ直ぐと変化球のコンビネーションで揺さぶっていくわけだが、それには内・外角への横の揺さぶり、高・低への上下の揺さぶり、そして緩急を使った前後の揺さぶりを駆使していかねばならない。
能見の場合、右打者にはクロスファイアーと外へ逃げるチェンジアップ、左打者にはスライダーと横の揺さぶりには定評があるので、そこに緩急を加えると投球がもっと楽になるはずだが、この試合の矢野のリードをみてもオープン戦で投げていた緩いカーブを披露するケースがなかった。
このあたりどういう組み立て方を話し合ったかわからないが、井川や福原のような有無を言わせぬ剛球を持っているわけではないので、今回のようにストライクゾーンを平面的に使っているだけでは苦しくなってしまう。
カーブを投げるときのクセがあるのかもしれないが、平面的ではなく立体的にストライクゾーンを使えるようになるためにも、ぜひ自信を持って投げられるようになってほしい。
せっかくキレのある真っ直ぐがあるんだから、それを活かさない手はないぞ。


その能見の後を受けて中継ぎ&抑え陣の今季初お披露目ともなったこの試合。
表の継投の充実度たるやまさに磐石というほかない。
六回から藤川が2イニング、8回がジェフ、締めは久保田とこの3人が完璧な内容。
まだ1試合だけだし点差も開いていたが、これらの面子が出てくれば相手を戦意喪失に追い込めるという印象を強烈に与えたことだろう。
加えて、上記3人の下支えを担う吉野、橋本の存在も大きい。
特にありがたいのが、去年辛酸をなめた吉野の復活。
ワンポイントでも彼を有効活用できると、先発陣とリリーフ三人衆の負担もグッと軽くなるので、去年のように故障しないようくれぐれも頼んだぞ!

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Apr 03, 2005

「快幕」投手はこのオレだ!

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2日 2回戦(大阪ドーム) タイガース 1勝1敗

勝:福原 1勝 負:坂元 1敗 S:

本塁打:ユウイチ1号(八回・打点①=安藤)


井川の怪幕ぶりに喝を入れるべく、福原の見事な投球でタイガースが今年の初勝利。
自身も去年に続いて初登板を白星で飾った。
やはり初登板ということもあって初回は堅さもあったが、力みはなかったように見えた。
それが真っ直ぐの伸びにつながったし、そのぶん変化球に打者もタイミングが合わない。
7回を投げて5安打無失点と素晴らしい内容で、球数も105とうまく打たせてとる理想的な投球。
早い回から援護をもらって楽に投げられたこともあるが、去年よりひと皮むけたように感じた。
とにかく、とにかくこの調子を1年間続けられるよう頼むぜ。


☆★一回裏★☆

赤星、藤本が倒れて簡単に2死。
そしてシーツの当りもバットの先にあたる平凡な左への飛球。
ところが、ラミレスが目測を誤ってグラブに当てながら捕球できず、二塁打にしてしまう。
シーツにとってはなんとも幸運な今季初安打
ここから開幕2戦目の先発に抜擢された坂元の調子が狂ってしまう。shane_0402
金本が四球で一・二塁、続く今岡が初球を叩いて左越えの2点二塁打で先制。
緩いカーブに泳がされながらも上手くバットコントロールできる、まさに彼の真骨頂やね。
その後のスペンサーにも左前適時打が飛び出して、3-0とする。
トラに流れを大きく引き寄せるこのスペンサーの一打は本当に価値が高いよ。
坂元も丁寧にフォークを低めに集めていたが、フルカウントからのこの一球だけ甘めに入ってしまった。
それをキッチリ叩けるんだもんなぁ。
はっきり言ってアリアスならそれ以前に終わっていただろうからね。
この3点目が福原を楽にさせた大きな要因といってもいい。


☆★三回裏★☆

一死から前の打席でのオマケ安打で気を良くしたシーツが左前安打で出塁すると、金本が初球の甘い真っ直ぐを捕らえて左中間に適時三塁打
0402ne08これで金本は記念すべき1500本安打を達成。
でもあれはどう見たってラミレスの失策じゃないか。
完全に捕球位置へ追いついてるし、それでグラブに当ててるんだし。
記録員も大甘裁定するなぁ、ホント。
金本本人も早く決められたのはよかったろうけど、もっとスッキリした形で決めたかったと思うなぁ。
ともあれこれで4点目、一気にタイガースに流れが傾く。
マウンド上の坂元もどう見ても限界なのに、若松監督はなぜか交代させず坂元そのまま続投。
結局、今岡三ゴロのあとスペンサー、鳥谷、矢野の3連続適時打でこの試合は事実上決まった。

スペンサーの適時二塁打は真ん中やや外よりの球を本当に上手く打ったもの。
軸足に重心を残して振り抜いてるから、ライン際でも球がファールにならない。
これがベールを脱いだ彼の真の姿なのだろうか?
だがこの選手はどんな球種が得意だとか、どのコースが苦手だとかがまだイマイチわからない。
ただ、芯でしっかり捕らえる技術は持っているが。

鳥谷の一撃は、内へ要求した直球が少し甘くなったのを捕らえた。
今年の彼のテーマでもある、右方向への強い打球だったが、まだ少しバットが遠回りするぶん若干差し込まれ気味。
もっとしっかり前でさばけていれば軽くオーバーフェンスできる球だった。

矢野も嬉しい今季初安打。
ファンも本人もとりあえずホッとしたことだろう。


☆★四回裏★☆

さらに怒涛の攻撃を見せるタイガース打線。
この回からスワローズのマウンドは左の佐藤賢。
いきなり赤星に四球と自分の役割を果せない佐藤賢。
そしてこの日はじめて赤星を一塁に置いて打席に立つ藤本。
2球で追い込まれ、3球目に赤星がスタートするも右飛。
なんでもいいから転がせよ
競った場面でこんな凡フライやらかしてたら、罰金もんやぞ!

続くシーツの打席で赤星が二盗に成功、シーツ四球で打席に金本。
その2球目に赤星が三盗を敢行。
普通4番打者のときに三盗はありえないケースだが、今年はどんどん三盗をやるぞという相手への意思表明としては効果的だった。
当然決まれば戦局的に有利になるし、相手バッテリーに与える重圧も相当なものになる。
盗塁のリーグ記録更新のためにも、三盗の成功数を上げていってほしい。

この回も金本の右への適時二塁打、今岡の中犠飛で2点追加。


★☆六回表☆★

五回まで2安打に抑えていた福原が一死から宮本、青木と初めて連打を許す。
打席は3番の岩村、外の変化球を上手くセンター返し。
二遊間を抜けそうなこの打球を鳥谷が横っ飛びで抑え、すばやく二塁上の藤本にトス、さらに藤本も素手の右手でつかんで封殺。
両者ともいい反応、判断を見せた好プレーだったが、これもテンポよく無死四球で投げる福原が生んだリズムともいえる。
打線のおかげで勝てる試合は少ない。
守り勝つ野球を目指すタイガース投手陣はこの日のような福原の投球を見習わんといかんぞ。


★☆八回表☆★

試合の焦点が福原の完封だけになっていた展開。
ところがこの回からなんと先発転向したはずの安藤がマウンドへ。
おそらく調整登板だろうが、いきなり代打・ユウイチ福永松元が右中間へプロ初本塁打
なんともいえない雰囲気がドーム内を包むが、以後は最後までキッチリ抑える。
コーナーに制球よく投げられていたし、先発が予想される次週のカープ戦に向けて上々の試運転といったところ。


とにかく福原が抜群。
大量援護にも助けられたのもあるが、ムダに力まずにスムーズに腕が振れていたから、真っ直ぐ、変化球もよくキレていた。
それと、オープン戦でのトラ投手陣の懸念材料だった内角への真っ直ぐが真ん中に集まる傾向が、この日の福原にはそれがほとんど見られなかった。
打者の懐をキッチリ攻めることができるとこれだけ投球が楽になる、というのを他の投手陣も参考になったはず。
打者陣では6番・スペンサーの存在が大きい。
オープン戦でほとんどベールを脱いでいなかったのが、逆に古田のリードを混乱させたか?
今後もっと厳しい攻め方をされるだろうから、いかに我慢して自分の打撃スタイルを崩さず打てるかがカギになる。


他球場の結果

C 5 ― 4 G

G・先発内海をカープ打線が早々攻略。終盤追い上げたGだがまたしても判定に・・・。

B 4 ― 5X D

開幕から2試合連続サヨナラ弾は44年ぶりだとか。ベイは大魔神で逃げきれず連敗。

Bs 10 ― 0 F

JPが今季初完封で初勝利。ファイターズは先発・トーマスが序盤で試合をぶち壊す。

H 5 ― 4 M

前回楽天を1安打完封の渡辺俊が5回途中KO。カブレラが来日1号。

L 3 ― 5 E

前日の勢いそのままにイーグルス打線が松坂を攻略。ライオンズ4連敗で借金1。


試合の詳細はこちらをクリック!

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Apr 01, 2005

2年前も開幕は落としたからね

S|100 002 030|6

T|000 100 000|1

1日 1回戦(大阪ドーム) タイガース 1敗

勝:石川 1勝  負:井川 1敗 S:

本塁打:金本1号(四回・打点①=石川)
     ラミレス1号(8回・打点③=井川)


開幕投手はタイガースが4年連続で井川、スワローズが自身初となる石川
そして、かねてからの予定どおり、ラジオでプレーボールの合図を聴くことに。
どうやら8時ごろには仕事も終わりそうな雰囲気で、ちょうど帰る頃にはジェット風船飛ばしを観るあたりかなぁ・・・と思ぅたら、試合のテンポが早いのなんの。
前半戦が終わったあたりですでに7時15分くらい
オイオイ、帰る前に試合が終わっちまうぜ、これじゃ。
まぁ、結果的には井川のおかげで試合終了までに帰宅できたわけだが・・・。
ただ、マウンド上には久保田じゃなくて石井弘寿だったけど。
こんなに早く終わるんなら録画しとけばよかったなぁ・・・(黒谷友香観たかったし)。


★☆一回表☆★

一死から青木に粘られた挙句に左前安打、続く岩村の打席で青木が盗塁、矢野の二塁へ悪送球する間に青木は三塁へ。
そして岩村にフルカウントから左へ犠飛を許してスワローズ先制。


☆★二回裏★☆

開幕スタメン右翼手は岡田監督の宣言どおりスペンサー。
その初打席で見事に左前安打
外めの変化球を拾った感じだったが、彼のスイング軌道から見ればスイートスポットはそのあたり。
手元に引き付けて打てるので、このままのスタイルを貫けるならそれなりに率は残せるだろうが、オーバーフェンスはあまり期待出来なさそう。
去年の6番打者・アリアスとは全くタイプが違い、上位打線後の締めの大掃除とはいかないだろうから、その辺の役割でどれだけ首脳陣との考えが一致できるかだろう。

で、スペンサー出塁後の二死一塁から、7番鳥谷が左翼線二塁打
一塁走者・スペンサーが長駆ホームインを狙うが本塁憤死。
この場面、三塁コーチはストップのジェスチャーだったのを、スペンサーはそれを無視して(?)本塁へ突っ込んだらしいが、普通ならこれは本塁勝負が妥当なところ。
しかし、吉竹コーチもなぜ止めようとした?
打順が下位に向かう上に次の矢野は本調子とはほど遠い。
矢野が本来の調子なら二・三塁で勝負させてもいいんだけど・・・。


☆★四回裏★☆

両先発投手が持ち味を発揮して、試合がこう着状態になったところをやはりこの男が動かす。
金本の今季1号ソロ、通算1499安打・298本塁打で同点に。
彼らしい糸を引くような弾道で、下半身をしっかり使えていたし、ふくらはぎの心配は現時点ではない。
後は速い球に目が慣れてくれば万全。
続く今岡も中前安打で石川を一気に攻略したいところだが、後続がアッサリ倒れて1点どまり。


★☆六回表☆★

試合の流れの中で大きなポイントになったこの回、先頭の石川が一塁前の幸運な内野安打
そして1番・宮本が四球で、無死一・二塁。
何とかして後ろにつなごうとする打者と、絶対ここはアウトに取りたい投手との攻防。
結果から言えば、この試合の流れを決めたシーンといえよう。
そしてイヤな予感は的中してしまうもの。
青木に送られ、一死二・三塁から岩村にカウント0-3からストライクを取りにいったところを左前2点適時打
踏ん張ってほしいところで踏ん張れない、エース井川・・・。


☆★七回裏★☆

今岡以下三者凡退で、金本の一発以降石川に完全に抑えられる。
打者陣の多くが見切り発車で開幕を迎えた影響が影を落とす・・・。


★☆八回表☆★

一死から、宮本が右前安打
高めに浮いた変化球を運ばれるなんともイヤな兆候
続く青木も絶妙な投前バント安打で一・二塁。
そして先ほどタイムリーの岩村を迎えるが、真っ直ぐ勝負で三振、エースの意地を見せるものの、4番・ラミレスに高く浮いた初球のチェンジアップを左中間へ3点本塁打
トラのエース、ここで撃沈。


☆★八回裏★☆

ようやくここで帰宅。
矢野の状態だがまだまだ下半身が出来ていない感じ。
しばらくは守りの要としてチームを支えてくれればそれでよしとせねば。


★☆九回表☆★

トラの新人初登場で橋本が登板。
先頭の鈴木健に安打を許すも、オープン戦でも見せた速球とチェンジアップのコンビネーションで後続をピシャリ。
この内容なら競った場面でも使いたくなるな。


☆★九回裏★☆

オープン戦でよくなかった五十嵐が調整登板のような感じでマウンドへ。
先頭の藤本に内野安打を許したが、クリーンアップを打ち取る。
しかし1球も空振りを取れなかったところを見ると、球速ほどのキレがなかったのか。
やはりまだまだ万全とは言いがたく、付け入る隙はありそうだ。


ラジオで聴いてても、井川の真っ直ぐはよかったみたい。
しかし、肝心なところでチェンジアップが抜ける悪癖が顔を出してしまった。
アメリカ本土までまだまだ遠いな
あしたの福原で何とかせねば。


他球場の結果

C 4 ― 2 G

今年も結局抑えに泣かされるのか、G? われ作戦に失敗ミセリ・・・。

B 0 ― 4X D

去年に続いて開幕サヨナラ勝ちのドラ。アレックスの決勝満塁弾でハマ三浦、ドラ川上との壮絶な投手戦を制す。

Bs 7 ― 5 F

新庄の1号グランドスラムで追い上げるも序盤のミラバルの乱調が全て。先発の新人光原がプロ初白星。

H 0 ― 5 M

清水が完封勝利。松中の4番復帰を飾れず、ホークス今季初黒星。

L 5 ― 16 E

1番起用の悩める選手会長の先頭打者弾を皮切りにイーグルス打線が爆発。岩隈2勝目。


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気がつけば開幕じゃんか

opening_pitcher

エ、きょうから始まるんだったっけか。
このところの慌ただしい私事により、曜日の感覚もマヒしかけていたのでセ・リーグ開幕だという実感が何もなかったのだ。
いやはや、あんなに待ち遠しかったはずなのにお恥ずかしいやらなんとやら。

もちろん、いつもの私はこんなじゃない。
開幕前日といえば、いや、3日ほど前から異様なテンションで各スポーツ紙やスポーツ情報番組をハシゴして、開幕当日には仕事もソコソコに切り上げて定時に終わらせてもらって、トラ党の女将が経営する呑み屋へ向かい開始からTV観戦するのが毎年の恒例行事だ。

ところが今年は仕事山盛りテンコ盛りで逃げも隠れも出来ねェと来たもんだ。
おそらく業務が終わる頃は久保田が締めている頃あたりじゃないかなぁ(多少願望込み)。
まぁ、車を使う仕事なのでラジオもあるし、事務所に戻れば携帯ラジオもちゃんと隠してあるから別に心配はいらんのだけど。
それよりウチの事務所もTVぐらい置けばいいのに・・・。
こんどから携帯液晶TVを隠し持っとこうかな。
たまには静かに開幕を迎えるのってのもいいか。


そんなこんなで時は待ってくれず、否応なしにペナントレースも始まっちまうわけで。
今年もタイガースナインは頑張ってくれるんだろうね。
もう順位をどうのこうのと言うつもりなないよ(一応Gより上であることは激しく希望するが)。
選手たちが個々の力を発揮できれば自然と結果はついてくると思うから。
ウチだって10月末まで応援のテンションを保てるように、ちゃんと体力づくりしておいたから。
20年ぶりの記念パーティも予約しといたから


ほな、ぼちぼち戦闘態勢に入るとしまひょか

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