今週の重賞寸評 ―フラワーC スプリングS 阪神大賞典―
第19回フラワーC 結果
1着 ②シーザリオ 福永 祐一 1.49.0
2着 ⑪スルーレート 吉田 豊
3着 ①アルフォンシーヌ 北村 宏司
4着 ⑤ラドランファーマ 田中 勝春
5着 ⑫タマヒカル 小野 次郎
桜戦線に殴りこみ!◎シーザリオが圧倒的人気に応えてレースレコードの完勝。土付かずの3連勝で一気に桜路線に乗った。道中は内々の好位につけ、スローな流れを我慢。直線入口で逃げ馬に並びかけるとそのまま危なげなくゴールへ。走りっぷりからもマイルにも十分対応できるだろうし(本当はオークスで狙いたいのだが)、本番でも楽しみな存在になってきた。ユーイチも体がふたつほしいくらいではなかろうか。
2着にはその粘ったスルーレート。結果的にはスローの前残りの展開利を得たが、勝ち馬に交わされてからもしぶとく粘っており、初芝でも結果を出せたのは大きい。今年好調なキャロットファーム所有馬の勢いにも押されたか。
アルフォンシーヌも内をソツなく回って3着。騎手のコメントにもあるようになかなかのセンスのよさを見せる。これもオークスで見てみたい。
○ラドランファーマは中団からの競馬。掛かりグセもあるということで前につけづらかったという騎手のコメントだが、結局外々を回らされるハメに。なんともロスが目立つ内容だった。
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第54回スプリングS 結果
1着 ⑤ダンスインザモア 蛯名 正義 1.47.3
2着 ②ウインクルセイド 四位 洋文
3着 ⑮トップガンジョー 武 豊
4着 ④ディーエスハリアー 菊沢 隆徳
5着 ⑥スキップジャック 勝浦 正樹
権利がほしい馬たちがしっかり権利を取った、トライアルらしいといえばらしいレース。逆にいえばディープインパクト1強が浮き彫りになった感もある。
トップゴールを切ったのは○ダンスインザモア。ややスタートで遅れて、1角では後方2番手あたり。そこから馬群を縫うようにジワジワ進出し、4角手前では最内にもぐりこむ。直線では僅かに開いた隙間をこじ開け、先に抜け出したトップガンジョーを交わすとそのまま力強く押し切る。これまでにないキレ味も披露して奥の深さを感じさせた。
2着に突っ込んだのは人気薄のウインクルセイド。中団の内ラチ沿いを進み、先に有力各馬が仕掛けても4角まで我慢。直線で馬場の中ほどに持ち出すと猛然と勝ち馬に迫る。今回は鞍上の好判断が奏効。
最後のキップを手にしたのがトップガンジョー。スタートから積極的に前につけ、3角過ぎからまくるように進出。早め先頭から押し切りを図り何とか3着に粘りとおす。馬の持ち味を十分に生かした好騎乗。
◎ヴァーミリアンは馬群に沈んで14着。トップガンジョーの仕掛けに合わせるように外を追走するが4角ですでに余裕なし。行きっぷりもよくなく、馬の出来がイマイチだったか。初の輸送でマイナス8㌔の馬体重が影響?
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第53回阪神大賞典 結果
1着 ⑧マイソールサウンド 本田 優 3.06.2
2着 ①アイポッパー 藤田 伸二
3着 ④リンカーン 福永 祐一
4着 ⑨サクラセンチュリー 武 幸四郎
5着 ③ウイングランツ 松岡 正海
6番人気の古豪マイソールサウンドが重賞5度目のトップゴール。最近ズブくなってきたとはいえ、この距離で結果を出したのは正直オドロキ。テイエムイットーの大逃げを3~4番手で追走。「最近は末脚が甘くなってきたので・・・」という鞍上の好判断に導かれて2週目の4角手前からスパート。直線苦しくなりながらも後続を何とか振り切る。有力各馬が後ろからの競馬で動けなかったというのもあるにせよ、本田騎手の技ありの騎乗が光った。
上がり馬○アイポッパーが1番人気のメンツを保って何とか2着。中団追走から最後はリンカーンと併せ馬のように伸びてきたが、僅かに勝ち馬に届かず。しかし目下の充実ぶりは示した。
その▲リンカーンもアイポッパーをマークする感じで追走。やや掛かり気味だったが上手く鞍上もなだめる。前も見ながら後ろのサクラも気になる難しい競馬だったが、地力で勝ち負けの攻防に持ち込む。プラス18㌔は馬体が戻ったと見るべきだろう。
重賞3連勝を狙った◎サクラセンチュリーは4着どまり。最後方を折り合って追走。展開のアヤもあるだろうが、前とは少し離されすぎか。追い出して少し内にササッていたように調子のピークは過ぎていたのかも。本番までにどう立て直してくるか。



Comments
コメントありがとうございました^^
今週の三重賞は騎手の力量も大きく問われましたね。
ヴァーミリアンは本番はかなり人気落とすような気がします。
Posted by: せいきい | Mar 21, 2005 at 01:43 PM
せいきいさん、こちらこそお世話になっとります。
確かに、ヤネだけで買ってりゃ獲れてたような感じのレースでしたね(笑)。
先週の3重賞の連対馬6頭のうち5頭が「前走から引き続いて同じ騎手」だったんですが、中山が小回りのトリッキーコース、阪神が長丁場というのを考えると、馬を手の内に入れてる騎手の方が多少有利かなァってのもあるでしょうけどね。
それでも、勝ち馬の騎手の勝負どころでの判断はさすが、と思わせるものがありました。
>ヴァーミリアンは本番はかなり人気落とすような気がします。
今回はどうしちゃったんですかねぇ・・・。
休み明けでも馬っぷりは良く見えてたんですが、気性的にまだ戻ってなかったんですかね。
逆にいえば、この馬には「ノーリーズンの再来」をひそかに期待させるものがありますね。
本番でも狙ってみようと思います(笑)。
Posted by: Tigertail@宮杯に全てを賭ける管理人 | Mar 21, 2005 at 08:15 PM