日曜重賞予想スペシャル ―高松宮記念 マーチS―
ダートのフェブラリーSで初GⅠ勝利をあげたメイショウボーラーに、スプリント戦7戦7勝のプレシャスカフェ。
去年秋の電撃王カルストンライトオらさまざまな路線から有力馬が集まった今回の高松宮記念。
力関係がわかりにくく、馬券的にも少し難しい一戦となりそう。
馬 名 騎 手
① スリージェム 武 幸四郎
② ギャラントアロー 幸 英明
③ ワンダーシアトル 石橋 守
④ ウインクリューガー 吉田 稔
⑤ ゴールデンロドリゴ 赤木 高太郎
⑥ タマモホットプレイ 本田 優
⑦ メイショウボーラー 福永 祐一
⑧ シルヴァーゼット 池添 謙一
⑨ クリノワールド 上村 洋行
⑩ ナイキアヘッド 村田 一誠
⑪ コスモラブシック 佐藤 哲三
⑫ プレシャスカフェ 蛯名 正義
⑬ カルストンライトオ 大西 直宏
⑭ ゴールデンキャスト 小牧 太
⑮ キーンランドスワン 四位 洋文
⑯ キョウワハピネス 安田 康彦
⑰ ブイヤマト 小池 隆生
⑱ アドマイヤマックス 武 豊
前述のとおり、芝・ダートを問わず1200㍍で7戦全勝を誇るプレシャスカフェ。
脚もとの不安が出世を妨げる形になっていたが、去年の夏を境にようやく素質を発揮するようになった。
休みをはさんで現在4連勝中、しかもここ2戦は重賞でまさに充実一途。
馬込みに入っても問題なく、中団から確実に伸びてくる差し脚にますます磨きがかかっており、ゴール前でキッチリ捕らえる勝負センスも一級品。
陣営ともども我慢に我慢を重ねてようやく立ったGⅠの舞台。
一気の頂上制覇へここが最大のチャンスだ。
フェブラリーSで悲願のGⅠ制覇を飾ったメイショウボーラー。
1200㍍では過去2歳戦で2勝。
去年暮れのCBC賞は4着だったが、外枠から流れに乗り切れず、やや追走に手間取ったが、それでも勝ったプレシャスカフェから小差まで追い込んできた。
今回は枠順もちょうどよく、持ち前の先行力を武器にできる公算が高い。
ハナを切ると思われるカルストンライトオとの兼ね合いが気になるが、2番手からの競馬もなんら問題なく、ペース的に掛かる心配も少ないだろう。
ただ、純粋なスプリント適正ではプレシャスカフェに一日の長があるか。
年が明けてからの充実ぶりでどこまで食い下がれるか見もの。
ここ最近の傾向として、後ろから差してくる馬の台頭が目立つこのレース。
前にいる馬が勝ったケースとしてはショウナンカンプ―アドマイヤコジーンで決着した3年前のみ。
開催8日目ともなるとやはり芝の内側の痛み具合が激しいのか、外からの追い込みに賭ける馬にも上位進出のチャンスは大いにありそうだ。
去年の夏に短距離に活路を見出し、スワンSを豪快に差し切ったタマモホットプレイ。
9着に終わったCBC賞もゴチャつきに巻き込まれるような感じで、力を出し切っていないもの。
そこから間隔をあけて立て直しを図っており、今回スムーズに運べば末脚炸裂の期待も高まる。
同様に差し馬で魅力のアドマイヤマックスだが、今回の大外枠はやはり苦しいか。
それでも得意の左回りであるのと、馬をよく知る鞍上が黙ってはいないだろう。
外から他の有力馬を見ながら進める利点もあり、スタートから流れに乗れれば上位進出も可能。
前走で復活の兆しを見せたウインクリューガー、阪急杯で力の衰えがないことを証明したキーンランドスワンを押える。
カルストンライトオもアッサリ勝たれて不思議ない馬だが、逃げ馬が苦しい最近の傾向をふまえて思い切って切ることにする。
高松宮記念
◎ ⑫プレシャスカフェ
○ ⑦メイショウボーラー
▲ ⑥タマモホットプレイ
△ ⑱アドマイヤマックス
× ④ウインクリューガー
× ⑮キーンランドスワン
⑫の1着固定。とりあえず勝ちにいかねば。
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マーチS
◎ ②ブラックコンドル 北村 宏司
○ ①タイキエニグマ 横山 典弘
▲ ⑯サカラート 中舘 英二
△ ⑨サミーミラクル 田中 勝春
× ⑪クーリンガー 和田 竜二
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