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Mar 27, 2005

日曜重賞予想スペシャル ―高松宮記念 マーチS―

ダートのフェブラリーSで初GⅠ勝利をあげたメイショウボーラーに、スプリント戦7戦7勝のプレシャスカフェ。
去年秋の電撃王カルストンライトオらさまざまな路線から有力馬が集まった今回の高松宮記念。
力関係がわかりにくく、馬券的にも少し難しい一戦となりそう。


    馬    名        騎  手  
① スリージェム         武 幸四郎
② ギャラントアロー       幸 英明
③ ワンダーシアトル      石橋 守
④ ウインクリューガー     吉田 稔
⑤ ゴールデンロドリゴ     赤木 高太郎
⑥ タマモホットプレイ      本田 優
⑦ メイショウボーラー      福永 祐一
⑧ シルヴァーゼット       池添 謙一
⑨ クリノワールド        上村 洋行
⑩ ナイキアヘッド        村田 一誠
⑪ コスモラブシック       佐藤 哲三
⑫ プレシャスカフェ       蛯名 正義
⑬ カルストンライトオ      大西 直宏
⑭ ゴールデンキャスト     小牧 太
⑮ キーンランドスワン     四位 洋文
⑯ キョウワハピネス      安田 康彦
⑰ ブイヤマト          小池 隆生
⑱ アドマイヤマックス     武 豊


前述のとおり、芝・ダートを問わず1200㍍で7戦全勝を誇るプレシャスカフェ
脚もとの不安が出世を妨げる形になっていたが、去年の夏を境にようやく素質を発揮するようになった。
休みをはさんで現在4連勝中、しかもここ2戦は重賞でまさに充実一途。
馬込みに入っても問題なく、中団から確実に伸びてくる差し脚にますます磨きがかかっており、ゴール前でキッチリ捕らえる勝負センスも一級品。
陣営ともども我慢に我慢を重ねてようやく立ったGⅠの舞台。
一気の頂上制覇へここが最大のチャンスだ。


フェブラリーSで悲願のGⅠ制覇を飾ったメイショウボーラー
1200㍍では過去2歳戦で2勝。
去年暮れのCBC賞は4着だったが、外枠から流れに乗り切れず、やや追走に手間取ったが、それでも勝ったプレシャスカフェから小差まで追い込んできた。
今回は枠順もちょうどよく、持ち前の先行力を武器にできる公算が高い。
ハナを切ると思われるカルストンライトオとの兼ね合いが気になるが、2番手からの競馬もなんら問題なく、ペース的に掛かる心配も少ないだろう。
ただ、純粋なスプリント適正ではプレシャスカフェに一日の長があるか。
年が明けてからの充実ぶりでどこまで食い下がれるか見もの。


ここ最近の傾向として、後ろから差してくる馬の台頭が目立つこのレース。
前にいる馬が勝ったケースとしてはショウナンカンプ―アドマイヤコジーンで決着した3年前のみ。
開催8日目ともなるとやはり芝の内側の痛み具合が激しいのか、外からの追い込みに賭ける馬にも上位進出のチャンスは大いにありそうだ。
去年の夏に短距離に活路を見出し、スワンSを豪快に差し切ったタマモホットプレイ
9着に終わったCBC賞もゴチャつきに巻き込まれるような感じで、力を出し切っていないもの。
そこから間隔をあけて立て直しを図っており、今回スムーズに運べば末脚炸裂の期待も高まる。


同様に差し馬で魅力のアドマイヤマックスだが、今回の大外枠はやはり苦しいか。
それでも得意の左回りであるのと、馬をよく知る鞍上が黙ってはいないだろう。
外から他の有力馬を見ながら進める利点もあり、スタートから流れに乗れれば上位進出も可能。


前走で復活の兆しを見せたウインクリューガー、阪急杯で力の衰えがないことを証明したキーンランドスワンを押える。
カルストンライトオもアッサリ勝たれて不思議ない馬だが、逃げ馬が苦しい最近の傾向をふまえて思い切って切ることにする。


  高松宮記念

 ◎ ⑫プレシャスカフェ
 ○ ⑦メイショウボーラー      
 ▲ ⑥タマモホットプレイ    
 △ ⑱アドマイヤマックス 
 × ④ウインクリューガー      
 × ⑮キーンランドスワン


⑫の1着固定。とりあえず勝ちにいかねば。

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  マーチS

 ◎ ②ブラックコンドル       北村 宏司
 ○ ①タイキエニグマ       横山 典弘
 ▲ ⑯サカラート          中舘 英二
 △ ⑨サミーミラクル        田中 勝春
 × ⑪クーリンガー         和田 竜二

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Mar 26, 2005

土曜重賞予想 ―日経賞 毎日杯―

  日経賞

 ◎ ⑫オペラシチー       佐藤 哲三
 ○ ③トウショウナイト      武士沢 友治
 ▲ ⑨コスモバルク       千葉 津代士
 × ⑬テンジンムサシ      北村 宏司

 
―――――――――――――――――――――――――――

  毎日杯

 ◎ ⑥ローゼンクロイツ      安藤 勝己
 ○ ③コスモオースティン    武 幸四郎
 △ ②コンゴウリキシオー    藤田 伸二
 △ ⑫レットバトラー        福永 祐一
 × ⑬カネヒキリ          武 豊


*高松宮記念に全力投球のため、詳しいコメントは割愛させていただきます。

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Mar 23, 2005

屋根のないところで太陽は輝くものさ

Bs|002 020 000|4

 T|000 000 000|0

22日 オープン戦(大阪ドーム)


先発はバファローズがケビン・バーン、タイガースが太陽クン。

ケビンは調子のいい部類に入る投球だったんだろうが、力のある真っ直ぐにトラ打線も押されぎみ。
それと縦に割れる120㌔前後のカーブが効果的で、この緩急が上手く使えるようだと手強い相手になりそうだな。
今年で来日3年目の投手だけど、成績的にはこれといって目立つものはないんだよなぁ。
一昨年が8勝で去年が6勝・・・打線との兼ね合いもあるんだろうけど、もっと勝ってるかと思ったぞ。
近鉄時代に一度大阪ドームで彼の投球を観たことあるけど、なかなかいい投球してただけにね。
特別コントロールが良いわけでもなさそうのに、四球が少なく、三振もソコソコとれる。
いかに速い真っ直ぐを叩けるかが攻略の糸口になるか、か。
タイガースにとって最大の課題でもあるんだけど、それって。

去年韓国球界で首位打者だったというブランボーもかなりやりそうだ。
3回に打った本塁打も太陽のカーブを態勢を崩しながら左中間に持っていった。
確かにコースは甘かったけど、タイミングを外す球にあそこまで喰らいつける外国人も珍しい。
現時点では明らかにスペンサーより上だし、レギュラーシーズンでもけっこうな成績を残せるんじゃないか。


ま、相手方の寸評はこの辺にして・・・


●藤田太陽・・・★★☆☆☆

21日の試合前にマウンドの感触を確かめる姿を確認。
大阪ドームは甲子園に比べてマウンドの傾斜が少しきついらしい。
その不慣れな影響か、今回は2ラン2被弾の5回4失点
特に五回の北川の一発は要反省。
前回の記事でも指摘したが、相変わらずトラ投手陣は内へ狙った球が真ん中付近に入る
こう何度も見せられると失投とかいう次元で語れなくなるな。
普段からブルペンで意識してやってるのかどうかホンマに疑わしくなってくるで。


●橋本健太郎・・・★★★★☆

先日行ったときにも見たが、確かにデカかった。
191cmから投げ下ろす真っ直ぐは切れもあったし、何よりチェンジアップが絶品
確かにフォークと見紛うほどの落差がある。
岡田監督も「走者を背負ったときに投げさせたい」と言っていたが、ピンチのときでも動じずに平常心で投げられるかどうか見てみたい。
トラ投手陣最大の惑星と言っていいだろう。


●赤星憲弘・・・★★★★☆

先頭打者として3安打
なのに0封負けとはいただけない。
初回に盗塁を試みるも、オープン戦初の失敗。
これに関しては見事な送球をした捕手・的山を褒めるべきであって、別に心配はしていない。
打撃改造の効果か、今までは左方向中心の打球がセンター中心方向に変わりつつある。
とにかくこの調子を維持して開幕を迎えてくれよ。


●A.シーツ・・・★★★☆☆

このところちょっと調子落ちみたいやね。
上体が前に突っ込んで球を迎えに行く感じ。
ま、開幕までにはちゃんと調整してくれるとは思うけど。

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Mar 22, 2005

これからがいざ本番、開幕右翼手争い

 T|300 001 000|4

Bs|020 000 200|4

21日 オープン戦(大阪ドーム)


自分でも意外なくらいだが、オープン戦を観に行くのは今回がはじめて。
この試合はチケットの発売当初から押えていた試合で、開幕を間近にひかえた両チームが本番を睨んだオーダーを組んでくるだろうという期待通りに、主力選手たちの動きを観ることが出来た。
特にタイガースに限れば、金本と片岡の名前が見られなかったものの、扇の要である矢野がふくらはぎの故障からようやく復帰して、オープン戦初登場となったほか、きのうの試合から今岡も三塁守備に就くようになり、あしたはアニキも復帰するということからいよいよ本番モードだ。

                スターティングメンバー

   タイガース       バファローズ

    1  中  赤 星            1  左  村 松
   2  二  藤 本            2  二  平 野
   3  一  シーツ            3  中   谷
   4  右  桧 山            4  三  ブランボー
   5  三  今 岡            5  一  北 川
   6  左  スペンサー         6  右  ガルシア
   7  遊  鳥 谷            7  指  大 西
   8  捕  矢 野            8  捕  日 高
   9  投  安 藤            9  遊  後 藤
                             投  パーラ


先発メンバー、タイガースは本番仕様で「9番・安藤」の布陣。
開幕スタメンでライトを争うスペンサーと桧山がそれぞれレフト、ライトに。
赤星、藤本の1・2番は、開幕で予想されるコンビ。

で、試合のほうだが、これまたどちらもチャンスを作ってはあと一本が出ないウップン溜まりまくりの内容
特にバファローズは毎回のように得点圏に走者を出しながら、最後のひと押しが利かず、10残塁の拙攻。
先発の安藤、2番手の下柳の粘りの投球もあったが、最後の詰めの甘さに課題を残した。
そして両軍とも守備の乱れが失点につながるなど、この点も不安が募った。
結局痛みわけに終わったが、それぞれの投手も持ち味を発揮して結果を残したのは収穫か。


●安藤優也・・・★★★☆☆

5回を投げて、8安打2失点
投球数84は多いが、球のキレは衰えることなく、何とか先発ローテ入りへメドを立てた。
四回の一死・一三塁、五回の無死・一三塁を何とかしのいだ粘りは中継ぎ時代に身につけた、ピンチに動じない精神力の賜物か。
相手の拙攻にも助けられたが、ここぞの場面ではスライダーが効果的に決まっていた。
それと、四球を1つだけにとどめたのも、大ケガにつながらなかった要因に挙げられる。
あとは簡単にストライクをとりに行く不用意さを解消すればローテ入りは確実になろう。


●下柳剛・・・★★★☆☆

六回から登板して、いきなり無死満塁の大ピンチ。
しかし、村松を併殺打に打ち取るなど、いつものように崩れそうで崩れない摩訶不思議投球でこの回を0で切り抜ける。
七回は無死・一塁から下山の併殺コースの二ゴロを藤本が二塁に悪送球したためにまたもピンチを背負う。
それでも粘り強くここでも傷口を広げない投球で、最小失点(と言っていいだろう)の2失点に抑え、ベテランの味は健在。

しかし彼も、初球から簡単にストライクを取りにいって狙われるシーンが目立った。
また、安藤にもいえることだが、内角へ狙った真っ直ぐがことごとく真ん中付近に入っていた。
球にキレのあるときならいいかもしれないが、打ち気にはやる打者に対して投げることも多いので、甘く入れば危ない球になってしまう。
当然ブルペンの段階で意識付けしながら投げているのだろうが、どうなのだろうか。


●久保田智之・・・★★★★☆

九回裏に満を持して登場。
相手の抑え、山口を上回るMAX154㌔は圧巻。
ブランボーに安打こそ許したが全て真っ直ぐ勝負で、相手もわかっていながらなかなか球を捕らえられない。
最後、北川を見逃し三振に取った球だけスライダー。
このオープン戦最高の出来だったと思う。
拝見できて何より。


●桧山進次郎・・・★★★★☆

初回に2ラン、そして六回には先頭打者で追加点の口火となる左中間への二塁打。
でん部の不安も解消したか、開幕に向けて徐々に調子を上げてきたかな。
いずれも高めの球を叩いたもので、バットの出がスムーズになってきている。
ライバルのスペンサーもそれなりに頑張っているし、内野の争いより開幕6番・ライトをめぐる争いが俄然ヒートアップしてきた。


●S.スペンサー・・・★★★☆☆

その彼も六回、桧山が作ったチャンスにタイムリー二塁打で応える。
開幕スタメンに向けて意地を見せているのか、しかし、こちらから観るぶんにはまだマイペースで消化している雰囲気だが・・・。
まだ上体に頼った打撃でしっかり下半身がつかえないので、打球が上がってもイマイチ伸び切れない。
でも、この日も際どいコースを見極めていたように、球を手元まで引き付けようという意識だけは買える。
変身する要素は持っているだけに、ちゃんと開幕までにベールを脱いでくれりゃそれでいいのだが・・・。
この時期に来て、まだ評価の難しい選手も珍しい。


●矢野輝弘・・・★★★☆☆

打つほうでは3タコだったが、初回に俊足・平野の盗塁を刺し、また再三ピンチを背負う安藤をリードするなど、守りの要としての存在感は大きい
やはり刺激になったのか、下柳をリードする野口も冴えてきたような感じがした。


●鳥谷敬・・・★★☆☆☆

ことごとく左投手をぶつけられていたが、あのフォームを見る限り本番でもそういうケースが増えるだろう。
はっきりいって安パイだ。
以前にも指摘したように、対左投手になるとどうしても踏み出す右足がかかと体重になってしまう。
これでは腰が早く開いて手打ち状態になり、芯で捕らえても鋭い打球にならない。
もともと、あのフォームでは不振に陥ったときに長引きそうな予感がしたが、開幕までに復調できるかどうか・・・。
ただ、守りではいいプレーもあった。
専守防衛に徹するだけの選手ではないので、正田さんなり和田さんなり早く手を打ってあげてほしい。


●藤本敦士・・・★★★☆☆

疲れもあるんだろうが、打っては4の0、守っては楽々併殺コースを二塁に悪送球。
この際打撃面では目をつぶるから、守りをもっとしっかりこなせるようにならないと。
代わりの選手はナンボでもおるんやぞ。


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トラのビジターユニを観戦するのが初めてだったので、なんかスゴい違和感があったなぁ。
違和感といえば、バファローズファンの中には去年までの大阪近鉄ユニを着ているファンもいた。
そして帽子のマークはBs
さらにはチャンスでのタオルダンスも披露するシーンもあったし、あの岡本太郎のマークの旗も振られていたな。
彼らはどういう気持ちでオリックス・バファローズというチームに声援を送っているんだろう・・・。
上手く表現できないけど、今さらながら合併球団と消滅球団の存在というものを感じさせられる日でもあった。


BOSE

やはりこの髪形にもまだ違和感・・・

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Mar 21, 2005

今週の重賞寸評 ―フラワーC スプリングS 阪神大賞典―

第19回フラワーC 結果


  1着  ②シーザリオ         福永 祐一        1.49.0
  2着  ⑪スルーレート        吉田 豊
  3着  ①アルフォンシーヌ      北村 宏司  
  4着  ⑤ラドランファーマ       田中 勝春
  5着  ⑫タマヒカル          小野 次郎


桜戦線に殴りこみ!◎シーザリオが圧倒的人気に応えてレースレコードの完勝。土付かずの3連勝で一気に桜路線に乗った。道中は内々の好位につけ、スローな流れを我慢。直線入口で逃げ馬に並びかけるとそのまま危なげなくゴールへ。走りっぷりからもマイルにも十分対応できるだろうし(本当はオークスで狙いたいのだが)、本番でも楽しみな存在になってきた。ユーイチも体がふたつほしいくらいではなかろうか。
2着にはその粘ったスルーレート。結果的にはスローの前残りの展開利を得たが、勝ち馬に交わされてからもしぶとく粘っており、初芝でも結果を出せたのは大きい。今年好調なキャロットファーム所有馬の勢いにも押されたか。
アルフォンシーヌも内をソツなく回って3着。騎手のコメントにもあるようになかなかのセンスのよさを見せる。これもオークスで見てみたい。
ラドランファーマは中団からの競馬。掛かりグセもあるということで前につけづらかったという騎手のコメントだが、結局外々を回らされるハメに。なんともロスが目立つ内容だった。

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第54回スプリングS 結果


  1着  ⑤ダンスインザモア      蛯名 正義        1.47.3
  2着  ②ウインクルセイド      四位 洋文
  3着  ⑮トップガンジョー       武 豊  
  4着  ④ディーエスハリアー     菊沢 隆徳
  5着  ⑥スキップジャック      勝浦 正樹


権利がほしい馬たちがしっかり権利を取った、トライアルらしいといえばらしいレース。逆にいえばディープインパクト1強が浮き彫りになった感もある。
トップゴールを切ったのは○ダンスインザモア。ややスタートで遅れて、1角では後方2番手あたり。そこから馬群を縫うようにジワジワ進出し、4角手前では最内にもぐりこむ。直線では僅かに開いた隙間をこじ開け、先に抜け出したトップガンジョーを交わすとそのまま力強く押し切る。これまでにないキレ味も披露して奥の深さを感じさせた。
2着に突っ込んだのは人気薄のウインクルセイド。中団の内ラチ沿いを進み、先に有力各馬が仕掛けても4角まで我慢。直線で馬場の中ほどに持ち出すと猛然と勝ち馬に迫る。今回は鞍上の好判断が奏効。
最後のキップを手にしたのがトップガンジョー。スタートから積極的に前につけ、3角過ぎからまくるように進出。早め先頭から押し切りを図り何とか3着に粘りとおす。馬の持ち味を十分に生かした好騎乗。
ヴァーミリアンは馬群に沈んで14着。トップガンジョーの仕掛けに合わせるように外を追走するが4角ですでに余裕なし。行きっぷりもよくなく、馬の出来がイマイチだったか。初の輸送でマイナス8㌔の馬体重が影響?

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第53回阪神大賞典 結果


  1着  ⑧マイソールサウンド     本田 優         3.06.2
  2着  ①アイポッパー        藤田 伸二
  3着  ④リンカーン          福永 祐一  
  4着  ⑨サクラセンチュリー     武 幸四郎
  5着  ③ウイングランツ       松岡 正海


6番人気の古豪マイソールサウンドが重賞5度目のトップゴール。最近ズブくなってきたとはいえ、この距離で結果を出したのは正直オドロキ。テイエムイットーの大逃げを3~4番手で追走。「最近は末脚が甘くなってきたので・・・」という鞍上の好判断に導かれて2週目の4角手前からスパート。直線苦しくなりながらも後続を何とか振り切る。有力各馬が後ろからの競馬で動けなかったというのもあるにせよ、本田騎手の技ありの騎乗が光った。
上がり馬○アイポッパーが1番人気のメンツを保って何とか2着。中団追走から最後はリンカーンと併せ馬のように伸びてきたが、僅かに勝ち馬に届かず。しかし目下の充実ぶりは示した。
その▲リンカーンもアイポッパーをマークする感じで追走。やや掛かり気味だったが上手く鞍上もなだめる。前も見ながら後ろのサクラも気になる難しい競馬だったが、地力で勝ち負けの攻防に持ち込む。プラス18㌔は馬体が戻ったと見るべきだろう。
重賞3連勝を狙った◎サクラセンチュリーは4着どまり。最後方を折り合って追走。展開のアヤもあるだろうが、前とは少し離されすぎか。追い出して少し内にササッていたように調子のピークは過ぎていたのかも。本番までにどう立て直してくるか。

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Mar 20, 2005

日曜重賞予想 ―スプリングS 阪神大賞典―

  スプリングS

 ◎ ⑬ヴァーミリアン       北村 宏司 *M.デムーロより乗り替り
 ○ ⑤ダンスインザモア     蛯名 正義
 ▲ ⑧マキハタサーメット     松永 幹夫
 △ ⑦ペールギュント       柴田 善臣
 △ ①ワールドアベニュー    横山 典弘
 × ④ディーエスハリアー    菊沢 隆徳


クラシックに直結するレース、ラジオたんぱ杯の勝ち馬ヴァーミリアンが勇躍東上。ペースを問わずに折り合えるし、自在性のある脚質も中山向き。クラシックへ向けてどういうレースを見せてくれるか。
出走権のほしい500万クラスの「必死組」からダンスインザモアを抜擢。渋った馬場で勝ちあがってきているが、2走前を見ても良馬馬のスピード勝負でも見劣りしないはず。一瞬のキレこそないが、長くしぶとい末脚で上位を窺う。
安定感抜群のマキハタサーメットは前走の距離延長にも対応できたあたり相当な資質を感じる。小回り千八だけに前残りも十分警戒が必要だが、後ろのヴァーミリアンを気にするすることなく、マイペースで運べれば勝ち負けまで。
重賞2勝で実績最右翼のペールギュント。ここ最近の成績を見る限り、身上の末脚を披露するにはやはり直線の長いコースが向いているが、本番をにらんだ今回はいかに多頭数を捌けるか脚を計る乗り方をしてくるかも。

3連単の⑬、⑤との2頭軸で相手はやや手広く。

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  阪神大賞典

 ◎ ⑨サクラセンチュリー     武 幸四郎 
 ○ ①アイポッパー         藤田 伸二 
 ▲ ④リンカーン          福永 祐一
 △ ⑩ピサノクウカイ        岩田 康誠
 × ⑥ペルフェット         幸 英明


サクラセンチュリーで鉄板・・・といいたいところだが、やはりテン乗りの鞍上が少し心配。普通に乗れば勝てる器であることは重々承知の上で、あえて取りこぼしを警戒。
逆転候補は当然アイポッパーとなってくるが、前走の万葉Sが強い内容。折り合いの心配もなく、長距離血統の本格化を告げるか。長距離路線この春の上がり馬同士による息詰まるつばぜり合いをじっくり拝見するとしよう。
リンカーンはここを叩いてからの公算が強いが、やはり前回の覇者だけに敬意を払う。
怖いのは日経賞に回らずにここに定めてきたピサノクウカイ。逃げ脚に新境地を開きつつあるだけに、鞍上が上手く持たせるようだと上位崩しもありうる。

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Mar 19, 2005

土曜重賞予想 ―フラワーC―

  フラワーC

 ◎ ②シーザリオ         福永 祐一
 ○ ⑤ラドランファーマ       田中 勝春
 ▲ ⑨サオヒメ           横山 典弘
 △ ⑬ウェディングヒミコ     松岡 正海
 × ⑩プロージット         蛯名 正義

関西で行われる桜花賞トライアルの影響か、このレースは関西馬より関東馬に出番が回るケースが多い。しかし今年はなかなか強力な関西馬が出走してくる。◎シーザリオはここまで2戦2勝で、前走2000メートルの寒竹賞でアドマイヤフジを下していることから、能力の高さが窺える。小回りの中山コースも先行力を武器に有利に働こう。
ラドランファーマは重馬場のクイーンCで3着。血統的にスタミナも不安なく距離延長はむしろプラスか。先行して粘り強い脚も魅力。
ダートの未勝利上がりの▲サオヒメも新馬での芝の走りは問題なく、素質は上位。芝でのスピードにいかに対応できるかだが、鞍上が上手くエスコートしてくれるだろう。

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Mar 17, 2005

今のうちにボロは出しとけ

T|000 005 000|5

G|330 000 00X|6

16日 オープン戦(東京ドーム)


民放TV局の放送はなく、なんとラジオ関西の『ジャイアンツナイター』だけが実況中継。
ラジオ関西なんて、土曜の競馬中継以外聴くことなかったが、こんなところで重宝するとは。

先発は黄金ルーキー能見。
しかし、5回を投げて6安打6失点(自責5)。
3つの四球がいずれも失点に結びつく苦しい内容で、伝統の一戦デビューもホロ苦いものになってしまった。


●能見篤史・・・★★☆☆☆

まぁ、いくらオープン戦っていったって、初のG戦で力むなというほうがムリだわな。
初回は2番・二岡に安打、3番・高橋由に四球、そして5番ローズに3ラン
二回は7番・キャプラーが中前安打、9番・阿部と1番・仁志に連続四球のあと、二岡に右越えタイムリー二塁打
関本の失策も絡んでこの回も3失点。
後でスポーツニュースで少し観たが、打たれた球はやっぱり甘い
「抑えなければ」という意識が強すぎて投げ急いでいたんだろな。
それでも、三回以降は自分のリズムを取り戻してキッチリ抑えており、ちゃんと試合の中で修正できるところは良し。
どうして打たれたかははっきりしているし、今後の反省材料としていいクスリになったろう。

あと、以前から気になっていたのだが、左打者に対してあまり邪魔になる球がない。
右打者に対しては、食い込んでくるクロスファイアーを強く意識させることが出来るが、左打者への内角に何かアクセントをつけるような球がほしい。
あまり外一辺倒の投球だと、いくらキレのあるスライダーが武器といってもプロの打者は簡単に見極めてくるし、どんどん踏み込まれて投球の幅が狭くなってしまう。
そうならないためにも、左打者の内を突く球をもっと見せておく必要がある。
ひょっとしたら、左打者には投げづらいタイプの左投手なのかもしれないけど。


一方打者陣は、相手より多い10安打を放ちながら先発の内海をなかなか捕らえきれず。
それでも、疲れの見えた六回に反撃開始、集中打で5点を奪う意地を見せた。


●赤星憲弘・・・★★★★☆

2二塁打と1四球で1番打者として申し分ない働き。
特に六回のタイムリーは上から強く叩いて外野の頭を越える。
強い打球を打つという今年のテーマを忠実にこなしているか。


●金本知憲・・・★★★☆☆

こちらも2安打1四球で全打席出塁。
開幕に向けてエンジンが掛かってきた。
打球の角度もいずれ上がってこよう。


●S.スペンサー・・・★★☆☆☆

まだアイドリング状態?
六回に押し出しの四球を選ぶあたり、球をじっくり見ようという意識は強いようだ。
あとはいかにしっかり叩けるようになるかだが・・・。


●藤本敦士・・・★★★☆☆

好機に凡退を重ね、今回は全くいいところなし。
特に四回、無死二塁で三振と走者を進めることすら出来ず。
2番打者としてチト寂しい内容。

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Mar 15, 2005

開幕ローテ戦線異常なし!?

starters
S|000 001 000|1
T|000 000 20X|2
12日 オープン戦(甲子園)


G|002 000 200|4

T|100 410 00X|6

13日 オープン戦(甲子園)


3月というのにこのクソ寒い中、選手のみなさま、観戦に行かれたみなさまお疲れです。
それとは裏腹に、開幕ローテ候補の投手たちが熱い投球を披露。
本拠地4連戦を見事4連勝の結果に導いてくれた。

12日のスワローズ戦では井川、安藤、太陽の3投手が、13日のジャイアンツ戦には去年抜群の相性を誇った福原がそれぞれ登板。


●井川慶・・・★★★★☆

7~8分の力でフォームバランスを重視したような投球。
そのぶんスムーズに腕が振れたし、球持ちが良くなって真っ直ぐも球速以上のキレを感じた。
さらに、時おり見せる緩いカーブも有効的で、スライダー、チェンジアップともども低めに制球よく決まるようになると打者としても攻略が難しくなる。
時期はずれの寒さで打者陣も淡白になっていたことを差し引いても、3回完全は開幕投手としてさすがの内容。
とにかく、力まずバランスよく投げさえすればしっかりコントロールできて、球のキレも増すということを本人も再確認できただろう。


●安藤優也・・・★★★☆☆

これまでの登板と比べてかなり投球のテンポがよくなっていた
野手とのリズムを生むためにも心がけておいてほしいね。
だいぶ先発のカンが戻ってきたかな?
福川に打たれた一発は反省だが、それ以外はお見事な内容。


●藤田太陽・・・★★★★☆

もう今年はやるよ、彼は。
腕の振りも力強くて故障の恐怖感を完全に払拭したね。
開幕4戦目、コイ斬りを期待するとしよう。


●福原忍・・・★★★☆☆

まだ高めに浮いたり、制球が乱れたりしたが、寒さを考慮すれば十分及第点の4回2失点。
3回、3連打で2失点後のピンチも粘り強く後続を断った。
アウトの半分が三振と、直球と変化球のコンビネーションも良かったが、新たに身につけたというカウントを取るフォークをもっと有効に使えるようになると、早いカウントで打たせてとる投球も出来るようになろう。
そうなるともっと楽な投球が出来るようになる。
彼も開幕に向けて調子を上げてきたようだ。


新人王最有力候補の能見、ベールを脱ぎつつあるブラウン、ベテラン健在の下柳も加えて先発陣の充実ぶりが顕著になってきたねぇ。
開幕ローテをどのように回していくべきか監督も嬉しい悲鳴だろう。
一週間が10日あってもいいくらい?

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Mar 13, 2005

日曜重賞予想 ―クリスタルC フィリーズレビュー―

  クリスタルC

 ◎ ③アイルラヴァゲイン     柴田 善臣
 ○ ⑮ホーマンテキーラ     四位 洋文
 ▲ ⑬モエレフェニックス     勝浦 正樹
 △ ⑦チアフルワールド     石橋 脩
 × ⑯フサイチアンテウス    横山 典弘


前走の内容が素晴らしかったアイルラヴァゲイン。速いペースを楽に先行して直線で先頭に立つとしっかりした脚で後続を寄せ付けず。タイムも優秀で相当な素質があると見る。
ホーマンテキーラも持ち時計こそないが、前走のようにスンナリ前につければ上位争い。共同通信杯でスタミナ切れのモエレフェニックスが距離短縮で台頭を狙う。

―――――――――――――――――――――――――――

  フィリーズレビュー

 ◎ ⑧ラインクラフト        福永 祐一
 ○ ⑩エアメサイア        武 豊
 △ ⑫モンローブロンド      佐藤 哲三
 △ ⑦フローラルパレス     池添 謙一
 △ ⑥デアリングハート     武 幸四郎
 × ⑭ジェダイト          M.デムーロ
 

ラインクラフトが始動する。暮れのGⅠでは1番人気を背負ったが、中団から外目を突くも前を捕らえきれず3着。それと同じ舞台の桜花賞を占う上で今回どういったレースを見せるのか。先の期待を込めて本命。
エルフィンS勝ちのエアメサイアもセンスいい走りで上位を窺う。スローペースでもしっかり折り合え、好位につける器用さもある。逆転候補はこの馬しかいない。
この2頭を軸に以下は3着争いが焦点か。

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Mar 12, 2005

38年間お疲れさま・・・岡部騎手引退

「悔いなし」岡部騎手、晴れやかに笑顔で引退会見(サンスポ)


やはり寄る年波には勝てなかったか・・・日本競馬の一時代を築き、また最大の功労者、岡部幸雄騎手が10日付で正式に引退。
3冠馬シンボリルドルフをはじめ、ダイナカール、トウカイテイオー、ビワハヤヒデ、タイキシャトルなど名馬とともに手にした栄光は数知れず。
このところ故障や体の衰えもあって騎乗機会も減っていたので、先は長くないかと覚悟はしていたが、やはり実際その日を迎えるとなるとやはり寂しい。

印象に残るのは去年の年明けに、1年間の休養後初めての勝利で涙を流していた姿。
そのときに騎乗していたのが、3ヵ月後に桜花賞を制したダンスインザムード。
桜花賞にも騎乗していれば、クラシック完全制覇だったのだが、そのときは武豊の騎乗。
岡部騎手の魂が馬に乗り移っていたのだろうか・・・。

ご本人には騎手生活に未練がないそうだが、自分としてはなかなかいい思い出が出来なかったことで少し悔しい。
何でもっと彼の馬券を買わなかったのだろうか。

今後は調教師の道は進まず、しばらく休養するとのこと。
また、後進の指導にあたることも考えているという。

ともかく、38年間お疲れさまでした。
今はゆっくりその体を癒してください。


騎乗回数:18646回

勝利回数:2943勝
重賞勝利:165勝(JRA)
GⅠ(級)勝利:37勝

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Mar 11, 2005

本番でも活躍できる・・・かな?

jamieandyshane


F|000 002 010|3

T|001 100 03X|5

10日 オープン戦(甲子園)


新庄、甲子園に凱旋だ!・・・と思ったら欠場
試合中盤に3塁側でアップをする新庄。
途中出場か?・・・と思ったらそのままベンチへ
せっかく観衆も楽しみにしてただろうに、なんとも残念。
ともあれ、しっかり体調を整えて、開幕にはベストの状態で出られるようにしっかりケアしてくれよ、新庄よ。
交流戦で待ってるぜ!


●J.ブラウン・・・★★★★☆

先発はオープン戦2度目の登板のブラウン。
初の先発ということもあって注目されたが、前回の神戸とは比べ物にならないくらいの球のキレで、4回を1安打の好投。
下半身主導のフォームで前に大きく腕が振れたことで打者も速球に差し込まれ、変化球にバットが空を切る。
そして制球も(トラのマダックスは言い過ぎやけど)、内・外角に上手く散らせて的を絞らせなかった。

奪三振も5つと、低めに落ちるスライダー、チェンジアップもかなり有効。
真っ直ぐというよりムービングファストボールのような感じで、これでファールを稼げたりゴロを打たせるようだともっと楽な投球が出来るはず。
本人もまだ「100%ではない」ということだが、この日のような投球が出来ればどのチームと対戦しても結果は出せる。
とりあえず、ローテ入りに大きく前進。


●S.スペンサー・・・★★★★☆

これまでの散々な評価を覆すようなアピールぶりで3安打。
それよりも驚いたのが全力で走れたこと
やたら脚を痛めたり何かとキャンプ中から騒がしかったが、これだけ走れたということはもう大丈夫なのか?

そして打撃面、来日前の情報では対左投手の打率が低いというのが引っ掛かったが、この日のように球をよく見て引き付ける打撃を心がければ、投手の左右も関係なくなる。
日本で成功する外国人打者の特徴のひとつに「打つポイントを近くして詰まりながらでもセンター中心の打撃が出来るかどうか」というのもあるが、スペンサーの第1打席のヒットを見ると、その片鱗を少し垣間見ることができたのは確か。
もしレギュラーシーズンでもこういう打ち方が出来るのならそれなりの数字を残せるだろうし、仮にそうなればこれまでおちょくってきたことを素直に詫びたいと思う。
ただ、時期的に相手バッテリーも打つポイントを探ろうとしている段階だし、実際本番では責め方ももっと厳しくなる。
それでもこの日のような打撃内容なら、彼のことを「もっと見てみたい」と思えるようになったのも事実。
あしたのスワローズ戦では守りにも就くようだし、それを含めてじっくり観察したい(ちゃんと中継してくれるかなぁ・・・?)。


●A.シーツ・・・★★★★☆

この人に関してはほぼ心配無用。
第1打席の二塁打も低めの球を上手く芯で拾っており、確実性の求められる3番にはうってつけの存在。
捕邪飛で一塁からタッチアップを試みるなど、アグレッシブさというか貪欲さも他の選手にとっていいお手本。
あまり張り切りすぎてケガだけはせんといてや!


●桜井広大・・・★★★☆☆
K.Sakurai

3回に先制の一発を左中間へ豪快に叩き込む。
甘い真っ直ぐだったが、こういう失投を見逃さない嗅覚も彼に備わった魅力。
思い切りのいいスイングとパンチ力こそ彼の売りであり、またなかなか他の選手にはないもの。
順調に成長していってほしい選手だ。
そのあたり実戦経験を積ませるためにも、今年あたり一軍に置いといてもいいと思う。
右の代打1番手の存在として十分期待できるだけの力はある。

あとは内角への対応と守備力の向上が課題。
あのおぼつかないスローイングでは常時出場はムリ。
故障した右ヒジとの相談となるが、打撃同様思い切って投げられるよう早い完治を望む。


●藤川球児・・・★★★☆☆

真っ直ぐ、変化球とも申し分ないキレ。
セットアッパーとして今年はしっかりやってくれそう。
もちろん本塁打厳禁やで!


●片岡篤史・・・★★★☆☆

8回裏に代打で登場、決勝の走者一掃逆転二塁打を放つ。
相手投手・横山の不調もあったが、ここ一番の集中力はさすが。


●藤本敦士・・・★☆☆☆☆

8回裏、無死で一塁に赤星の場面、ここでは這いつくばってでも転がさねばいけないところ
それをポコ~ンと打ち上げてしまう始末。
結果的にポテンヒットにこそなったが、こういう打撃をしているようでは2番打者として大いに不満。


●鳥谷敬・・・★☆☆☆☆

対左投手になると、まだかかと体重で腰の引けたスイングになってしまう。
吉崎から打ったセンター前ヒットにしても、コースの甘さを考えれば左中間を破るくらいでないと・・・。


●的場寛一・・・★★★★★

去年やった右肩痛を前日の楽天戦で再発させ、開幕絶望。
またこの時期にケガか・・・。
何とも言いようがないわ。

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Mar 10, 2005

タテジマはやはり聖地に映える

a.Nohmi's interview
E|010 000 000|1
T|020 001 11X|5
9日 オープン戦(甲子園)


今回の中継は大阪毎日放送の担当だったのだが、開始1時の試合を2時から放送し、なおかつ3時までの1時間だけ。
予想通り、ダイジェストもなく本中継も試合途中から途中までと、なんともストレスの溜まる放送内容に終始してしまった。

そんな中途半端な中継するくらいならはじめからサンテレビに任せとけ!

・・・と言いたいところだが、毎日放送のラジオで試合開始から3時半まで頑張って中継してくれたので、許してやろう。
ま、ちゃんと観たけりゃケーブル繋げってことやな(でもサンテレビがあるし)。

そんなこんなで、中継が始まったときにはすでにマウンド上には2番手の下柳。
能見クンの投球内容を観たいなぁと思っていたら、イーグルス4番・ロペスの一発のVTRが。
ロケットボールじゃないのに、軽々と左翼席中団まで運ばれてたねェ。
やはり、球質は軽いんだろう。
右打者へのクロスファイアーがシュート回転すると怖い球になってしまう。
ただ、その失投を見逃さなかったロペスも立派。
球種が豊富な投手にはなかなか真っ直ぐ一本に絞って打つのは難しい。
そのあたり読みの深さに長けているのか、それとも単に「1,2の3」だけの打者なのか・・・?
いずれにせよ、イーグルスにとってこの長距離砲の存在は非常に大きなウエートを占めるだろう。

話を能見クンに戻すと、これまでで最長の4回を投げて4安打で、失点は一発のみ。
走者を背負っても併殺で切り抜ける冷静なマウンド裁き。
開幕ローテ入りは確実に決まった

ちなみに上の画像は中継内でのインタビューでのものだが、ファンへのメッセージをしっかりカメラ目線で答えていた。
なんか芯の強さを感じたよ。
即戦力という枠を超えて、頼れる一人前の投手の雰囲気やね。
間違いなく大物になるぞ、彼は!


一方ベテランの下柳も、安定した投球で2回無失点。
初実戦でもあって、多少抜け気味の球もあったが、それでもない外角に散らせて的を絞らせない投球はさすが。
年齢的に1年間バリバリってわけにはいかんだろうけど、自分の役割はしっかり果してくれそうかな。


打線は10安打で5得点。
キャンプで注目された、鳥谷と的場が無安打とやはりお疲れモード。
あと、某新助っ人も3タコか。
ま、初の対外試合ってことで大目に見てやるけど、なんか元気がないというか体にキレがないというか・・・。
本番で火を噴いてくれりゃそれでエェんやけど、結局死火山のまま途中帰国なんてこともありえそうやなァ。
まぁ、頑張ってくれや。

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Mar 06, 2005

4月3日のチケット獲っといてよかったぜ!

Nohmi


 T|100 000 200 |3

Bs|100 000 012x|4

5日 オープン戦(スカイマーク)


5日の対バファローズ戦、さっそく仕事から帰って録画していた関テレの中継を観ると、神戸は雪!
大阪は全然降ってなかったのに。
時折吹雪くほど、投手にとって厳しいコンディションの中、トラ投手陣は安藤能見ブラウンと先発ローテを争う3人が登場。
その中でも注目はもちろん新人クン。
タテジマを着ての実戦を観るのは初めてなので、じっくりと観させてもらったが、これがまたスゴイ。
まさに寒さも吹き飛ばす熱い投球で2回を無安打と、開幕ローテもガッチリ手中に。
いくらアマチュアで経験豊富とはいえ ―オープン戦というのを差し引いても― プロのマウンドでこれだけ堂々と自分の投球が出来る新人はそうはいない。


●能見篤史・・・★★★★★

第一印象としては、とにかくマウンド度胸がいい
2回で3三振のうち、内角直球の見逃し三振が2つ
彼の持ち味のひとつでもあるクロスファイアーだが、この精度が抜群。
それも相手の主軸、ブランボーから奪ったのが光る。
あの角度で決められては、確かに右打者は手が出ないし、バットに当ってもフェアゾーンに飛ばないだろう。
その右打者の懐をえぐる真っ直ぐが彼の生命線だが、彼自身それをよく解っているし、そのぶん捕手もリードしやすく、球を受けてて楽しかったのではなかろうか。

もう一つ大西から三振をとったが、これは外のシンカー気味のチェンジアップを振らせたもので、これもまたいい高さから落とす絶妙なコントロール。
内への真っ直ぐを意識すると、どうしてもあのコースにはバットが届かない。
対右打者にとって相当有利な武器になるのは間違いない。
各球団のスコアラーも、ただの要注意マークだけではすまないほどのインパクトを感じたはずだ。
どのチームも初めての対戦では苦労するだろう。

さらに彼の特徴は、球を持つ腕を隠しながら投げることによる球の出どころの見にくさ
そのぶん、各打者もじっくり球を見極めたい心理がはたらき、初球からガンガン打ってくることも少ないだろうから、早いカウントからストライクを取れるのも有利に働きそう。
しかも、どの球種でもカウントを稼げ、なおかつ勝負球にも出来る強みがある。
ホントよくタイガースに来てくれたと心底感謝したい。
敵として対戦したら、トラ打線は手も足も出ないんじゃなかろうか

中継内のインタビューで「まだ甘い球もあったし、70点の出来」と少し謙遜気味だったが、確かに甘めに入った真っ直ぐをファールにこそなったが、大きい当りをされたシーンもあった。
本人もそれをちゃんと理解しているし、まだ「球のキレを増したい」と更なるパワーアップを期待させている。
次の登板もその辺に注目だが、願わくばセ・リーグとの対戦は本番までとっておいてほしいな

今回の結果でローテーション入りはほぼ確実と言ってもいいだろう。
気が早いかもしれないが、個人的には井川、福原に次ぐ3番手の見方をしている。
スワローズには古田、ラミレス、宮本といったタイプの異なる右の強(巧)打者が揃っているので、彼らとの対戦が今後の能見の活躍を占う試金石になるのではないか。

あ~今から胸騒ぎがする。
開幕3戦目、能見篤史の勇姿をこの目に焼き付けるぞ!
岡田さん、もう決めちゃいましょうよ


●安藤優也 J.ブラウン・・・★★★☆☆

能見クンのおかげですっかり影が薄くなってしまったが、2人ともまぁ、それなりの投球はしていたか。
安藤は初回から大事にいこうとしすぎたのか、なんともテンポが悪い。
そのくせ、失点したガルシアの犠飛は初球から簡単に真っ直ぐを高めに放る始末。
慎重にならなアカンのはそこやろう!
あと、シュートを投げるときに少し手投げになる感じが見受けられる。
それだと打者にとっても恐怖感がなくなるので、もっと自信持って腕を振れるようになってほしい。

ブラウン初めて観たが、良いのか悪いのか、これが精一杯なのかつかみどころがないなぁ。
阿部真に一発を喰らうほど球威がないのか、球質が軽いのか。
「トラのマダックス」というほど緻密な制球力は感じないし。
雰囲気的には、数年前にいたカーライルを彷彿とさせる(「彷彿」って普通褒め言葉だよな)。
まぁ、あらためて再度観ないとわからんが、今回はアピールというには物足りんかったぞ。


打者陣は中継内でほとんど映されてなかった。
とりあえずシーツ関本が2安打ずつと、順調そうで何より。
それより、能見クンをじっくり観られたので満足やわ。


*関連記事

阪神・能見2回0封3奪三振!23球のワンマンショー (サンスポ)

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Mar 05, 2005

トラだけ『内野手5人制』ってなわけにはいかんのか

K.Sekimoto


      L|000 102 000| 3

T|305 200 21X|13

         
3日 オープン戦(鳴門)

オープン戦3試合目にして、ようやくユッタリとTV観戦。
・・・といってもきょう観たのだが。
きのうサンテレビで録画しておいたのだが、放送時間の2時間半の間では6回までが精一杯。
正直、サンテレビで試合途中切りなんてはじめて見たぞ
もう少しライオンズ投手陣が試合を引き締めてくれりゃ、ラッキーセブンくらいまでは拝めたろうに。
ま、愚痴ってもしゃーないか。


●関本健太郎・・・★★★★☆

初回の先制3ランアーチも圧巻だが、3回のタイムリーが流れの上で大きかったし、ああいう場面でしっかり走者を還す意識を持った打撃が出来るのは素晴らしい。
打順なりの打撃が出来る器用さは去年でも証明されているが、この日は4番として申し分ない働き。
彼をベンチに置いておくのはあまりにもったいないが、かわりに誰を下げるのかもこれまたアタマの痛いところ。
内野のレギュラーは現段階では5人としか言えない。


●桜井広大 的場寛一・・・★★★★☆

ともに2安打、3打点の活躍。
両者タイプは違うが、ともに持ち味を発揮して仕事キッチリ。
3回に右越えタイムリー二塁打を放った桜井は、おっつけても大きい打球が飛ばせる力は魅力。
開幕ベンチはほぼ手中だろうし、交流戦での指名打者候補だろう。
的場に関しては言うことなし。
開幕スタメンの夢も十分手の届くところにある。


●赤星憲弘・・・★★★★☆

4打席全て出塁し2盗塁、そして3得点。
彼が塁に出て打線がリズムをつかむ典型的な試合展開。
シーズン中もこの日のように、じっくり四球を選べるようになれば、さらにいやらしい攻撃が出来るようになる。
そのためにも、彼の後を打つ打者とその役割を早く明確化してシーズンに臨んでいって欲しい。


●鳥谷敬・・・★★☆☆☆

やはりキャンプからの疲れがピークに達しているのか、下半身が相当ヘバってるように見える。
強引に引っ張る打撃に終始したが、しっかり自分のポイントで捕まえているのは今年の彼の成長。
何とか2安打で格好はつけた。


●江草仁貴・・・★★★☆☆

先発で3回無失点。
結果だけ見れば素晴らしいが、3四球のほかにも3ボールになるケースが多く、観ていていつ崩れるかヒヤヒヤもんだった。
それでも何とかまとめてきたところに成長を感じたが、打たせて取るタイプが先発で成功するためには、ムダなボール球をもっと減らさんと。
せっかく右打者のヒザもとへ角度よく決まる真っ直ぐがあるんだから、それを軸にもっと早いカウントで有利に立てることが出来るはずなのにもったいない印象を受けた。
本人もその点を反省しているようなので、次の登板では変化球の制球をもっと良くするように。


●橋本健太郎・・・★★★☆☆

2番手で1回1失点。
実戦の投球を初めて観たが、見た目以上に打者が打ちにくいタイプなのだろう。
この日の真っ直ぐは140㌔弱だが、長身から腕が遅れ気味に出る分打者もタイミングが取りづらそうだった。
いきなり先頭の後藤に放り込まれたのはご愛敬か。
その後も浮ついた印象もなく、なかなか堂々としたマウンド裁き。
低めにビシッと真っ直ぐが決まるようになると十分戦力として使えそうで、面白い投手が出てきた。


●吉野誠・・・★★★☆☆

中継が切れたので、彼の登板は観られなかったが、投球内容から判断すると一昨年の力が戻ってきたようだ。
スリークウォーター気味に腕を上げたことで球威が増したようだが、彼にとって必要なのは何より自信
開幕までに何とか結果を出し続けて、自分自身を取り戻してくれ。


●ダーウィン・・・★☆☆☆☆

こちらも初めて観たが、あのフォームでは打者から見てタイミングは取りやすそう。
上手くヒジを使えないので、球速の割りにキレを感じない。
ソコソコ変化球は低めに決まっていたので、いかに真っ直ぐを見せ球に変化球で打ち取れるかだが、今のままではとてもじゃないが上では使えない。
更なる進化を望む。

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Mar 03, 2005

甲子園チケット狂騒曲

3月1日からの甲子園観戦チケット一斉販売。
無事にお目当ての試合のチケットを取れた方も、そうでない方もまことにオツです。

そんな我輩も例にもれず電話攻勢

・・・そしてようやく、2日目にして繋がった!!

おぉ、マジかよ、マジだぜ

当初の希望通り、5月15日の対イーグルス戦のオレンジシート計3枚をゲット!

う~長い戦いだったよ。

もっと別の試合も獲りたかったが、日曜くらいしか行けないのと、何とか確保できてホッとしたのでとりあえずこれで満足。
・・・ってゆーか、何枚も買えるほどゼニがないし。
そういえば、交流戦では復刻版ユニフォームで戦うというのが泣かせる。
我輩が物心ついて野球を観だしたのも、ちょうどこのユニの頃。
楽しみやねぇ。


ともあれ、今年のトラ戦観戦予定は4月3日の開幕3戦目と上記の計2試合。
時間的、金銭的に余裕が出来ればもっと行けるかな?

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Mar 02, 2005

プロ野球開幕1ヶ月前企画 '05年トラ開幕オーダー予想

気がつけばきょうから3月。
2月は後半から仕事に追われたり、所要で関東方面に出向いたりでこのブログも20日以降ほとんど更新してなかったな。
そんなこんなでオープン戦が始まってたようだが、戦跡はここまで1勝1敗。
でも全然観てないからわからん(録画するのも忘れる始末)。
頼りは他のタイガース関連ブログやスポーツ紙。
そこから情報を集めてみると、どうも投手陣がピリッとしないようだねぇ。
OP戦初戦先発の杉山は早くもローテ争いから脱落したりとか、新助っ投ダーウィンも得意のナックルチェンジを活かしきれずに、まだまだ進化しきれてないだとか。
ともあれ、2戦目に先発の藤田太陽が3回を2四球無安打と、開幕ローテ候補に一躍名乗りを挙げたようでこれは嬉しい限り。
まだ長いイニングを投げていないので楽観は出来ないが、彼が先発で顔を出してくると投手陣のやりくりが楽になってくるからねぇ。
今年こそは怪我に泣かされずに、1年間頑張ってもらいたいぞ!

打者陣では的場がキャンプからの好調を持続している模様。
土曜日のOP戦でバックスクリーンへ一発を放つなど、相変わらずのハッスルぶり。
今のままなら開幕ベンチは確実だろう。
変に助っ人に頼るよりはいいかもしれない(なんかまたどっかヤッたらしいな、スペ公)。
唯一野手で心配なのは矢野。
まだ回復が思わしくないようで、実戦復帰も3月中旬以降となると開幕スタメンも微妙になりそう。
あらためて、野口の存在が大きくなってくるよなぁ、こうなると。
当然、地代の捕手育成も急務になってくるわけで、オープン戦前半は若手捕手にとって熾烈な競争になるだろう。
その中でアピールできたものが第3捕手として開幕ベンチに入れるだろうけど、なかなか第3捕手となると試合に出しづらくなるので試合経験をつませないといけないうえでも難しいところ。
このへん上手く併用できるかどうか、監督の手腕も拝見したい。


なんか前置きが長くなったが、ちょうど開幕まで1ヶ月ということで、唐突だが開幕オーダーを予想というより予言)してみることにした。
皆さんもそれぞれの考えがおありだろうが、あくまでここは主観を排除して、岡田監督の構想を前提に予想してみることにする。


      1番  中  赤星
     
      2番  二  藤本
     
      3番  一  シーツ
     
      4番  左  金本
     
      5番  三  今岡
     
      6番  右  桧山
     
      7番  捕  矢野
     
      8番  遊  鳥谷
     
      9番  投  井川


無難な予想やなぁ~とかいう声が聞こえてきそうな。
いや、岡サンならこういう組み方をするだろうと(ジグザグ打線になってるし)。

1番・赤星と、クリーンナップ、そして開幕投手はすでに決まりだろうけど、その赤星と主軸をつなぐ2番打者が難しいな。
緻密なサインに応じた打撃や小技を必要とする一番重要な役どころだけに、はたして藤本に勤まるかどうか・・・。
それよりちゃんとバント練習してんのか、フジモンよ?
去年は失敗してるシーンしか思い浮かばんけど大丈夫なのかな。
とにかく2番打者は、赤星の脚を最大限活かすためにどれだけ我慢の打撃が出来るか、そしていかにいい形でクリーンナップにつなげることができるかという、非常に高いレベルの打撃内容を要求されることとなる。
去年の後半でいい形を作っていた関本の2番も捨てがたいだろうが、いずれにせよ藤本と関本との争いになるだろう。
最後まで誰がおさまるのかわからない。


ちなみに個人的な希望をボソッとな。

      1番  中  赤星
     
      2番  捕  矢野
     
      3番  右  桧山
     
      4番  左  金本
     
      5番  三  今岡
     
      6番  一  シーツ
     
      7番  遊  鳥谷  
     
      8番  二  藤本
     
      9番  投  井川


ま、ありえんだろうけど。

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